2015年5月30日(土)
ホーム連続開催の2日目、アグレミーナは浜松アリーナに強豪バルドラール浦安を迎えました。
1日目第5節 浜松vs仙台戦はこちら。
http://labola.jp/diary/1826875017
この日の前座試合、丸岡RUCKレディース vs スポパラDFUT WINGSはこちら。
前日の仙台への敗戦にファンやサポーターも落胆が大きかったのか、この日は土曜日にも関わらず、入場者数は金曜ナイターの前日よりも少ない839名。 それでも、試合後には大きく注目される試合となりました。ただし、悪い意味で…
このブログは個人の観戦記です。同じものを見ていても同じように見えるかはわかりません。同じように見えていたとしても、同じように感じるかはわかりません。
ゼビオFリーグ 第6節 アグレミーナ浜松 vs バルドラール浦安
試合結果
アグレミーナ浜松 3-7 バルドラール浦安(前半 1-4)
公式試合記録
浜松得点者:15.野嶋、18.小池、11.曽根田
浦安得点者:9.星、9.星、4.深津、オウンゴール、8.加藤、5.小宮山、15.浅野
連戦2日目の浜松は12.石野が外れ7.和久田がメンバー入り。7.和久田、8.松本、9.松浦、10.剣持、11.曽根田、14.蓮池、15.野嶋、17.田中智、18.小池、20.石黒、21.岩﨑、22.田中充の12名。
浦安はこの日が初戦。4.深津が今季初のメンバー入り。
【前半】
殆どのチームに負け越している浜松ではあるが、浦安は特に鬼門中の鬼門。個人的には、下手すると名古屋オーシャンズよりも苦手でいつも打ちのめされてしまう印象がある。
いやな予感は当たり、なんと開始から3分足らずで今季40得点を宣言しながらも開幕戦以来ゴールのなかった9.星がいきなりの2ゴール。さらに1分後には4.深津にも復活弾を決められ、なんと集合写真撮影から自分の席に戻るまでに3失点という不名誉な記録を更新してしまった…
浜松はたまらずタイムアウトを取り、GKを20.石黒から21.岩﨑に交代。敗けが込む浜松とはいえ、ゴレイロがノックアウトされての交代はあまり記憶にはない。F参入1年目の第4節まで遡るのではないだろうか?(その時の相手も浦安だったなぁ…)
予期せぬリーグ戦初出場となった若きゴレイロ。何度かポストに助けられるような場面もあったが、チームはなんとか落ち着きを取り戻し、21.岩﨑自身も自らの持ち味である攻撃参加を見せる場面もいくつかあった。
しかし15分、なおも攻撃の手を休めない浦安。右サイドで9.星と15.野嶋が1対1で対峙。内側へカットインしシュートを狙う星に対し、打たせまいと野嶋がスライディング。しかしこのとき、野嶋の身体と床の間に、星の右足が挟まれてしまったように見えた。
当然ファウルとなり野嶋にはイエローカードが出されたが、星は足首を押さえ悶絶し起き上がることができない。一時試合は中断し、星は担架でベンチ裏…ではなくそのまま会場の外へ。どうやらそのまま病院へ直行となったらしい。怪我の程度はまだ発表されていないがこの日はもうアリーナへは姿を見せず、その後6/1から予定されていた 日本代表合宿への参加は辞退 している。
星が担架で運び出されると試合は再開し、直後に左サイドから浦安のキックイン。反対サイドのため選手が重なって見えなかったがチョンドンのシュートもしくはキックインからの直接のシュートパス?これが浜松DFにあたりコロコロと力なくGKの脇を抜けてゴールへ。オウンゴールで失点し、あっけなく4点差に。
その直後には15.野嶋が右サイドを個人技で抜け出すとそのままシュート。これが決まって1点は返したものの、正直目の前で何が起きているのかついていけないまま前半が終わってしまった。
【後半】
同じ3点差でも0-3と1-4では精神的に違うはず。切り替えて追い上げを図りたい浜松。さっそくカウンターから3対1の形に持ち込み、14.蓮池がシュートを放つもGK税田に防がれる。
すると27分、日本代表候補の8.加藤に追加点を許す。ボール奪取から手数をかけずに思い切りよく打ったミドルシュートが決まってしまう。
このゴールのあたりから浜松は選手も観客も気持ちが切れてしまったように感じる。痺れを切らした21.岩﨑がハーフまで上がりミドルシュートを放つもこれはGKにキャッチされ、パワープレー返しこそ決まらなかったが、直後に左右に振られてどフリーの小宮山がファー詰めで決めて6点目…
試合時間はまだ10分以上残っている。そんなとき9.松浦が相手DFの脚を蹴ってしまったようでファウルを取られ、これが浦安ベンチの目の前だったためベンチ全員で猛抗議。 自分には言い合う声は聞こえなかったが、売り言葉に買い言葉があったようで試合は数十秒ほど中断。 野次る浦安サポーターを6.荒牧選手が指笛を吹いていさめるようなシーンもあった。
