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【浜松が東海大会を突破し全日本フットサル選手権全国大会へ出場決定】JFA 第29回 全日本フットサル選手権 東海大会 Aブロック

2024年1月20日(土)


この日は名古屋市体育館へ第29回 全日本フットサル選手権 東海大会を観戦にやってきました。

昨年まではF2リーグはリーグ戦の上位6チームが全国大会に出場していたのですが、今年は全チームが予選からの出場。アグレミーナ浜松もここに勝たないと全国大会に出場ができません。

予選レギュレーションは各地域によって違うのですが、東海地域は各県代表と浜松を加えた9チームを3ブロックに分けそれぞれのブロックでリーグ戦を行い1位となった3チームが全国大会へ進出することになります。


Div.2とはいえFリーグ、それもF2ナンバーワンプレイヤーを擁する浜松。こんなところで敗退するわけにはいきません!でも、アグレミーナって本大会では格下相手に敗れることもしょっちゅうなんだよなぁ…(´・_・`)


素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って現地まで足を運び夫婦で一生懸命撮った写真です。引用の際には出典の明記とサイトリンクをお願いします。無断での転載・転送はご遠慮ください。


第29回 全日本フットサル選手権 東海大会 Aブロック

2024.01.20 sat 名古屋市体育館


第1試合:アグレミーナ浜松 vs ヴィアティン三重

アグレミーナ浜松 6-5 ヴィアティン三重FS


F2リーグ3位のアグレミーナ浜松、この日は19.尾崎が欠場でベンチ入りは1.三浦、5.鷲北、6.萩原、7.山桐、9.柳、10.巽(優)、11.生駒、12.川本、13.ギレルメ、14.内野、15.山田、16.巽(翔)、23.曽根、25.熊谷の14名。


対するは東海リーグ4位のヴィアティン三重FS。



キックオフ、浜松のスターティングメンバーはGK13.ギレルメ、5.鷲北、10.巽(優)、11.生駒、12.川本、セカンドセットに7.山桐、9.柳、14.内野、16.巽(翔)と、ここまではFリーグの終盤の試合と変わらぬ選手起用。


ただしFPは11名しかいないので3セットはつくれず6.萩原と25.熊谷はそれぞれのセットにスポットで組み込まれた。15.山田はこの試合は出場せず。


まずは第1ピリオド4分、F2リーグ得点王にしてMVPの山桐正護のゴールで浜松が先制。得意のバックドアの動きでDFの裏を取りダイアゴナルパスを引き出すと、GKとの1対1を冷静に流し込む。


だが8分には7.山口(優)のミドルシュートをGKギレルメがファンブルしてしまい、失点。同点とされる。


それでも12分には左コーナーキックから浮き球のパスを受けた5.鷲北が底の位置からこれをダイレクトボレーシュート。勝ち越し弾を挙げた。


第1ピリオドはこのまま浜松が1点リードで折り返し。しかし三重もシンプルな攻撃で何度も浜松ゴールを脅かしている。



浜松の1点リードで迎えた第2ピリオド、しかし早々の三重のコーナーキック、ふわりとしたロビングパスがファーポストの11.山口(勝)に通り完全にGKと1対1に。これを決められ同点。

同点ゴールで俄然勢いつく三重。試合がバタバタしてくるが、そんな中でもこの男はどれだけ頼りになるのか!?山桐正護が12mフリーキックを直接決めて再び勝ち越し。


それでも26分には三重 7.山口(優)の選手のシュートがGKギレルメの右手を弾いて試合は三度目の同点に…!

さらに浜松は試合時間を10分以上残したタイミングで4つめのファウル。少しペースが早い… 重なる接触プレーに浜松サポーター席から珍しく相手選手にヤジが飛ぶ場面も。

30分には右サイドから7.山桐のシュートパスが相手オウンゴールを誘って浜松が勝ち越すものの、34分には三重の7.山口(優)のハットトリックでまたも同点!ヤジをくれた浜松サポ席に挑発的なガッツポーズを返す山口。果たしてどっちの7番が試合を決めるか!?

