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【浜松が葛飾に逆転勝利で4位浮上!7戦負けなし】Fリーグ2022 Div.2 第12節 リガーレヴィア葛飾×アグレミーナ浜松

2022年11月20日(日)


リガーレヴィア葛飾とのアウェイゲームで駒沢屋内球技場へやってきました。Fリーグのセントラル開催がなくなって久しぶりの駒沢。特に浜松にとっては、ここで試合をするのは入れ替え戦以来となる因縁の地です。


この日は葛飾としながわシティの共同開催のため、浜松の試合はちょっと遅めの16:00キックオフ。しながわ vs 浜田をお昼ごはんを食べながら文字通り高みの見物。いや〜、しながわやっぱり強いわ。いくら浜松が後半戦で上向いてきたといっても、ここから追いつくのはやっぱり厳しいか…?  


なんて言って諦めてたら何も始まらない!いま目指すべきはとにかく目の前の1試合1試合をしっかり勝って、順位をひとつでも上へ。そしてチームが少しでも成長すること。しかし葛飾の応援席は真っ赤に染まってなんだか強そうだ…💦


浜松の応援席だって、統一感はあんまないけどチームを応援する気持ちでは負けてないはず(๑•̀ㅂ•́)و✧ って、なんかひとり知った顔がいるぞ…!?



素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って現地まで足を運び夫婦で一生懸命撮った写真です。引用の際には出典の明記とサイトリンクをお願いします。無断での転載・転送はご遠慮ください。


Fリーグ2022-2023 ディビジョン2 第12節 リガーレヴィア葛飾 vs アグレミーナ浜松

2022.11.20 sun 16:00 駒沢オリンピック公園屋内球技場 (入場者数 474名)

試合結果

リガーレヴィア葛飾 3-4 アグレミーナ浜松

葛飾得点者:28.江本、9.森岡、14.米谷
浜松得点者:7.山桐、18.石川、10.巽(優)、7.山桐

公式試合記録

試合動画




浜松と同じ勝点14、得失差で上回り5位につけている葛飾。前回対戦では浜松が勝利しているが、向こうも同じ相手に2度負けないよう対策してきているはずだ。


開幕から4連敗を喫したものの、その後ここまで6戦負けなし。4勝4敗2分で勝点14の浜松。今日のメンバーは1.三浦、5.鷲北、6.萩原、7.山桐、9.柳、10.巽(優)、11.生駒、12.川本、13.ギレルメ、16.須藤、18.石川の11名。

石川颯が4試合ぶりに復帰となったが、前説試合中に頭を打ってしまったNo.32 巽翔矢は大事を取って欠場となった。


第1ピリオド:互いにセットプレーで1点ずつをあげ同点で折り返し


キックオフ。浜松のスターティングファイブはGK13.ギレルメ、5.鷲北、10.巽(優)、12.川本、16.須藤。

32.巽(翔)にかわって須藤がファーストセットに繰り上がり、セカンドセットは前節と変わらず6.萩原、7.山桐、9.柳、11.生駒。怪我明けの18.石川はスポット的な出場となった。

2週間前、白山での対戦では浜松が勝利しているが、葛飾も当然同じ相手に2度負けたくはないはず。

そんなことは特にこの男のプライドが許さないだろう。フットサル界のキング・森岡薫が序盤からガンガンシュートを狙ってくる。前回はボールをキープし、周りを使うことが多かったのでそれだけ気合の入りようを感じる。


マンマークを担当するのは今回もNo.5 鷲北一輝だが、他の選手にブロックされてマークをスイッチせざるを得ないシーンも多かった。しかし、それだけ鷲北のマークを嫌がられているということだろう。


仙台戦に続いてこの試合でも浜松は相手の前からのプレスを真っ向から受けて、クアトロでのパス回しで回避することにこだわった。

この試合に勝つことだけを考えたら、頻繁にGKを上げて相手のプレスラインを押し下げるなど2週間前にやったことを繰り返した方が可能性は高いのかもしれない。それでも調子の良い今だからこそ、浜松は成長しながら勝ちを目指すことを選んだということか。


