2021年7月4日(日)
梅雨の大雨が東海関東地方を襲った翌日。浜松アリーナ付近はなんとか天気も回復し、無事に試合が開催できそうです。2週連続のアグレミーナ浜松ホーム戦!
この試合から、入場制限付き試合ではなくチケットの一般販売のある通常の有観客試合となりました。ロビーへのブース出展も増えてちょっとは賑やかさが帰ってきたかな?
今回の飲食ブースは「HASEBAR」と「GOOD LUCK CAFE」のコラボショップ。ようやくアリーナでお酒の飲める日々が帰ってきました。おっと、ぼくはクルマなのでアルコールはがまん。そしてもちろん飲み食いしている間は黙食です🤫
その他にはアグレックマバルーンづくりやパチンコゲームなど、キックオフまでに子供たちが楽しめる催しもありました。
前節、ヴィンセドール白山相手に6-0で快勝したホームゲームの様子はこちら。
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さて、全6チームで3回戦総当たりで争われる今シーズンのFリーグ Div.2。この日はその第1クール最終戦となるこの広島エフ・ドゥ戦、ここで勝てば首位のしながわシティに勝点2差をキープして中断期間を迎えることができます。
逆に負けてしまえば浜松は4位に転落。優勝、そしてF1昇格へのモチベーションを高く保ったまま中断期間を迎えることができるのか?非常に重要な一戦です。
素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って現地まで足を運び夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。
Fリーグ Div.2 2021-2022 第5節 アグレミーナ浜松 vs 広島エフ・ドゥ
2021.07.04 sun 15:00 浜松アリーナ (観客数 544人)
試合結果
アグレミーナ浜松 2-4 広島エフ・ドゥ
公式試合記録
浜松得点者:10.巽、5.鷲北
広島得点者:21.仁井、21.仁井、12.佐々木、12.佐々木
試合動画
ここまで2勝1敗1分、勝点7で3位につけている浜松。この試合で勝てば2位のデウソン神戸に並び、首位のしながわシティに勝点差2をキープして中断期間を迎えることができる。この日のメンバーはGK 1.三浦、13.ギレルメ、FP 5.鷲北、6.萩原、7.山桐、8.松本、9.松浦、10.巽、11.武田、12.川本、16.須藤、18.石川、20.磯田、81.田中の14名。前節からは12.川本が外れ、代わりに暫く欠場が続いていた9.松浦が復活。
対する広島は2勝2敗の4位。開幕戦で優勝候補のしながわを下し注目を集めたが、神戸、白山には敗れている。今季のF2はなかなかの混戦具合で毎節大きく順位が入れ替わっている。
第1ピリオド:今季、ホームで初めて先制点を許した浜松。積極的にシュートを放つがゴールが遠い…
浜松のスターティングファイブはGK13.ギレルメ、6.萩原、8.松本、16.須藤、81.田中と、前節と同じ顔ぶれ。セカンドセットには5.鷲北、10.巽、11.武田、18.石川が入ったが、この日はセット替えというよりはめまぐるしく組み合わせを変えながらの交代だった。
キックオフ前にはサブメンバーで円陣。「立ち上がり集中!」その掛け声通りにファーストシュートを打ったのは8.松本。
しかし2分、先制したのはアウェイの広島。左サイドで81.田中と対峙した21.仁井が、後ろからのパスをワントラップで反転しマークをかわすとドリブル突破。あわててカバーに入った6.萩原のスライディングを嘲笑うかのようにキックフェイントでかわし、GKギレルメの肩口を狙うループシュート。
今シーズン、ホーム•浜松アリーナで初めて先制点を許したアグレミーナ。すなわち、アグレミーナクイズっすの賞品も広島サポーターに奪われることとなってしまった。
広島はこの試合、自陣のコーナー近くから対角のピヴォに向けたロングパスで浜松のプレスを一気にかわす戦術を多用。これがなかなかに浜松を苦しめた。
5分にはその何度目かの斜めのロングパスを、GKのギレルメが飛び出してカット。ここまではよかったのだが、そのままライン際をドリブルで駆け上がったギレルメはプレッシャーを受けながらもゴール前へのシュートパスを選択。しかし、これが広島DFにカットされてしまう。
こぼれ球を拾った21.仁井の大きな弧を描く30mロングシュートが無人のゴールへ入り、まだ立ち上がりの時間から広島が2点をリード。
この展開に浜松はたまらずタイムアウト。堂々としているように見えるが、まだ19歳のギレルメのメンタルも心配だ。しかしこの時はまだ、ギレルメを交代させることはなかった。
