2022年11月23日(水祝)
いよいよ開幕したカタールW杯。この日は日本代表の初戦vsドイツの日ですが、その前に半休取って浜松アリーナへ。いまはまだ静かなこの会場が、３時間後にはきっと歓喜の渦に覆われているはず。
７戦負けなしと好調にも関わらず、なぜかホームでは引き分けが続いているアグレミーナ浜松。今日こそは今季のホーム初勝利を！この日はフットサル初観戦女子も一緒に応援(๑•̀ㅂ•́)و✧
浜田にカツ！ってことで、こんなのもらいました。なかなか凝ってるでしょ！？
アウェイでリガーレヴィア葛飾に逆転勝ちした前節の様子はこちら。
素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って現地まで足を運び夫婦で一生懸命撮った写真です。引用の際には出典の明記とサイトリンクをお願いします。無断での転載・転送はご遠慮ください。
Fリーグ2022-2023 ディビジョン2 第13節 アグレミーナ浜松 vs ポルセイド浜田
2022.11.23 wed 19:00 浜松アリーナ (入場者数 881名 )
試合結果
アグレミーナ浜松 5-1 ポルセイド浜田
浜松得点者：7.山桐、16.須藤、7.山桐、12.川本、18.石川
浜田得点者：3.長嶺
公式試合記録
試合動画
7戦負けなし、勝点17で4位につけているアグレミーナ浜松。メンバーは1.三浦、5.鷲北、6.萩原、7.山桐、9.柳、10.巽(優)、11.生駒、12.川本、13.ギレルメ、16.須藤、18.石川の11名。
前回ホーム戦で頭を打ってしまったNo.32 巽翔矢はまだ試合には出れないものの、モギリなどを元気に手伝っており大丈夫そうだ。この日は兄の巽優太が弟のヘアバンドを着けてプレーしていた。
1勝9敗1分の勝点4で最下位に沈むポルセイド浜田。しかし前回対戦では猛烈な追い上げを受けながらギリギリの勝利だったし、昨年のホーム戦では敗れている。リーグ後半戦では接戦を演じることも増えてきており、決して楽観できる相手ではない。
第1ピリオド：浜田のプレスに苦しみながらもチャンスを活かして3得点！
キックオフ。浜松スタメンは前節と同じ、GK13.ギレルメ、5.鷲北、10.巽(優)、12.川本、16.須藤。セカンドセットも6.萩原、7.山桐、9.柳、11.生駒と、同じ組み合わせたが前節より18.石川の出場時間も長かった。
試合は立ち上がりからホーム初勝利を目指す浜松が積極的に攻める。まずは10.巽(優)が右サイドからシュートを狙うがこれはGKがセーブ。
※センシティブなメディアとなっていますが、変な動画ではないので表示を押してください
そしてセカンドセットに変わった3分、左サイドのキックインから7.山桐のミドルシュートが決まって浜松が先制！
前節も先制ゴールは山桐のセットプレーからのミドルシュートだった。その正確なシュートは浜松の重要な得点源になってきている。
幸先よく先制点を奪うことができた浜松ではあったが、浜田の鋭い前プレにはかなり苦戦を強いられた。前回対戦した時よりも明らかに浜田のプレス強度は高くなっている。
逆に10分、浜松の前プレを浜田のロングボールで見事にかわされて失点。下りてきたピヴォと入れ替わるように抜け出た3.長嶺にきれいにパスが通り、GKと1対1にされてしまった。
ゴールした長嶺はチーム最年少の18歳、現役高校生Ｆリーガーだ。しかし2020シーズンからサテライトと兼任でトップの試合に出場しており今年は既に3シーズン目となる。
浜松はGKを使ってパス回しの人数を増やしたり、4-0から3-1に切り替えてピヴォにロングボールを入れたりなど、浜田のプレスに対してこれまでの試合で培ってきたさまざまな戦術の引き出しを開けて攻略を試みるが、なかなか効果的に回避できない。
しかし12分、10.巽(優)のドリブルが相手ファウルを誘い右サイド浜田ゴールから16mほどの位置で得たフリーキック。誰に合わせて来るかと思っていたら、GKが前目のポジションを取っていたのを見逃さながった16.須藤が特大ループシュートで直接ゴールイン！
誰も予想しなかった天晴なゴールで浜松が勝ち越しに成功！
さらに第1ピリオドの終了間際、6.萩原からの縦パスを受けた7.山桐が16.須藤とのコンビネーションで追加点をあげる。
