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【速報レポート】JFA 第27回全日本フットサル選手権 神戸会場 1回戦

2022年3月12日(土)


第27回全日本フットサル選手権がいよいよ開幕!アグレミーナ浜松がなぜか神戸会場になってしまったので、ひさしぶりのグリーンアリーナ神戸にやってきました。


デウソン神戸が浜松アリーナにいて、アグレミーナ浜松がグリーンアリーナにいるという謎な振り分け。新型コロナウィルス感染拡大防止を考えたら、例年通り地元でやらせてもらったほうがいい気もするのですがなぜに今年に限って…


会場では日本女子フットサルリーグ・アルコ神戸の選手たちが運営のお手伝いをしていましたよ。手指消毒に検温、座席登録と感染対策もバッチリです。


素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って現地まで足を運び夫婦で一生懸命撮った写真です。引用の際には出典の明記とサイトリンクをお願いします。無断での転載・転送はご遠慮ください。


【速報】第27回全日本フットサル選手権 神戸会場 1回戦

第1試合 バサジィ大分 vs ソルプレーサ

バサジィ大分 10-3 ソルプレーサ

大分得点者:23.芝野、23.芝野、17.小門、11.森村、3.野口、3.野口、23.芝野、3.野口、5.滝澤、16.パカット
ソルプレーサ得点者:14.仁科、7.金澤、14.仁科

公式試合記録



先制はバサジィ、キックインから23.芝野のゴール。しかしすぐに14.仁科のゴールでソルプレーサが同点に追いつく。


ところが、直後にバサジィが勝ち越し点を上げると連続ゴールでF1の貫禄を見せつける展開に。どんなにリードを広げても、ベンチからは「下がるな!」と伊藤監督の檄が飛びプレス強度を落とさせない。


しかしソルプレーサもなかなか食い下がる。第1ピリオドの終了間際には7.金澤がゴール。キックオフの時にはあえてエンドを交代していたソルプレーサ、後半のパワープレーを見据えてか?



第2ピリオドキックオフからソルプレーサは7.金澤をGKにパワープレーに打って出る。やはり彼を左サイドに配置するためにコイントスでエンドを変えたのだろう。


しかしバサジィに連続パワープレー返しを受けて一気に点差を広げられてしまった。


7点差にまでリードを広げたバサジィは、矢澤に代わって入ったGK橋野をあげて逆にパワープレーを仕掛けて時間を稼ぐ。ソルプレーサはこれを奪って1点パワープレー返しを決めるも反撃はここまで。


結局大量10得点を挙げたバサジィ大分が完勝。明日の2回戦へと駒を進めた。


第2試合 ヴィンセドール白山 vs クレセールフットサルクラブ

ヴィンセドール白山 1-4 クレセールフットサルクラブ

白山得点者:4.伊藤
クレセール得点者:9.安藤、48.日永田、48.日永田、8.太見

公式試合記録


元Fリーガーを多数擁するクレセールフットサルクラブと、2部とはいえ正真正銘Fクラブとして負けるわけにはいかないヴィンセドール白山の一戦。


展開としては互角の様相。コーナーキックからクレセールが先制すれば、ヴィンセドールはカウンターからのゴールで同点に追いつく。


しかし元アグレミーナ浜松、日永田祐作のゴールでクレセールが勝ち越し、1点をリードして試合を折り返した。



第2ピリオドは立ち上がりから1点を追う白山が攻勢を強める。プレス強度を高めてクレセールの好きにプレーをさせない。


しかし10分を過ぎても同点ゴールをあげられないでいると、徐々に流れはふたたびクレセールへ。日永田が追加点をあげて3-1。


点差を広げられた白山はパワープレーを開始するが、残り5秒というところでパワープレー返しのカウンター。江口学から太見寿人へのファー詰めゴールが決まる。


4-1とリードを広げたクレセールがFクラブを倒して2回戦へ進出。


第3試合 ボルクバレット北九州 vs アグレミーナ浜松

ボルクバレット北九州 5-4 アグレミーナ浜松

北九州得点者:27.津田、2.高橋、2.高橋、18.青、2.高橋
浜松得点者:81.田中、99.児玉、7.山桐、16.須藤

公式試合記録



ひさしぶりのF1チームとの対戦、立ち上がりは北九州の圧力に押し込まれ気味の浜松。しかし相手の横パスをカットした10.巽がGKと1対1のチャンスをつくると、3分にも続けて高い位置でボールを奪った81.田中のゴールが決まってなんと先制は浜松!


