日本女子フットサルリーグプレ大会第2節

2016年10月10日(月祝)

仙台遠征の3日目。今回は3日とも見たい試合に会いたい人が盛りだくさんでなかなか観光はできませんでしたが、それなりに地のものは食べられたかな。

これは土曜の朝に塩竈の水産物仲卸市場で食べた「勝手丼」。市場で自分の好きなネタを買い歩き、ごはんとみそ汁のセットを買って自分で好きに盛り付けるオリジナル海鮮丼です。盛り付けのセンスはいまいちでしたが美味かった！

仙台に来たらばこれだけは外せない牛タン。今回は元浜松で現仙台の内野脩麻選手リコメンドで「牛タン若」。せっかく開店待ちしたので数量限定の霜降り牛タンをオーダー。贅沢な肉厚のタンはこりこりしてるのに脂が染み出るジューシーさ。おなかいっぱいになったらぜひ向かいのSuperSports XEBIO仙台泉中央店でお買いものしましょう♪

ところで、土・日の2日間試合を見ながらつぶやいていたツイートで、もっとも注目を集めたものがふたつありました。

このオールスターゲームで紅一点の中田麻衣子さん。元なでしこリーグ・岡山湯郷Belle。 #ゼビオFリーグ #オールスター #F撮り pic.twitter.com/RPdovGzkV9
— ひろ (@hiro_16ban) 2016年10月8日

ひとつ目はFリーグオールスターのエキシビションマッチに紅一点で出場した元なでしこリーガー（岡山湯郷Belle）にして“ヴォスクオーレ仙台の美人すぎる広報”こと中田麻衣子さんのツイート。

日本女子フットサルリーグ開幕節第3試合、UNIAO ladies 0-6 arco-iris KOBE、前半終了。終了間際にも7.平井が連続ゴールを決めてなんと前半だけで6得点…arco-iris強し！ #nadeshiko_f pic.twitter.com/6ZAPdrdqdc
— ひろ (@hiro_16ban) 2016年10月9日

もうひとつは昨日、日本女子フットサルリーグで2得点を決めたarco-iris KOBEの7.平井佑果選手。昨年までは中学校の先生をしていたみたいで、教え子と思われるみなさんの反響が凄かったです。平井先生、大人気(笑) 反応があるとわかってからarco-irisのツイッターアカウント（@arco_irisKOBE）と意識的にヒモ付けして何度か呟いておいたけど…これをきっかけに女子フットサルやarco-irisに注目してくれたらいいなぁ〜(^-^)

リーグ戦に話を戻すと、さすがに祝日とはいえ月曜日、昨日よりさらに観客はまばらか…サッカーでもJリーグとなでしこリーグの観客数の差は1〜2万人と1〜2千人。つまり10倍の差があるわけで、とするとFリーグが2000人集まれば御の字という状態ではこんなものなのかもしれません… が、リーグとしての告知があまりにもなさすぎますよね。日本女子フットサルリーグとしてのツイッターアカウントすらないわけですから。第3節名古屋ではもう少しマシになるかな、と思いましたが大きくは変わらずでした。うーん、もったいない。

前日の第1節観戦記はこちら

日本女子フットサルリーグ参加6チームの紹介記事はこちら

※素人が撮った下手くそな写真ですが、お金と時間をつかって会場まで通い、夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。

日本女子フットサルリーグプレ大会第2節

2016年10月9日(日) @宮城県/ゼビオアリーナ仙台

【第1試合】府中アスレティックFCプリメイラ 1-7 福井丸岡RUCK（前半1-2）

公式試合記録

この日のRUCKのゴールマウスを守るのはキャプテン浅野に代わって16.鵜飼。

前日、SAICOLO相手に1点差にまで追いすがった府中AFCプリメイラ。やはりこの日も都リーグで見たときよりも断然いいと感じる。強くなるのに必要なのは、強い相手と戦う機会ということか。