気を取り直した浜松、広島にやられっぱなしではいられない。7.山桐からのパスが逆サイド11.武田へ!しかしこのシュートは惜しくもゴール左に外れる。
キックインからのパスワーク、16.須藤が、81.田中が、そして7.山桐がシュートを放つ。さらに続くコーナーキックからもチャンスをつくるが決まらない。
第1ピリオドに浜松が放ったシュートは17本。体感的にはもっと多く、相手の倍以上のシュートを打ったように思えたが広島のGK尾関純の守るゴールを割ることができない浜松。
すると13分、広島の前プレに押し込まれる中でボールをキープしていた5.鷲北とサポートに動いた11.武田の意図がずれてしまいパスミスとなったところを12.佐々木に押し込まれて追失点。
前節はここ浜松アリーナで4得点を上げている佐々木諒。てっきり“キュンです”のゴールパフォーマンスかと思ったのだが、実は交代してくれという合図だったようだ(笑)
3点ビハインドとなった浜松はここでゴレイロを1.三浦にチェンジ。あの手この手で流れを変えようとする高橋監督だったが、このまま0-3での折り返しとなった。
渡邉知晃 ベースボール・マガジン社 2021年07月14日頃
第2ピリオド:巽優太のホーム初ゴール、パワープレーで追い上げた浜松だったが、及ばずホーム初黒星
第2ピリオドのスタートメンバーはGK1.三浦、FPはファーストセットの6.萩原、8.松本、16.須藤、81.田中でスタート。そこから5.鷲北、7.山桐、10.巽、11.武田に代わった22分、コーナーキックからのパスを受けた10.巽のロングシュートが決まる。
動画で見るとなかなか不思議なこのシュート、低い弾道だがしっかりと弧を描きGKの手前で落ちている。本人曰く、軸足の踏み込みが深かったためインパクトの瞬間に地面でバウンドしてこのような軌道になったのではとのこと。このゴールで浜松が反撃の狼煙を上げたかに思えたが…
巽のゴールの直後、12.佐々木にフリーキックを直接決められてまたも3点差とされてしまう。
追いついたと思ったらまた引き離される。この失点が実質的な決勝点だった。
勝つためには4得点が必要な浜松は残り8分頃から81.田中をGKにパワープレーを開始、FPは5.鷲北、8.松本、11.武田、16.須藤。
パワープレーからシュートチャンスはつくるものの、身体を投げ出す広島の守備を崩しきれない浜松。34分にタイムアウトを取ってもう一度動き方を確認。
するとタイムアウト直後のパワープレー、5.鷲北のロングシュートが決まる。タイムアウトでの確認の通り、右サイドに起点を移した結果生まれたゴールだという。
まだまだ点差は2点。喜んでいる場合ではないと、すぐにボールをセットして次のプレーに備える鷲北。まだ誰も勝利を諦めていない。
このあとも何度も何度もシュートを狙う浜松。公式記録によれば、第2ピリオドのシュート数は実に29本に上った。これは浜松の最多記録と言ってもいいほどのシュート数だ。
しかし結局、これ以上の追加点は生まれず2-4のままタイムアップ。試合終了後の田中智基の深く、そして長いお辞儀が印象的だった。
大事な大事な1戦を落としてしまった浜松。今シーズン、”変化”の兆しはところどころに感じてはいるものの、第1クールを終わって結果は2勝2敗1分で第4位。下位のチームには勝てても上位のチームには勝てず注意を抜け出せない。結果だけを見れば、昨年と変わりません。
しかし結論を出すのはまだ早いはず。シーズンが終わったときに浜松は変わったと言い切れるのか、それともやっぱり変わらないのか。それはきっとこの中断期間に掛かっているのでしょう。
※Fリーグ公式サイトよりスクリーンショットで引用
ここから、FリーグはDiv.1もDiv.2も東京オリンピック開催のために中断期間に入ります。Div.1はその後に続くフットサルワールドカップのために中断は10月まで続きますが、Div.2は9月から再開。次節は広島と共同開催するヴィンセドール白山と、アウェイでの対戦。
試合後の会見で中断期間中にはなるべく多くの練習試合を組みたいと言っていた高橋監督。このご時世なのでその試合が公開されるかはわかりませんが、再開後には1段も2段もレベルアップした姿を見せてほしい(๑•̀ㅂ•́)و✧
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*【当選者発表】第5節 アグレミーナクイズっす「最初にゴールを決めるのは誰だ!」
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