そこから10分近くリードを守っていた浜松だったが、11分には8.松本が股を抜くパスを通されてしまうと逆サイドに飛び込んだ27.津田がゴール。北九州に追いつかれてしまう。


いつもであればここから崩れてあっという間に逆転されてしまうパターンが多い浜松だが、今日は集中を切らさず13分には14. 川辺のシュートを弾かれたところに詰めた99.児玉がゴール!

今回はしっかり決めポーズを忘れなかった児玉風河、このゴールで浜松が勝ち越し2-1。今シーズン1番とも言える集中を見せ続ける浜松。ベンチからもよく声が出ている。やればできるんだから最初からやりなさい!


しかし15分、北九州のプレッシャーを受けて16.須藤からGKへ戻すパスがミスになった。これをカットされて2.高橋にゴールを決められる。

第1ピリオドはこのまま2-2の同点で折り返し。正直言って神戸まではるばる応援に来たサポーターでさえも驚く大健闘だ!しかしフットサルは前半引き分けで勝点0.5がもらえるスポーツではない。重要なのはもう20分後のスコアだぞ!!


第2ピリオドキックオフ。浜松にとって鬼門の後半立ち上がり、北九州にかなり攻め込まれたが失点することなく耐え切ることができた。


すると25分、16.須藤のロングシュートがDFに跳ね返ったのを拾った7.山桐がDFを1枚かわしてゴール。ふたたび勝ち越しに成功!喜び方が地味だぞショーゴ!!


しかしそのわずかに1分後、コーナーキックからゴール前への折り返しに飛び込んだ2.高橋のゴールが決まって試合は3度目の同点へ。


34分には北九州のゴレイロ鈴木がパワープレー気味にパス回しに参加したところへ、16.須藤が懸命に足を伸ばしてパスカット。このボールがそのまま無人のゴールへ。浜松、ツキも味方にした3度目の勝ち越しゴール!


だが37分にはピヴォ当て落としのパスを受けた18.青のシュートがゴール左上隅に突き刺さる。これで4度目の同点劇、なんという試合だ!


4-4のまま迎えた試合終盤、5.鷲北の魂のディフェンスが、北九州に6つ目のファウルを誘い第2PKをゲット!しかし16.須藤のシュートは惜しくもポストに弾かれてゴール右へ逸れた…

浜松が突き放せば北九州が追いつく。40分では決着がつかず、勝負の行方は延長戦へともつれこむ。間違いなく今シーズンベスト、もしかしたらこの10年でもベストの試合かもしれない。こういう試合を浜松アリーナでやりなさい!!



延長戦は前後半5分、第2ピリオドのファウルカウントがそのまま引き継がれる。北九州は1回でもファウルをすれば浜松に第2PKを与えてしまう状況が続くが決してプレスの強度を落とさない。

ゴレイロ三浦のロングシュートは相手に弾かれるが、これはしっかりとクリアーしてボールを切る。10.巽のドリブルシュートは北九州•10.安嶋がスライディングブロック。逆にもう絶対だめだと目を覆いたくなるようなピンチもあったが、これは20.磯田がよく守った。


そうして迎えた延長後半残り31秒、No.2 高橋健の魂のファー詰めゴールが決まりついに北九州が逆転。浜松のパワープレーを押さえて死闘を制する。


49分29秒もの間、北九州にリードを許すことはなかった浜松。しかし最後の最後に力尽きた。「いい試合だった」だけでは終われない。結果こそが欲しかったのは誰よりも選手たちだったはずだ。


第4試合 ポルセイド浜田 vs オーパ

ポルセイド浜田 0-4 オーパ

浜田得点者:なし
オーパ得点者:24. 吾郷、11. 遠藤、9.小堀、23. 奥橋

公式試合記録


激闘の関東予選を勝ち抜いたオーパが、その勢いのままに4得点を挙げて“F喰い”を果たす。浜田は10分に渡ってパワープレーを仕掛けたが、1点も返すことはできなかった。


元浜松の大屋モントロエンヒ選手。攻撃的フィクソとしてかなり長い時間出場機会を得ていた。


1回戦全試合結果

JFA 第27回全日本フットサル選手権 1回戦、神戸会場の試合結果はこちら。

他会場も含めた全試合結果はこちら。

神戸会場では翌日3/13(日)の2回戦に

11:00〜
バサジィ大分 vs クレセールフットサルクラブ

13:30〜
ボルクバレット北九州 vs オーパ

が開催される。


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