そんな成長著しい府中が前半11分に先制。決めたのは10.船附。ルーズボールを懸命に追いかけ、追いつきアシストした16.鎰谷の諦めないプレーも素晴らしかった。

しかし取られてもすぐに取り返すのがRUCKの強さ。14分には先ほどの失点に絡んだ7.田中がミスを帳消しにするミドルシュートで同点に！

さらに15分、11.小林のゴールでRUCKが2-1に逆転し前半を折り返す。府中はただでさえ人数が少ない中で14.長岐、21.桜庭が痛んでおり後半に不安が。

後半はRUCKのゴールラッシュに。まずは23分に9.北川のシュートのこぼれ球を押し込んで2.横山のゴール。続いて、25分に11.小林がこの日2点目を決めると、

まだまだ勢いの止まらないRUCKは30分に19.山川がGKスローからキレイな反転シュートを決めれば、

31分には7.田中が2日連続でコーナーキックからのミドルシュートを決めた。

更に、北信越リーグ最終節でもハットトリックを決めた14.前田がゴールを決めて7点目。

このあとRUCKは10.池内、14.前田、19.山川、18.北嶋というオール中学生の「U-15セット」を投入。ゴールこそならなかったが勢いを見せた。

若さとパワーを見せつけたRUCKが府中に反撃を許さず、大量7得点で2連勝を飾った。

【第2試合】バルドラール浦安ラス・ボニータス 2-3 arco-iris KOBE（前半0-2）

公式試合記録

これも注目のカード。リーグ序盤に強豪との対決が続く浦安だが、連敗はなんとしても避けたい。関西女王にどう挑むか！？

しかし前半1分、早々に先制はarco-iris。キャプテンで日本代表の9.関灘がゴール。

5分にも7.平井がゴール前で味方のシュートのコースを変えて追加点！平井先生、2日連続ゴール！！

日本女子リーグが開幕してここまでの60分間、何度もポストに嫌われながらもノーゴールの浦安。まずは1点がほしい！

しかし22分、右サイドからのキックインからチョン・ドン・ファーで17.藤田のファー詰めゴールが決まる。これで3点差。

それでも29分には4.四井がスライディングで飛び込む魂のゴールで1点を返す。ようやく生まれたゴールに思わず叫ぶ。

続く34分、ペナルティエリア内でバウンドボールがDFの手に当たりarco-irisがPKを献上。これを6.田中が決めて浦安が1点差にまで迫る！まだまだここから！手を叩いて仲間を鼓舞するキャプテン。

勢いを増す浦安の追撃にバタついてきたarco-irisがタイムアウト。たったの1ゴールがもたらす流れ、勢いというものはやはりある。

だがしかし浦安の激しい追い上げもあと一歩及ばず、3-2でarco-irisが逃げ切りタイムアップ。RUCKと同じく2連勝。

【第3試合】SAICOLO 5-1 UNIAO Ladies（前半4-0）

公式試合記録

日本女子フットサルリーグ開幕2連戦の締めくくり。SAICOLOはメンバー3人を入れ替え総力戦で2連勝を目指す。

前半8分にUNIAO GK16.上杉が足下へのシュートをトンネルしてしまい、記録は9.安のゴール。だがSAICOLOは先制したものの、単調な攻撃が相次ぎなかなかリズムよく攻めることができない。繋ぐことを意識しすぎて消極的になった前日の反動だろうか、今度は個人で持ち込んで強引にシュートを放つ場面が目立った。

前半15分、8.高橋ゴールで追加点。このゴールのあたりから少しずつ連動した動きも出てきたか。

2点ビハインドのUNIAOだが、GKが前に出ていたところへDFがバックパスをしてしまい、ボールは無人のゴールに…

更に7.加藤の強引なシュートが2人のDFに当たってコースが変わりゴール。スコア上はSAICOLOの4-0リードだが、まともに決まったのは8.高橋の1点のみ。選手たちにも笑顔はなく、なんとも微妙な空気で前半は終了。

arco-iris相手に6失点したとはいえ、前日には集中した守備を見せていたUNIAOからは考えられないような失点が相次いだが、後半は切り替えて集中を取り戻す。すると、鋭いカウンターを何本か見せてSAICOLOゴールに迫るUNIAO。一方のSAICOLOは4点もリードしているにも関わらず、どこか焦っているようなチグハグした印象。後半の選手たちの表情だけを見ていると、どっちが勝っているのか分からないと思うほどだ。