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【F2リーグクライマックス!初代王者はどこだ!?】Fリーグ2018/19 Div.2 第13節 Y.S.C.C.横浜 vs ボルクバレット北九州

2018年12月15日(土)

今シーズンよりスタートしたFリーグ Division.2、この終盤に来てようやく初観戦です。ということで、Y.S.C.C.横浜のホームゲームにやってきました。


今季から新しく始まったリーグということで、どこか一節は観に行ってみたかったし、元アグレミーナ浜松の鈴木陽太選手や元湘南ベルマーレの安嶋健至選手を応援に行きたいと思っていました。その2チームが関東で対戦するこの試合、まさかアグレミーナ浜松が入替戦で戦うかもしれない相手の偵察という意味も兼ねることになるとは…😥

クライマックスに差し掛かるF2リーグのこの時点での順位表はこちら。

順位 チーム名 試合数 勝点
1 Y.S.C.C.横浜 11 27
2 ボアルース長野 12 27
3 ボルクバレット北九州 12 24
4 ‬‪トルエーラ柏 12 20
5 ‬‪ヴィンセドール白山 12 17
6 ‬‪広島エフ・ドゥ 12 16
7 ‬‪デウソン神戸 12 6
8 ‬‪ポルセイド浜田 11 1

前節、ボアルース長野を下したY.S.C.C.横浜が消化試合数が1少ないにもかかわらず首位に立ち、優勝に大きく前進。その2チームを勝点3差で追うボルクバレット北九州としてはここを落とすと完全に可能性がなくなってしまう大一番です。



Y.S.C.C.横浜のホームゲームは体育館のキャパシティが400人しかないとはいえ常に満員御礼。さらに独特な盛り上げ施策を多数行なっているということで話題になっていました。前売券はeチケットのみ、入口でスタッフの人が画面に◯を描くと使用済みの印が出てきます。


でもこれじゃ自由席やプレミア席、立ち見席などをどうやって区別するんだろう?って思いましたが、モギリと同時に紙製のリストバンドを配ってその色で判断するんですね。なるほどなるほど。

ただ、チケットの購入方法はちょっと…いやかなり分かり難かったですね😓 ぼくだけでなく、周りの人みんな混乱していたのでそこは改善の余地ありかな。来シーズンも同じシステムだったら別記事に解説を書いておこうかな思います。

※2019/8/10追記。解説記事書きました!

ホームアリーナの平沼記念体育館についてはこちらにまとめてあります。


※素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って会場まで足を運び一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。


Fリーグ2018/2019 ディビジョン2 第13節 Y.S.C.C.横浜 vs ボルクバレット北九州

‪2018.12.15 sat 14:30 ‬横浜市平沼記念体育館‪ ‬(観客数 411人)

試合結果

Y.S.C.C.横浜 1-5 ボルクバレット北九州

横浜得点者:オウンゴール
北九州得点者:渡辺、米村、小林、安嶋、松永

試合動画



第12節についに首位に立ったY.S.C.C.横浜。台風で順延したvsポルセイド浜田戦の分、ライバルチームよりも1試合多く残しての首位。このホーム最終戦に勝てば優勝にほぼ王手となる。

横浜と長野を勝点3差で追いかけ3位のボルクバレット北九州。優勝争いに食いつくためにはもちろん、ホームで0-4と完敗した前回対戦の借りを返したい。


前半:ホームY.S.C.C.が先制するがボルクがゴールラッシュで逆転!

横浜のスターティング5はGKに元アグレミーナ浜松、湘南ベルマーレの1.鈴木陽太、同じく元湘南の2.高橋健、11.滝沢、15.廣戸、そして元フウガドールすみだ、バルドラール浦安の77.稲葉洸太郎。

北九州はGKに元デウソン神戸、2.村山竜三、元湘南の3.安嶋健至、6.ウーゴ・サンチェス、11.小林、元バサジィ大分14.松永翔とやはり半分以上はF1リーグ経験者で固めてきている。

横浜のゴレイロ・鈴木陽太。「湘南の大砲」というかつてのキャッチコピーのそのままにこのF2リーグでもGKながらにして既に3ゴールを挙げている。

試合は前半2分に横浜8.宿本の蹴ったコーナーキックが、DFしていた北九州3.安嶋に当たってコースが変わりオウンゴール。Y.S.C.C.横浜が先制。

しかしこれに勝てばまだ優勝の可能性も残るボルク、前半4分に左サイドからの折り返しを横浜DFがクリアミスしたところに25.渡部がスライディングで押し込み同点。

そして7分には8.米村が自陣からのロングパスをワントラップで中に切り込みDFを躱すとそのまま左足でボレーシュート!豪快なゴールで北九州が逆転に成功。

逆転を許してしまった横浜は14分には痛恨のバックパスのファウルを冒して間接フリーキックを与えてしまう。

北九州はこれを見事にサインプレーで決めてリードを2点に広げる。

さらに前半残り30秒というところで、カウンターに抜け出したのは3.安嶋健至!湘南時代の元チームメイトのGK鈴木との1対1を決めてゴール!!