浜田の猛プレスに苦しみながらもチャンスをきっちり決めた浜松が2点をリード。しかしまだ浜田のプレスを攻略できたわけではない。気は抜けないぞ！！
この日もハーフタイムには mulum feat.寿希 が公式応援歌「アグレミーナ」を披露。ノリノリです手を振っていたら、反対側のスタンドにも手を振ってくれました♫ どんな歌か聞いてみたい方はこちら。
第2ピリオド：2点を追加した浜松、退場者を出しながらも守り切り今季ホーム初勝利！
スタートと同じメンバーでキックオフした第2ピリオド、直後についに浜松が浜田のプレスの裏を突いて得点。No.12 川本樹弥のホーム初ゴールで4-1と突き放す。
縦に抜けた16.須藤がDFを引っ張ることで空いた浜田DFの第1ラインと第2ラインの間に10.巽(優)がするするっと入ってボールを受けると、そのまま一気に右サイドを突破。いつもなら自分でドカンと打ちたくなるところだったろうが、逆サイドを走り込んでいたフリーの川本に冷静にラストパスを送った。
このゴールがこの試合のターニングポイントとなった。3点差をつけたことももちろん大きいが、課題にしていたクアトロでのパス回しで浜田プレスを攻略できたことが浜松に自信と落ち着きを与えた。
第1ピリオドの後半はシステムを3-1に変えてロングボールを使う時間もあったが、第2ピリオドはクアトロに戻したうえで浜田プレスをかいくぐる回数も増えてきた。
更に33分には浜田のコーナーキックからのシュートを止めたGKギレルメがキャッチしたボールを素早く前線に送ると、7.山桐から18.石川のファー詰めシュートが決まって追加点！
これで浜松 5-1 浜田。セットプレー、直接フリーキック、ピヴォ当て、クアトロでのプレス回避、そしてカウンター。浜松の得点パターン全部盛りのお買い得な試合だ！
これであとはきっちりと勝ち切るだけ…だったのだが、ここでトラブル。37分に6.萩原に2枚目のイエローカードが提示されなんと退場に！
この試合に何度も相手のチャンスを潰し、山桐の2点目の起点にもなった萩原のジャンピング前カットだったが、タイミングがずれて危険なプレーとみなされてしまったようだ。
ここからほとんど試合終了まで4人で守ることを強いられる浜松。浜田はパワープレーを中断し、4×3で攻める。これを集中して守り抜く浜松。
2分が経って16.須藤が入り5人になっても最後まで浜田に攻められ続けたが、ゴールを許すことなくタイムアップ。今季13節目、浜松アリーナでは5試合目にしてようやくホームでの初勝利を挙げた。（※第5節葛飾戦はホーム扱いだったが白山開催）
やっとこの写真を撮ることができました！
ホームのサポーターと一緒に約束のバンザイジャンプ🙌🙌🙌
嬉しいので反対側からの光景も載せておきましょう。お客さんと一緒に喜ぶこの姿が見たかった。アウェイでの勝利でコツコツと教育(？)してきた甲斐あって、もう選手たちの方がバンザイやりたくてウズウズしてたんじゃないかな🤣
無敗記録はいつか途切れる。でも今はこの喜びを噛み締めよう… 勝った試合のお見送りはやはり盛り上がりがひと味違うね！鷲もバッサバッサと羽ばたいています🦅
しかし次の試合は萩原選手抜きで戦わなくてはなりません。ピヴォ当てを多用してくる水戸相手にハギがいないのは厳しいけど、無敗記録をキープしてホームに帰ってきて、今度はここでクラブ史上初の４連勝を狙おう╭( ･ㅂ･)و ̑̑
この勝利で一瞬、暫定２位に浮上したアグレミーナ浜松ですが金曜日に仙台が勝ったため差は縮まらず３位に逆戻り。それでも１試合終わるごとに順位が上がっていくというのは気持ちがいいですね。
※Fリーグ公式サイトよりスクリーンショットで引用
しかし首位しながわとの差は縮まらない…！残り４試合で勝点差が11pt.あるので、次の節でしながわが勝つと浜松はもう優勝の可能性がなくなってしまいます。
まぁ、いまは他のチームのことは考えず、ただ自分たちが目の前の試合を勝っていくこと。そして成長していくことが大事。そうでなきゃ、来年になっても再来年になっても優勝や昇格なんて夢のまた夢のままですからね👊
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