結局、お互いにイエローカードが出されて試合は再開したが、直後に15.浅野に決められてついに1-7。
そこから浜松は9分以上を残して11.曽根田をGKに代えてのパワープレーに出る。
税田の2度目のパワープレー返しが外れたところでタイムアウトを取った浜松。この後は少し気を持ち直したか、パワープレーの攻めに集中を取り戻し16分には18.小池が右サイドからファーへミドルシュートを突き刺す。
だが直後には15.浅野にパワープレー返しを狙われ、これを阻止しようとアフター気味に突っ込んだ22.田中充がファウル。大きく浮かせた浅野のシュートはゴールに吸い込まれたが、先に笛が鳴っていたためこれはノーゴールに… これにも米川監督は猛抗議。
自分もこの判定には違和感を感じたが、米川監督は「アドバンテージでゴールを認めるか、笛を吹いたなら決定機阻止でレッドカードが妥当」と試合後会見でもなお主張していた(参考記事参照)
浜松は試合終了6秒前にも11.曽根田がシュートパスをファーで押し込み3点目を決めるが時すでに遅し。 3-7と大敗し、開幕から泥沼の6連敗となってしまった。
あれからしばらく経ったけど、この試合の感想はやっぱり変わりませんでした。変えるのも変だと思うし。
( `・Д・)」<ホームでくそみてぇな試合しやがって!金返せバカヤロー!!
もちろん、選手ひとりひとりに会えば「また見に来ます。頑張ってください!」と声をかけたし、その気持ちも嘘じゃありません。でもこの日はぼくが浜松アリーナで見てきた中では最悪の試合だったこともやっぱり誤魔化しちゃいけないよな、と思います。
ただ、勝てなかったからそう言ってるんじゃない。6連敗したから怒ってるんじゃない。7失点したから最悪なわけじゃないんだよ…
「勝った負けたのその前に、ぼくたちはアリーナに何を観たくて行くのだろう?」1年目からずっと問い続けている言葉に、もうちょっとで答えがもらえそうな気がしてた。結果が出ないなかで頑張りつづけるのはしんどいけど、それでも"継続"の先にしか道はない。
そりゃ全試合ではないけれど、3年間ずっと見てきた。これからも見てるから。がんばれ、アグレミーナ浜松。
※素人の撮ったヘタクソな写真ですが、それでもお金と時間を使って会場まで通ったから撮れる写真です。無断での転載・転送はご遠慮願います。
参考記事
<第6節>攻守で実力差 (静岡新聞)
http://www.at-s.com/sports/detail/1174200582.html
★大量7得点を奪った浦安が勝利もエース・星が負傷…《浜松vs浦安》(Fリーグモバイル)
http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=204433
★保田監督「申し訳ない試合をした」《浜松vs浦安》(Fリーグモバイル)
http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=204446
★剣持「質の違いを感じた」《浜松vs浦安》(Fリーグモバイル)
http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=204447
★7発快勝も米川監督「勝って一番嬉しくない試合」《浜松vs浦安》(Fリーグモバイル)
http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=204448
★小宮山「今日は絶対勝ちたい試合だった」《浜松vs浦安》(Fリーグモバイル)
http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=204459
★シーズン初先発のGK税田「勝ち点3を取れたので合格点」《浜松vs浦安》(Fリーグモバイル)
http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=204449
Fリーグ第5節 vsアグレミーナ浜松(米川監督ブログ)
http://www.snrs.tv/masaoyonekawa/post-983/
小宮山友祐「AWAY2連戦」
http://ameblo.jp/yusukekomiyama/entry-12034942422.html
荒牧太郎「ファールの仕方」
http://ameblo.jp/taro-futsal/entry-12034853299.html
星翔太選手 Facebook
https://www.facebook.com/shota.hoshi/posts/810600872350892:0
にほんブログ村