ボルクバレットが前半だけで4点を決めて3点リードの折り返し。ホーム最終戦の横浜は後半巻き返せるか?


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後半:15分以上パワープレーを続けたY.S.C.C.横浜だったが追いつけず…

優勝のためはもちろんとして、満員のホーム最終戦を勝利で終わりたい横浜は3点ビハインドを追いつくべく後半立ち上がりから積極的に攻めていく。

‪しかし次のゴールも北九州だった。22分には元バサジィ大分の14.松永翔が味方シュートのこぼれ球をスライディングで押し込んで5点目。‬ ‪ ‬
横浜は試合時間を15分残して早くもパワープレーを開始。ゴレイロシャツを着るのは11.滝沢。

しかしなかなかゴールを割れないまま時間が過ぎていく。ホーム最終戦、オウンゴールの1点だけでは観客も物足りない。

試合が終盤になると、元湘南ベルマーレの55.中村章もピッチへ。かつてのチームメイト、2.高橋健とのマッチアップは胸熱だ。


後半15分間に渡ってパワープレーをした横浜だったが、結局最後まで北九州の守備を崩すことはできず追加点のないままタイムアップ。

ホーム最終戦を勝利で飾ることはできなかったが、しかし優勝の可能性はまだ十分。サポーターからは「テッペンとって帰ってこい!!」の横断幕。

試合終了時点で横浜と長野はまだ2試合残しているとはいえ、勝点を27に伸ばして両チームに追いついたボルクバレット北九州。とにかくあともうひとつ勝って、あとは天命を待つのみ。




試合後に笑顔で握手する鈴木陽太選手と安嶋健至選手。「あのシュートすごかったよ」なんて言葉を交わしたそうです。そういうこと素直に言えちゃうのが陽太くんらしい(^^)


同じく元湘南の中村章選手に高橋健選手、みんなそれぞれの場所で頑張ってたな。バチバチのマッチアップもあり、観ていてアツかった!


試合後に行われたYSCC横浜のサッカーチーム対フットサルチームの対戦は4-3でフットサルチームの勝利でした!フットサルチームがプライドを守った形になったけどサッカー選手のスピードやトラップ、ボレーのうまさはさすがでしたね。



試合後、スタンドに向けて声をかけてくれた鈴木選手。「おひねり」のポチ袋はもちろん彼に!そういえば入口で渡されたこのポチ袋と青い風船、どう使えばいいのかちゃんとアナウンスされたっけかなぁ?平沼記念体育館は音響がイマイチで、MC Tera-Cさんが言ってることぼくの座った席では全く聞き取れなかったな😅


もちろん安嶋選手とも!やっぱり選手は試合に出てナンボ、いい顔してました。神奈川での試合にたくさんの知り合いも来てたみたいで、ゴール決めれてよかったね😄


台風で順延した試合のある浜田と横浜を除いては、残すところあと1節となったFリーグ Div.2。この節でボアルース長野が勝って首位に浮上し、最新の順位表は以下の通りとなっています。

順位 チーム名 試合数 勝点 得失
1 ボアルース長野 13 30 +31
2 Y.S.C.C.横浜 12 27 +35
3 ボルクバレット北九州 13 27 +20
4 ‬‪トルエーラ柏 13 23 +11
5 ‬‪ヴィンセドール白山 13 17 -14
6 ‬‪広島エフ・ドゥ 13 16 -11
7 ‬‪デウソン神戸 13 9 -27
8 ‬‪ポルセイド浜田 12 1 -45

今回長野に追い抜かれてしまった横浜でしたがあと2試合を残しているため、これに勝てば勝点は33まで伸びて最終節を長野が勝ったとしても得失点差で優位な状態。逆に北九州は上位2チームが負けてくれて勝点30で並んだとしても得失差で10ポイント以上の差がある苦しい状況。大逆転優勝のためには最終節に大量得点が求められます。

初のF2チャンピオンになるのはどこのチームでしょう!?そして入替戦の相手になるF1リーグ最下位は、アグレミーナ浜松になってしまうのか…?😱😱😱

※2019/2/11追記:しかしY.S.C.C.横浜は最終節で7位のデウソン神戸に敗れ優勝を逃してしまいました。F2リーグの初代王者はボアルース長野!

※2019/2/11追記:そして、ボアルース長野と入れ替え戦で戦うのはアグレミーナ浜松に決定してしまいました。


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