2020年12月5日(土)

1年以上ぶりにやってきた小田原アリーナ、この日は小田原で今季初の有観客試合となる湘南ベルマーレのホームゲーム。

そしてFリーグ史上初となる”神奈川ダービー”にして”Jクラブ対決”。「初」がつくとやっぱり生で観たくなっちゃって、結局毎週どこかにフットサル観戦に出かけてしまっています。もちろん、ソーシャルディスタンスには気をつけて。

電光掲示板にはこんなメッセージが表示されていました。今はまだ制限がかかるなかですが、ふたたびアリーナにたくさんの人が集まれてみんなで美味しいものを食べたり大きな声を出して応援したりできる日々が戻ってくるといいなぁ。

その一方で、こんな時だからこその工夫をあえて楽しみたい。小田原アリーナではお客さんに1席空けて座ってもらうための張り紙に、これまでクラブの礎を築いてきた選手たちの写真を採用。見ていて懐かしいし、試合後には記念に持って帰ってもいいそうです。なるほどね!
※素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って現地まで足を運び夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。
Fリーグ2020-2021 ディビジョン1 湘南ベルマーレ vs Y.S.C.C.横浜
2020.12.05 sat 17:00 小田原アリーナ (観客数 415人)
試合結果
湘南ベルマーレ 4-1 Y.S.C.C.横浜
公式試合記
湘南得点者:15.鍛代、7.荒木、11.林田、15.鍛代
横浜得点者:14.小林
試合動画
鍛代元気の豪快ゴールで湘南が先制!

コロナの影響で変則的なリーグ日程の今シーズン。湘南と横浜はここまで同じ11試合を消化しており、湘南が勝点17で暫定5位。一方の横浜は勝点7で暫定11と苦しんでいる。この節はすべての試合で故・マラドーナ氏に追悼の意を表する黙祷のあとにキックオフ。
湘南の先発はGK 87.フィウーザ、11.林田、14.高橋、18.高溝、21.浦上。前節から12.上原、17.内村、22.牧野が欠場してベンチ入り11人の湘南。さらに44.本田もベンチ入りはすれど出場はなく、FP9人で回す湘南。

そんな少ない人数でも主導権を握ったのは湘南、サイド攻撃で横浜ゴールに迫る。一方の横浜はシンプルな3-1の戦術でまずピヴォにパスを当てたい狙いだったが、ロングボールがなかなか前線に繋がらない。
6分、先制ゴールを決めたのは湘南。15.鍛代からのパスを受けた7.荒木がDFふたりにタックルを受けると、こぼれ球に鍛代が飛び込んで豪快なシュートをゴールネットに突き刺した。

記念すべき神奈川ダービー初ゴールを挙げたのは湘南の期待・鍛代元気!
FPを9人で回す湘南だが、さらにその内の7.荒木、8.薮内、9.靏谷はU20世代。キャプテンマークをつける14.高橋は24歳と若い選手が多い。そしてその若手たちが堂々としたプレーを見せている。
2点目を決めたのはそんな若手の荒木辰文。GKフィウーザからのロングスローで始まったカウンター、ダイレクトで逆サイドに振る10.ロドリゴの素晴らしいパスを受けてGKと1対1となると、これを冷静に決めた。
ゴールだけでなく、パフォーマンスも堂々としたものだ。あまりに堂々としすぎて先輩選手に頭を小突かれるシーンも。

ホーム湘南が2点をリードして第1ピリオドを折り返し、ハーフタイムは湘南ベルロックのパフォーマンスが会場を盛り上げる。入場時やハーフタイムに流れる「BIG WAVE」や試合中にも事前録音されたチャントが流れ、声を出しての応援ができない中でもホーム感を演出している。
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第2ピリオドも2点を追加した湘南、ヒサに捧げる勝利!
湘南が2点をリードして迎えた第2ピリオド、追いかける横浜がプレス強度を上げてきたことでトランジションの多いバタバタした展開に。
しばらく拮抗した時間が続いたが、徐々に湘南がコートを広く使うダイナミックなプレーでチャンスを作り始める。
そして30分にはセットプレーから湘南が追加点。

キックインからのライナー性のパスに走りこんでヘディングシュートを決めたのは、なんと身長152cmの林田フェリペ良孝だ。

しかし直後の31分、横浜も反撃。同じくセットプレー、コーナーキックからシュートのこぼれ球がファーポストに抜けると、14.小林が押し込んで1点を返す。
再び2点差となるが、横浜はなかなか勢いに乗れずここから一気に反撃とはならなかった。パワープレーもないまま、残り時間は少なくなっていき…
終了間際の39分、横浜の切り替えが遅くなっていたところを素早いリスタートで鍛代がダメ押しのゴール。

4得点を挙げた湘南が、神奈川ダービーを快勝し、ひさびさの小田原での有観客試合を勝利で飾った。

というわけで、神奈川ダービーは湘南ベルマーレの大勝利!ソーシャルディスタンスを取りながら勝利のダンス⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾

その中には久光選手の姿も。選手たちがゴールするたびにサポーター席とは反対側のスタンドにもアピールしてるなぁと思ってはいたんですが、久光選手が見ていたんですね。
そしてこのセレモニーも久々。FAO賞とフルパワーZ賞はNo.7 荒木辰文選手とNo.15 鍛代元気選手がそれぞれ受賞しました。
この勝利で勝点を20に伸ばした湘南ベルマーレ。府中、町田、大分といった上位陣の背中が見えてきました。次節はアウェイで浦安と、そして12/20にはまた小田原で絶対王者・名古屋オーシャンズと対戦します。
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