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【F2リーグ初のセントラル開催はホーム北九州の勝利】Fリーグ2019/20 Div.2 第3節 ボルクバレット北九州×アグレミーナ浜松

2019年7月21日(日)


台風5号の影響が心配される中でしたが、はるばる来たぜ北九州!Fリーグ Div.2の第3節はF2リーグとして初めてのセントラル開催。

しかもアグレミーナ浜松の対戦相手はホームチームにしてリーグ2位のボルクバレット北九州。F2を優勝し1年でのF1復帰を目指す浜松には超大事な試合、行くっきゃないということでのぞみに揺られること4時間半。え、4時間半で着くの?新幹線はやい…🚅

2連勝を飾ったホーム開幕戦の様子はこちら。



さすが九州の玄関口、小倉駅はめちゃでかい立派な駅でした。周りの商店街も結構栄えてますね!


この土日はちょうど小倉祇園太鼓の本祭りがあるみたいで駅ではこんなパフォーマンスが。天気さえよければ小倉城まで歩いてお祭り見たかったなー。


ランチには「小倉鉄なべ餃子」を頂きました。昼ビールは電車旅の特権です😁円形に並べられた餃子は見た目は浜松餃子に似てますが、九州らしくたっぷりニラの入ったパンチのある味とお店で手づくりで捏ねている存在感のある皮が特徴的でした。



台風の影響で風は強いし、餃子食べすぎておなかはパンパンだし、ぼくたちにしては珍しく早めにホテルにチェックインしてゴロゴロとゆっくり休憩。翌朝、やってきました北九州市立総合体育館。幸い、移動する時間にはちょうど雨が止んでくれていて助かった!


F2リーグ全8チームが一堂に会する初めてのセントラルの開幕です!!


第1試合 デウソン神戸 0-4 広島エフ・ドゥ

前半8分に味方シュートのこぼれ球を倒れこみながらループシュートで決めた11.小松遊斗選手のゴールで先制すると、後半にはキャプテン29.三島光太郎選手の2ゴール、更に12.佐々木諒選手の第2PKが決まって広島エフ・ドゥが4得点。デウソン神戸のパワープレーも寄せ付けず無失点で完勝。

広島は勝点を6に伸ばし、上位3チームを追いかけます。


第2試合 ヴィンセドール白山 0-11 Y.S.C.C.横浜

今シーズンのヴィンセドール白山を率いるのはかつて選手としてアグレミーナ浜松でプレーした中島涼太監督。ベンチに立ってもやはりアツい漢!そして両チームのゴールマウスを守るのはやはり元浜松の大野克選手、鈴木陽太選手という浜松オールドファンには胸アツな展開となった第2試合。

ただ、試合展開としては横浜のワンサイドゲームとなってしまいました。キャプテンの8.宿本諒太選手はパワープレー返しも含めて4得点、元湘南の2.高橋健選手も2得点、GKの鈴木陽太選手までがパワープレー返しでゴールを挙げるなど、大量11得点の横浜が完勝。


しかし、これだけの点差になったのはヴィンセドール白山が最後まで戦い挑み続けたからこその結果でもあります。「選手としては行けなかったけど、久しぶりの浜松アリーナたのしみにしてますよ」試合後、スタンドまで来てくれた中島監督と久しぶりに話すことができました。


第3試合の前に九州らーめんで腹ごしらえ

さて、続く第3試合はいよいよアグレミーナ浜松の出番。と、その前に腹ごしらえを。


悪天候の中でも屋台を出してくれた九州らーめん山小屋さん。まさかフットサル会場でこんな本格的なとんこつラーメンが食べられるなんて大満足です(๑´ڡ`๑) ⁦


体育館が大きいのであまり入ってるように見えませんが、ボルクバレット北九州vsアグレミーナ浜松の試合には1,467人と今季F2リーグの最高記録となるお客さんが駆け付けました。浜松にとっては圧倒的アウェイ感の中、キックオフ!


※素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って会場まで通い夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。


‪Fリーグ2019/2020 ディビジョン2 第3節 北九州セントラル第3試合 ボルクバレット北九州 vs アグレミーナ浜松‬

‪2019.07.21 sun 14:30 北九州市立総合体育館(観客数 1,467人)

試合結果

ボルクバレット北九州 4-1 アグレミーナ浜松

公式試合記録

北九州得点者:9.横山、20.清水、20.清水、14.ウーゴ
浜松得点者:55.中村(章)



昨シーズン3位のボルクバレット北九州はF1経験者を多く擁し、間違いなく今季優勝候補の一角。横浜、浜松とともに開幕2連勝で現在第2位。


同じく2連勝しているものの得失点差で第3位の浜松。オーシャンカップで負傷した5.鷲北一輝が復帰し、メンバーはGK2.伊名野、24.河原田、FP5.鷲北、6.萩原、8.松本、9.松浦、11.中村(友)、12.山桐、16.須藤、19.名倉、20.日永田、22.野嶋、55.中村(章)の13名。


前半:中村章の“恩返し弾”で浜松が先制!


