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【銀島壮志が鮮烈デビューを飾るも仙台に勝ち越しを許す…】ゼビオFリーグ 2015/16 第33節 ヴォスクオーレ仙台×アグレミーナ浜松

‪2015年12月19日(土)‬

結局、浜松プチセントラルも小田原セントラルも日記がかけていませんが、今年のうちに最終節のことは書いておきたいなぁ。残念ながらプレーオフには届かなかった浜松にとっては1月2月はオフシーズンなので、書き残しは来年ゆっくりと…σ(^_^;)

11位と12位の逆天王山となったこの対戦。前節の勝利で既に最下位脱出は確定しているものの、今季仙台とはお互いアウェイで1勝ずつを重ねた1勝1敗。たとえ11位は決まってるとはいえ、12位のチームに負け越して終えるわけにはいきません!!


浜松はこの試合直前に加入が発表された23.銀島壮志選手が早速のメンバー入り(*1)。いままで九州リーグでプレーしていたということで、前知識がほとんどありませんが一体どんな選手なのか?


アグレミーナ浜松→DELIZIA磐田→ヴォスクオーレ仙台と移籍した内野選手。今季3戦目にしてついに古巣との対戦が実現。


※素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って会場まで通い夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。


ゼビオFリーグ2015/2016 第33節 ヴォスクオーレ仙台 vs アグレミーナ浜松

ヴォスクオーレ仙台 4-3 アグレミーナ浜松

仙台得点者:12.佐々木、12.佐々木、18.藤山、5.久光
浜松得点者:9.松浦、23.銀島、11.曽根田


浜松のベンチメンバーは5.大野、7.和久田、9.松浦、10.剣持、11.曽根田、15.野嶋、16.須藤、17.田中(智)、18.小池、21.岩﨑 22.田中(充)、23.銀島。8.松本、20.石黒を怪我で欠きこの日もGKは一人体制。16.須藤の出場停止が明け、新加入23.銀島もメンバー入り。前節からは12.石野、6.萩原が外れた。


ホセ新監督が就いてから若返りの進む仙台。30歳を超える選手は2.米山、5.久光、10.狩野新の3人(浜松は7人)


前半:仙台に2点先行を許す浜松、後半追い上げなるか!?


浜松のスターティング5はGK21.岩﨑、FP5.大野、16.須藤、18.小池、22.田中充。

立ち上がりは浜松がチャンスを演出する。16.須藤のロングパスに抜け出した18.小池がGKと1対1に持ち込み、シュートをはじかれたところさらに自ら詰めるが、これはポストに弾かれゴールならず。


20.石黒の負傷によりこの日もGKは21.岩﨑ひとり体制。身体を張ったセーブが持ち味だが怪我には気をつけてほしい。

その後はセットは5.大野、7.和久田、9.松浦、10.剣持、22.田中充、そして23.銀島から4人を組み合わせた1stセットはと、11.曽根田、15.野嶋、16.須藤、17.田中智、18.小池の2ndセットで展開していく。序盤は浜松がボールを多く保持し、チャンスを演出。しかし決定打を打ち込むことができない。


23.銀島は前半の早い時間からピッチに送り出され早速のFリーグデビューを果たす。が、いきなりのセントラルの舞台に緊張の色は隠せず…前半は堅いプレーが続いた。


9分に9.松浦が繰り返し違反でイエローカードを受けると浜松はファウルカウントが早くも4つに。そしてこのあたりから見計らったかのように仙台のカウンターが鋭さを増してくる。


更に、守備でここ最近攻撃だけでなく守備でもチームを引っ張っていた10.剣持がコーナーキックの守備で8.藤本と交錯しふくらはぎを痛め負傷交代。この後、剣持は試合に出ることはできなかった。


すると前半17分、右サイドで落としのパスを受けた仙台10.狩野のミドルシュートをセグンドで詰めた12.佐々木が押し込み仙台が先制。さらに、18分にはその12.佐々木が右サイドでシュート、ブロックに入った11.曽根田の股の間を抜けてゴールニアサイドに決まる。岩﨑、コースは切られていると思って反応が遅れたか?