後半残り1分、4-4同点のままですでに浜松は5ファウルの状態となっており、ここでタイムアウト。パワープレーの準備か?


しかしパワープレーを仕掛けようとしていた浜松からボールを奪取した11.山口(勝)が無人のゴールへロングシュート。終了間際にしてついに三重が浜松を逆転する!


残り40秒、勝ち越すためでなく追いつくためになってしまったパワープレー。しかしこのパワープレーから14.内野のゴールで同点に差し戻す。今度は三重がパワープレーを開始。


そして残18秒には中盤でのトランジション、三重の選手が倒れ浜松6つ目のファウルか!?と思われたところホイッスルなし!この一瞬の隙に7.山桐がハットトリックとなるゴールを決めて試合を決めた!!!

とんだ乱打戦となってしまったが最後に勝負を決めたのはエース・山桐正護。シーソーゲームを競り勝った浜松が薄氷の勝利!


F2リーグの浜松を大いに苦しめたヴィアティン。特にNo.7 山口優輝とNo.11 山口勝輝のコンビは観客に大きなインパクトを残した。


第2試合:ヴィアティン三重FS vs エマーソンFC

ヴィアティン三重FS 0-3 エマーソンFC


少ないベンチ入り人数ながらヴィアティンに完封勝利したエマーソンが暫定でAブロックの首位に立つ。第3試合でアグレミーナ浜松と1勝同士の直接対決となった。  


第3試合:エマーソンFC vs アグレミーナ浜松

エマーソンFC 0-5 アグレミーナ浜松


東海リーグ5位のエマーソンFC。この少ない人数で1日に2試合連戦はかなり厳しいレギュレーションだ。


一方のアグレミーナ浜松は1試合分のインターバルを取ることができている。そのアドバンテージは大きい。


1勝同士の直接対決、勝った方が全国大会に進出。浜松のスタメンは第1試合と同じ、GK13.ギレルメ、5.鷲北、10.巽(優)、11.生駒、12.川本。セカンドセットも同じ
7.山桐、9.柳、14.内野、16.巽(翔)の組み合わせ。


第1ピリオド7分、左サイド12.川本から角の10.巽(優)に縦パス。そこからの折り返しをゴール前で11.生駒が合わせて浜松が先制!


さらに16.巽(翔)がゴールネットを揺らす場面もあったが、これはリスタートが適切ではなかったとしてノーゴール判定。


しかし11分には14.内野と7.山桐のコンビネーションで最後は山桐がファー詰めゴール。リードを2点に広げる。


浜松はここで山田健太がこの日初出場。これでFPは全員が出場を果たした。


第1ピリオド終了間際には浜松の攻撃のこぼれ球を7.山桐がきっちり押し込む。これで今日5得点目。貫禄のゴール。これに勝てば全国というエマーソンにも勢いはあるが、着実にゴールを積み重ねた浜松が3点リードで前半を折り返す。



3点リードで迎えた第2ピリオド、25分には16.巽(翔)がカウンターで右サイド駆け上がると、囲まれながらも粘って粘って最後は14.内野が押し込みゴール。


そのあとは何度か15.山田がゴールに迫るも惜しくもゴールはならず。


浜松は残り5分を回ったところでGKを1.三浦にチェンジ。


37分には11.生駒から6.萩原への中パラが通ると、溜めて落としのパスに15.山田!怪我の影響もあり今季なかなか出場機会を得られなかった山田健太のゴール、チームメイトからセレブレーションを受ける。


正直、大会レギュレーションに助けられた部分も大きかったように感じるが、そのチャンスをしっかり活かして浜松が5-0と完勝。Aブロック2戦2勝で東海地域第1代表の権利を獲得した。




一時はどうかることかと思いましたが、なんとかFの面目を保ち、全国大会出場を決定!今年の全国大会はいつもより早い時期、2月24日(土)~3月3日(日)の期間で行われます。今年は静岡エコパ会場がないため、浜松がどこの会場になるのか今からドキドキです…

www.jfa.jp


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