2021年6月19日(土)
ひさしぶりにやって来た雨の町田市立総合体育館。アグレミーナ浜松がF2に降格してからは、小田原や立川に行くことはあっても成瀬には全然来てなかったもんなぁ。
とはいえ、いまだにアグレミーナ浜松はDiv.2から上がれてはいないのですが… それなのにここに再訪した理由はこの日がペスカドーラ町田としながわシティの共同開催だから。F1とF2での共同開催ってたぶん初めてですよね！
今シーズンから、トルエーラ柏改めしながわシティとなったこのチーム。しかし、本来のホームアリーナである品川区総合体育館での試合はたったの1回しかありません。
アリーナ問題はF1クラブライセンスが取れなかった主な理由ではないらしいのですが、でももしもF1に上がれていたら一体どうするつもりだったんだろう…🤔
デウソン神戸と引き分けた、前節のホーム開幕戦の様子はこちら。
素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って現地まで足を運び夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。
Fリーグ Div.2 2021-2022 第3節 しながわシティ vs アグレミーナ浜松 vs デウソン神戸
2021.06.19 sat 13:00 町田市立総合体育館 (観客数 610人)
試合結果
しながわシティ 5-1 アグレミーナ浜松
公式試合記
しながわ得点者：77.ボラ、41.丹羽、14.白方、8.佐藤、8.佐藤
浜松得点者：10.巽
試合動画
フルマッチ
ハイライト
町田私立総合体育館を間借りしてとはいえ、新チームとして初めてのホーム戦を迎えたしながわシティ。中村友亮はメンバー入りしているものの、内野脩麻はベンチ外というのは浜松ファンとしては残念なところ。※内野はその後、栃木シティへの期限付き移籍となることが発表された。
ここまで1勝1分のアグレミーナ浜松。ここでしながわを倒せば「目指せ優勝」も現実味を帯びてくる。ベンチ入りメンバーはGK 1.三浦、21.岡島、FP 5.鷲北、6.萩原、8.松本、10.巽、11.武田、12.川本、14. 川辺、16.須藤、18.石川、19.名倉、20.磯田、81.田中。前節からは9.松浦が外れ、14.川辺が入った。
第1ピリオド：巽優太がＦ初ゴール！しかし若手セットは守備が課題か…
浜松のスターティング5はGK1.三浦、5.鷲北、10.巽、11.武田、12.川本。これまで第1節、第2節とファーストセットは固定していたが、ここに来て組み合わせを変えてきた。
名古屋オーシャンズサテライトからの新加入3人とキャプテンの5.鷲北という若手セット。ゴレイロは前節から引き続き三浦。試合はキックオフ直後、なんとそのGK三浦がファーストシュートを放つ。
昨季のチャンピオンチームに積極的に仕掛けていく浜松若手セット。しかし一方で危なっかしいところも。自陣のパス回しをカットされてショートカウンターを受けると18. 宗像のシュートがポストに当たってヒヤリ。
しかしヒヤリも3回続けば事故になる。まだまだ試合が始まったばかりの1分、深い位置からの相手のキックイン、巧みなブロックでマークを剥がされミドルシュートを許す。そのシュートはなんとかGK三浦が弾くが、続いたコーナーキックから77.ボラのシュートが決まりしながわが先制。
動画で見返すとよくわかるが、11.武田がボールに視線を向けた一瞬の間に77.ボラが背後を抜ける「バックドア」の動きで完全にフリーになっている。そこへのパスはなんとかカットしたが、こぼれ球をボラへと繋がれてゴール。
立ち上がりの失点で出鼻を挫かれてしまった浜松。セカンドセットは6.萩原、8.松本、16.須藤、81.田中という対照的なベテランセット。こちらでは81.田中が積極的にシュートを狙う。
しかしファーストセットに代わった6分、またもこのセットで失点。中途半端な前プレを回避されると、そのまま41.丹羽に30m独走ドリブルシュートを決められて0-2。
連続失点となってしまった浜松はここでタイムアウト。「もっと出し切ろう」高橋監督の檄が飛ぶ。
タイムアウト明けにはNo.18 石川颯がファーストセットに入ってピッチイン。遠目からでも積極的にシュートを狙う姿勢を見せた。
負けじと11.武田はドリブルで魅せる。派手なテクニックがあるようにも、ものすごいスピードがあるようにも見えない彼のプレーだが、不思議と右サイドをスイスイっと抜けていく。股抜きやルーレットを見せて会場を沸かせた。
