2016年11月13日(日)
土曜は東京で関東女子リーグ、日曜は静岡で東海女子リーグ…静岡県の3チームを観戦してきました。なんだか最近すっかり女子フットサルのひとです。Fリーグも中断明けから早8試合を消化。最近ようやく観戦に行き始めてはいるのですが、観戦記は全く追いつかずですσ(^_^;)
※素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って会場まで通い夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。
東海女子フットサルリーグ2016 第7節
2016.11.13 sun 富士市立富士体育館
公式試合記録
第1試合 スポパラDFUT WINGS 5-1 FALCO GIFU F.S.LADIES
第1試合は東海リーグ参入初年度ながら勝点12で4位につけるDFUT WINGSと、
勝点5で7位のFALCOの対戦。いつも人数ギリギリのイメージがあるFALCOだが、今季はベンチ入り人数を10人以上確保できているようだ。
お互い攻撃のシステムはピヴォを置いた3-1を、守備ではハーフまで引いてのゾーンを軸としており、お互いの戦術がある意味で"噛み合って"しまった。守備側はとにかく引く、攻撃側は練習した通りのスタートの型にまず持っていくことが第1選択肢となった結果、互い違いに攻撃をゼロからスタートするターン制のようなゲーム展開が続く。それでも、引いて守る相手を緻密なパスワークでどう崩すか…のような攻防が見られるならいいのだが、プレッシャーの少ない中でのパス回しにもまたミスが目立ち…多少スピード感に欠けるゲームだったというのが正直な感想。
しかし個の技術で優るのは大学サッカーまで経験している選手が多いDFUTの方か。試合は前半に8.緒方、9.大石がゴールを決めて2-0とDFUTリードでの折り返しとなる。
ハーフタイム、DFUTメンバーに指示を出すのは元サッカー日本代表平野孝監督。この日はアシスタントコーチのアグレミーナ浜松・保田監督は不在だった。チームの練習があったのかもしれない。
DFUTの10.窪田選手、初めてプレーを見たが足下のテクニックはかなりある。怪我を押しての出場だったようだが、かなり目立っていた。
後半、すこしペースを上げたDFUTが再三のチャンスをつくるが、GKの好守もあってなかなかゴールが決まらない。すると試合も終盤に差し掛かった35分、FALCO 9.鍵山のゴールで1点差に詰め寄られる。
しかしこのゴールで火がついたか終了間際に8.緒方、そして10.窪田が2ゴールと連続追加点を挙げて試合は5-1で終了。DFUTはFrontierをかわして暫定3位につけたものの、UNIAO、gangとの対戦は既に終了しているため、この2チームがこの日勝利すれば優勝はおろか地域チャンピオングリーグ出場枠2位以上もかなり厳しい状況となる。
技術だけでなく、気持ちの面も含めて質の高いプレーを見せ続けたのはDFUT 9.大石選手。本気が伝わる選手は応援したくなる。
第2試合 member of the gang 3-2 golrira shizuoka
ここまで6試合負けなし勝点19で2位につけるgangと、
2勝3敗1分で6位のgolriraの対戦。UNIAOを追いかけて優勝争いをするためには絶対勝利が欲しいgangだが、ここでgolriraが勝つと2位争いはかなり面白くなる。
立ち上がりにまず攻勢に出たのはgangだったが、少ないチャンスを活かして先制したのはgolrira。右サイドからの7.鈴木のシュートがニアサイドを突く。
しかしすぐさまにエース・19.榎木園のピヴォ当て反転シュートでgangが追いついて1-1。
その後もgangが主導権を握り、前半はほとんどの時間をgolrira陣内で展開される苦しい状況が続いたが、ゴレイラ1.丸山選手のファインセーブもあって前半は1-1のまま終了。
そして後半キックオフしてわずか19秒、8.堤のゴールでgangに逆転を許してしまうが…
30分には3.池田のゴールでgolriraが振り出しに戻す！！
このまま引き分けで終わるかと思えた38分、19.榎木園の再びのゴールで逆転勝利を決めたgang。無敗をキープし、次節UNIAOとの天王山へと挑む。
小池良平監督不在のgolriraで選手兼任コーチを務めていた18.小畑選手。
左足からの鋭いダイアゴナルパスでカウンターの何度もチャンスをつくっていた。
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第3試合 Frontier FC 2-5 UNIAO Ladies