立て続けに失点し、2点ビハインドとなった浜松。この2失点時のセットは11.曽根田、15.野嶋、17.田中智、18.小池。そして相手右サイド(浜松左サイド)からのミドルシュートは前節の16.岡田→3.安嶋のゴールと同じ形。


LUZクルー3人衆を基軸とし、11.曽根田、18.小池を組み合わせたテクニカルなセット。もちろん、一人一人は間違いなく良い選手で今の浜松の主力だ。保田監督の目指す攻撃の形を一番体現出来るセットなのだろうとは思うが、しかし2試合で3点連続やられているのは守備面に何か問題を抱えていると言わざるを得ない。


前半はこのまま0-2で終了となった。最終節を勝利で飾りたい浜松、後半に追い上げることができるか!?


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後半:銀島壮志のデビュー戦ゴールで追いついた浜松だが仙台に突き放される

10.剣持の負傷もあって後半はセットの組み合わせを一時変更し、5.大野、8.松本、16.須藤、22.田中充でスタート。


すると立ち上がりすぐ後半1分、コーナーキックから5.大野の低いパスを中央で受けた9.松浦がダイレクトで流し込んでゴール。


さらにその直後に交代で入ったばかりの23.銀島、左サイドライン際でボールを持つと、12.佐々木をまた抜きで躱し、さらにGK冨田の股を抜くダブル股抜きゴールのゴラッソで同点!!


23.銀島、なんとFリーグデビュー戦で初ゴールを決めて見せた!!!


前半はプレーに堅さの見えた銀島だったが、このゴールで緊張が解けたか後半は何度かドリブルで仕掛けるなど持ち味を見せた。



後半開始からたったの90秒で同点に追いついた浜松、逆転を目指しふたたび攻撃に勢いを取り戻し始める。しかし、後半11分に自陣で痛恨のミス。仙台の前プレに気圧された15.野嶋が最後尾での横パスを11.井上にカットされ、中央への折り返しを18.藤山に押し込まれ失点。勝ち越しを許してしまう。


さらに15分、中央の14.内野から右サイド11.井上へ。そしてそこからのライナー性のシュートパスに身体ごと飛び込んだ5.久光がゴール!

またも右サイド…そしてこの時のセットは7.和久田、11.曽根田、15.野嶋、17.田中智だった。


ふたたび2点ビハインドとなった浜松は4分を残して11.曽根田をGKに据えたパワープレーに移行。最終節まで曽根田のゴレイロ姿を見ることになってしまったか。


セットはGK11.曽根田に15.野嶋、16.須藤、17.田中智、18.小池のまさにLUZプラスなセット。曽根田の縦抜けをスイッチに5人が目まぐるしく動き回る高速パワープレーで、田中のシュートを曽根田が押し込み1点を返す。


しかし、反撃はここまで。残り十数秒というところでは曽根田がペナルティエリア外でボールをキャッチする痛恨のハンドを冒してしまい最後のチャンスを相手ボールに。がっくりと肩を落としながらタイムアップのブザーを聞いた。


仙台は最後の最後にホセ監督体制で初勝利。6月の湘南戦以来、実に半年ぶりの勝利でリーグ最終戦を飾った。


はぁ…

アグレミーナ浜松、リーグ戦で初の連勝を成し遂げることはできず。また11クラブすべてのチームに対して対戦成績を勝ち越すことができませんでした。


最下位脱出は成し遂げたものの、12位仙台との勝ち点差はわずかに2。この試合で勝っていれば8だったわけで、その受ける印象の差はやはりかなり大きいです。はっきり言ってまだまだ50歩100歩ですね…


試合後、サポーターからコールを受ける内野選手。浜松にいた頃よりもずっと逞しくなっていました。


聞けば古巣との対戦に向けてかなり気合いを入れて調整していたようです。自陣最後尾からのカウンターで30m以上のドリブル突破を見せるようなシーンも。



それでも、銀島選手がデビュー戦で初ゴールを決めることができたのは好材料でした。終盤、点を取られても取り返すことはできるようになってきた浜松。リーグ戦は終わり、ここからしばらく試合がない中で、守備をテコ入れして3月の全日本選手権では今度こそ代々木ラウンドへと進出を決めてほしいです。


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