徐々に選手たちが個性を発揮し始めた8分、10.巽が相手からボールを奪ってそのままドリブル。左サイドでDF2人に囲まれるが、浮き球でのカットインでこれをかわすとミドルシュートをネットに突き刺す！
巽優太のＦ初ゴールで1点差に詰め寄る浜松。これで勢いが出てくるかと思われたが…
そのゴールからわずかに1分足らず、14.白方に追加点をあげられる。反撃ムードも束の間、再び2点差に。
その後はお互いに5ファウルになりながらも、かといって消極的なプレーになることもなく。激しくぶつかり合いながらもどちらも第2PKは与えないまま、3-1で第1ピリオドは終了。
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第2ピリオド：今季初のパワープレーも不発。1-5の完敗…
第2ピリオドはお互いにセカンドセットからスタート。
そしてそこからお互いにファーストセットに代わった23分、77.ボラとスイッチして浜松の右サイドに深く切れ込んだ11.中村からの折り返しをゴール前でボラがスルーすると最後は8.佐藤。見事な連携でしながわが追加点。
またも立ち上がりの失点で点差を広げられた浜松だったが、やることは変わらない。焦りや、苛立ちでゲームを壊すようなことはなく、そういった面では監督コメントにあった「目の前のプレーに意識を向け続ける、変えられないもの（判定や相手、環境）に意識を向けない」というのはある程度体現できていたように思う。
ただ、3点をリードしてなおプレスの強度を上げてくるしながわに対して、そのプレスを掻い潜ることができない時間が続く浜松。
前節神戸戦ではこういう時にゴレイロ三浦のロングフィードが大きな武器となったが、この試合ではそのロングパスのターゲットとなる9.松浦の不在が響いた。
逆転に向けて流れを変えるきっかけが欲しい浜松はここで再び18.石川を投入。セットプレーから3回連続ボレーシュートでゴールを狙うが惜しくもゴールはならず。
さらに19.名倉、そして移籍後初出場となる14.川辺を送り出すが極々わずかな出場時間に留まった。とくに19.名倉はについては、もう少し時間を与えてほしかったところだが…
セカンドセットでは8.松本が81.田中が、そして16.須藤がシュートを放つが反撃の狼煙を上げることができない。徐々に試合時間が残り少なくなっていく…
3点差のままで残り5分、ベンチでは81.田中がGKユニフォームを着てパワープレーの準備。今季のチームで見せる初めてのパワープレーだ。
パワープレーのセットはGK81.田中、5.鷲北、8.松本、11.武田、16.須藤。新加入の武田を入れて、左利き2人を擁する浜松のパワープレー。
しかしパワープレーのパスが繋がらず相手ボールのキックインになると、切り替えが遅くしながわ陣内奥深くからの特大ループシュートでパワープレー返しを受ける。田中はゴールまで必死のダッシュで戻っていたが、あとの4人は何をしていたのか…？中途半端なリアクションとなってしまった。
タイムアウトを取ってなおパワープレーを続ける浜松だったが、まだ未熟なパワープレーではしながわゴールを脅かすことはできずタイムアップ。これで開幕から1勝1敗1分と、蓋を開ければ凡庸なスタートとなった。
1-5の完敗。
前節の神戸戦で変化の兆しは感じたけれど、やっぱり一朝一夕で“変化”できるほど甘くはありません。ここが今のスタート地点。あと2回、しながわシティと戦うときにどれだけ成長しているか。
同じ日に行われた広島エフ・ドゥ vs ヴィンセドール白山の試合では、しながわに勝った広島に白山が2-1で勝利し、3連勝のチームはひとつもなし。つまり、あと2試合勝ち切れば首位までまだ最低でも勝点3差をキープして第1クールを終えることができます。
※Fリーグ公式サイトよりスクリーンショットで引用
ということで、次の試合がめちゃくちゃ大事（毎回言ってる）しかも今回は広島エフ・ドゥとの共同開催！浜松アリーナで2試合観れちゃいます٩( ᐛ )و
Fリーグ2021/2022 Div.2
第4節 6/26(土)
15:30 広島エフ・ドゥ vs デウソン神戸
18:30 アグレミーナ浜松 vs ヴィンセドール白山
会場：浜松アリーナ
※入場制限付き試合
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