Frontierにとっては選手権東海大会のリベンジマッチ。さらにここで負ければ優勝の可能性が完全に潰えてしまう。地域CLでもう一度全国へ挑むために、是が非でも勝ちたい一戦。
今シーズン7戦全勝。さらに全国での成長を示したいUNIAO Ladies。
試合前のGK練習で女性選手相手に強烈シュート打ちまくってご満悦の曽根田監督（笑）どうやらひざのリハビリは順調な様子。
Frontierのホームゲームということもあってか、先の2試合とは明らかにテンションが違う。序盤からお互いに激しいプレスの応酬を繰り広げ、攻守の切り替えも激しい。やはりフットサル観戦はこうでなくては、と思わせてくれる一戦。
試合展開もまずはFrontierが6.山川のゴールで先制すると、
UNIAOが19.江本のゴールで追いつき、
さらに3.石垣がゴール。先制されてからたったの3分で逆転に成功する。
しかし、前半終了間際の18分にFrontierが2.鈴木のゴールで同点に追いつく。取って取られて2-2と、スコアとしても内容としても互角で前半を折り返し。
ベンチから大声で指示を出していたFrontier FC 曽根田監督。今季は怪我のため、まだアグレミーナ浜松の選手として闘う姿を観ることができていなかったので貴重な姿。
優勝への望みをつなぐには絶対に勝利が欲しいホームチームFrontierが、首位UNIAOに食らいついていた前半だったが、後半はUNIAOの大きな特徴であるゴレイラ16.杉山の存在が光る展開となった。
立ち上がりこそ前半に続いて互角の展開となったが28分に全日本選手権得点王の8.森本がGKからのロングボールを女子フットサルでは珍しいヘディングでゴールへ沈めると、
31分にはまたもUNIAOに追加点。GK杉山のゴール前へのロングフィード、10.桑田と相手ゴレで競り合った結果、ボールがゴールへこぼれて4点目。
更に試合終了残り2秒というところ、またまたGK杉山16からゴール前のロングボールを14.巽が頭で逸らしてダメ押しゴール！！
結局、後半決まったゴールはすべてUNIAO。7戦全勝で首位をキープ。Frontierはホームで悔しい逆転負けとなり、この敗戦によって優勝の可能性は消滅。ただし2位gangとの直接対決は残しているため、地域CL出場2位以内にはまだギリギリで可能性が残るか？
Frontier FCの8.稲葉恵子選手。前線からのアグレッシブなプレスに身体を張った守備。ひさびさの観戦だったが最近見た中では一番身体が切れていたのでは？再三の接触プレーであちこち痛めながらも最後まで気を張ったプレーを見せた。
第4試合 蹴球小娘 3-0 NASPA四日市レディース
ここからの2試合は観戦せず。結果だけ見れば、順調に得点を重ねた蹴球小娘が今季初勝利を挙げる。終盤、パワープレーで逆転を狙ったNASPA（そこだけ見た）だったが、得点を挙げることができずいまだ勝ち星なし…
第5試合 Belli Ragazze 0-1 atadura
愛知県チーム同士の対決。今季昇格組ながら2勝2敗3分とイーブンな戦績を積み重ねているベリラガに、atadulaが残り2分、意地の決勝点で勝利。勝ち点を6に伸ばして6位golriraに並んだ。残留争いを一歩リード。
東海リーグを観るのは10ヶ月ぶり2度目でしたが、ここ最近見てきた全国トップレベルの女子フットサルと比べると…正直なかなか厳しいぞ😥がんばろう東海！がんばろう静岡！！
それでも第3試合のFrontier vs UNIAOは面白かったな。RUCKの抜けた東海リーグ、ぜひ全国での経験を積んで強くなったUNIAOが引っ張っていってほしい。そして他のチームも好きにやらせないように切磋琢磨して、それでリーグの地域のレベルが上がっていくはず(๑•̀ㅂ•́)و✧
帰り際に食べた富士吉原名物つけナポリタン (๑´ڡ`๑) 元祖のお店が売り切れだかなんだかで食べられなかったので、向かいにあったやたらオシャレなカフェバーで！なんかあんましナポリタンっぽくないけどwこれはこれでうましo(^-^)o
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参考記事
東海リーグ 第7節結果 | FALCO GIFU F.S.レディースブログ
東海リーグ結果！ | MEMBER OF THE GANG LADIES
東海リーグ 7節 負けられない戦い | ichinomiyaseikatuのブログ
東海リーグ第７節 ☆結果☆ | フロンティア
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