浜松のスタメンはGK2.伊名野、6.萩原、11.中村(友)、20.日永田、55.中村(章)。セカンドセットに5.鷲北、8.松本、16.須藤、22.野嶋。前節復帰を果たした8.松本に続き、オーシャンカップで負った怪我から5.鷲北が戦線復帰。


F2での戦いはすべて初対戦の相手ということもあり、ここまで立ち上がりは相手の出方を確認してきた浜松。この試合でもまずはハーフに引いて北九州の攻撃を受けて立つ展開となる。するといきなり北九州にビッグチャンスを作られるが、相手シュートはGK伊名野がしっかりと弾き出す。

北九州はやはりこれまでの相手と比べるとディフェンスの強度レベルが1ランクか2ランク高い。しかしそこはF1の舞台で闘ってきた浜松、互いにファウルが嵩む展開になっても比較的落ち着いて戦えていたように感じた。


北九州のプレスに手を焼いていたアグレミーナ浜松だったが、前半11分にはセットプレーから先制ゴール!


コーナーからのボールをヘディングで押し込んだのは、去年までボルクバレット北九州に所属していた55.中村章だ!!


先制点を挙げたものの1点ではまだ安心できない浜松。北九州が5ファウルになったタイミングで19.名倉を投入。スピードある動きで前線を掻き回し、6つ目のファウルを誘う作戦だったのかもしれない。


早いタイミングで若手を含めたFP全員をピッチに送り出し、要所のセットプレーではタイムアウトを取るなど、この日の浜松ベンチは積極的に動いていた。それでも追加点を挙げることはできず、1-0で前半を折り返す。

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後半:立ち上がりの失点で集中力を失った浜松はF2で初の逆転敗け…

開幕からここまで2連勝の浜松だったが、最終スコア的には完勝でも内容としては決して余裕があったわけではない。失点するタイミングによってはそのままずるずると崩れてしまう心配もあった。そしてその不安はこの試合、ついに的中してしまう。


後半キックオフしてすぐの21分、左コーナー近くからの折り返しにファーポストで合わせたルーチャイこと9.横山巧のゴールで北九州が同点に追いつく。F1時代から常に課題視されていた立ち上がり間際の失点だ。


更に22分、またもコーナーキックからの北九州の攻撃。一度目のシュートのこぼれ球を20.清水にハーフボレーで決められて北九州に逆転を許す。F2で初めてリードを許す展開となると…


27分には、右サイドキックインからのパスを受けた20.清水にきれいな反転シュートを決められてしまい2点差に。思えば2018年の全日本選手権で下位カテゴリのフウガドールすみだバッファローズに敗れたときも、清水誠也にハットトリックを決められた。やはりこの男は浜松の天敵だったか…!?


2点差を追う浜松をさらなるトラブルが襲う。13.山元不在のなかで守備の要として活躍していた6.萩原が接触プレーで負傷し交代。気づけば後半の途中から20.日永田も怪我を負いベンチに姿がなかった。


試合時間を6分強残したタイミングで、浜松は11.中村(友)をGKに置いてF2で初めてのパワープレーに出る。パワープレーから3回ほど惜しいチャンスをつくったが、最後の最後でタイミングが合わず。得点を挙げられないまま時間が過ぎていく。


すると後半残り1分というところ、どうにも覇気を感じられなくなってきた浜松のパワープレーから前プレでボール奪取した北九州が、14.ウーゴのゴールで4点目を決める!

試合はまもなくタイムアップ。ボルクバレット北九州がホームでの初セントラル開催を開幕3連勝で飾り、Y.S.C.C.横浜とともに勝点を9に伸ばした。



「全勝優勝」を誓った次の試合でいきなりの黒星を喫してしまったアグレミーナ浜松。侮るなかれF2リーグと言ったところでしょうか。

北九州は確かに強かったけど、今日の浜松はぼくたちのよく知るアグレミーナ浜松だったかな… 勝ってる時に雰囲気がいいのは当たり前。逆境でいかに自分を、チームを盛り立てて”一体感”を出せるか。"勝者のメンタリティ"を手に入れることができるのか。そうでなければ、もしF1に上がったとしてもまたすぐに戻ってきてしまうでしょう。

今回は負けてしまったけど、飛行機で、電車で、フェリーで、遠い場所にみんながそれぞれ集結する遠征旅行って楽しいね。次の試合はすぐそこだ。気を引き締め直して残りをぜんぶ勝てば優勝できるさ(* ̄^ ̄)و

この後、ポルセイド浜田×トルエーラ柏の試合が残っていましたが帰りの新幹線の時間があるためここで北九州市立総合体育館を離脱。次の試合は1週間後の7/28(日)、F2優勝を目指すためにはもちろんですが、今季たった3回しかない浜松アリーナでの試合は絶対に負けるわけにはいきません。

Fリーグ2019/20 Div.2 第4節
7月28日(日) 18:00キックオフ
アグレミーナ浜松 vs デウソン神戸
会場:浜松アリーナ


そして、その次の第5節は1か月後に現在首位を走るY.S.C.C.横浜との対戦。北九州に負けた以上、ここを勝って三つ巴の争いに持ち込むことができるか!?

Fリーグ2019/20 Div.2 第5節
8月24日(土) 14:30キックオフ
Y.S.C.C.横浜 vs アグレミーナ浜松
会場:平沼記念体育館

そんな大事な一戦、アウェイまで応援に行ってみませんか!?浜松からの遠征計画には是非こちらの記事を参考にどうぞ。



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