しかしいきなりそう上手くはいかない。立ち上がりは葛飾に押し込まれ、何本もシュートを打ち込まれたがこれをGKミヤモトギレルメがファインセーブで守る。

5分にはフリーキックからのセットプレー、4.碓井に強烈なシュートを打たれるがギレルメがきっちりとセーブ。

しかしセカンドセットが2回り目に入る頃には浜松も徐々にチャンスをつくり始める。11.生駒のシュートが相手ゴールポストを直撃すれば、素早いリスタートから新加入の9.柳もゴールを狙う。


だが先制したのは葛飾だった。10分にコーナーキックからのパスを森岡がピサーダで流すと、最後は28.江本がシュート。


失点後も葛飾の圧力に押し込まれ気味になってしまった浜松は、15分にタイムアウト。取らされた形ではあるが高橋監督の判断は素晴らしく、そこからは少しリズムを取り戻し始める。


すると17分、こちらもセットプレーから同点ゴール!決めたのはNo.7 山桐正護!!ゴール右上隅に突き刺す完璧なコース。

互いにセットプレーから1点ずつを決めて同点での折り返し。後半、“自分たちのフットサル”を貫いて勝つのはどっちだ!?


第2ピリオド:タツミ、ハヤテ、そしてショーゴのパワープレー返しで浜松が逆転勝利!


1-1で迎えた第2ピリオド、立ち上がりのピンチをGKギレルメのナイスセーブで凌ぐと、カウンターから浜松のチャンス。9.柳からのパスを7.山桐がシュート、更にこぼれたところを6.萩原が連続シュートを放つが跳ね返されてしまう。


その後は葛飾のチャンスが続くが、これを集中したディフェンスで耐え凌ぐと、27分にはNo.18 石川颯の復活ゴールで浜松が逆転!そしてどの写真でもいちばん喜んでいる16.須藤(笑)


逆転した勢いに乗りたい浜松だったが、32分にはついにこの男にゴールを許す。9.森岡の得点で再び同点に。


これだけ体勢が崩れている中でシュートを決めきるのはさすがのひとこと。このゴールで追いついた葛飾が逆転目指して更に攻勢を強めてくる。


葛飾の圧力に押され気味の浜松。しかしピンチが一転してチャンスに変わる。これがフットサルの怖さであり面白さだ。

GKを上げたパワープレー気味のパス回しが葛飾のプレッシャーで自陣ゴール前まで押し戻されると、バックパスのできない苦しい状況から16.須藤が逆サイドへ起死回生のロングパス。


ショートカウンターのチャンスと前がかりになっていた葛飾、浜松はこれをダイレクトで前線に繋ぐと裏のスペースで待っていた10.巽(優)が豪快にシュートを決める。

No.10 巽優太は神戸戦でのハットトリックから5試合で7得点、これが今季10点目で現在得点ランク2位タイ。ここまで来たら目指せ、F2得点王!


勝ち越されてしまった葛飾、ホームで負けるわけにはいかないと26分にタイムアウトを取ってパワープレーを開始。

しかしこの葛飾のパワープレーに7.山桐が完璧なパワープレー返しを見舞う。浜松4点目。

感情を爆発させる山桐。18歳で浜松に加入して6年、本当に逞しくなった。


その後、パワープレーから14.米谷に1点を返されるものの葛飾 3-4 浜松で逃げ切り試合終了。接戦を制した浜松が葛飾に2戦2勝、これで7戦負けなしだ。




もうサポ席から催促する必要もありません!勝利の大ジャンプバンザイをどうぞ🙌🙌🙌


でもね、この試合のおじさんの涙腺ポイントはここです。葛飾のパワープレーから守る時間帯のベンチの振る舞い。

いままでフウガや、ゾットや、エフドゥみたいなチームにやられてきたときに、相手チームの“ベンチ力”を正直羨ましく思う時もありました。勝ったことも、7戦負けなしも、4位浮上も嬉しいけど、この光景を浜松ベンチで見られたことがなによりも嬉しいのよ🥲


※Fリーグ公式サイトよりスクリーンショットで引用

さぁ、この勝利で浜松は広島と葛飾をかわして4位に浮上。2位仙台との勝点差は2pt.をキープしています。

次は3日後のホームゲーム浜田戦。選手もサポーターもきつかった5連戦の最終決戦。浜浜ダービーを制して必ずや今季ホーム初勝利を٩( ᐛ )و


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