FUT-LOG

フットサルを中心に雑食的フットボール観戦記。

北信越女子フットサルリーグ 〜初代チャンピオンは福井丸岡RUCK

2016年9月18日(日)

少し時間が経ってしまいましたが先日のシルバーウィーク、福井県へ今年度新たに発足した北信越女子フットサルリーグを観戦に行ってきました。(※画像はRUCKに許可を頂いたうえで転載)

ただただソースカツ丼を食べてただけじゃなかったんですね Σ(゜ロ゜)


雨の中、トリムパークかなづへ到着。しかししまった。ここは「上履き要」でした。幸いクルマにサルシュー積みっぱなしだったのでよかったけど、ここらへんは関東リーグのみなさんの方が"告知慣れ"しているところですね。


会場に入ると、福井丸岡RUCKの応援うちわをいただきました!会場にはRUCKのユニフォームを着たフットボール少女がいっぱい!ホーム感は満点ですね。


この体育館には龍が宿るのか!?ピッチを見守る淵龍は、なんと「かかし」だそうです!!?


FBC福井放送の取材も入る中で選手入場、北信越リーグ初観戦キックオフ!!


※一眼レフが故障して入院中だったため、いつにも増してたいしたことない写真ではありますが、それでもお金と時間をつかって会場まで通い、夫婦で一生懸命撮った写真です。無断での転載・転送はご遠慮ください。


北信越女子フットサルリーグ第8節 福井丸岡RUCK vs OWNGOAL

試合結果

福井丸岡RUCK 7-0 OWNGOAL(前半3-0)

RUCK得点者:9.北川、14.前田、2.横山(夢)、9.北川、14.前田、14.前田、7.田中
OWNGOAL得点者:なし
公式試合記録



丸岡RUCKレディースから福井丸岡RUCKと名前を改めたRUCK。ユニフォームも一新し、この日が初お披露目。東海リーグから卒業し、本来の北信越リーグに移るとここまで4戦全勝。この試合に勝てば文句なしの初代チャンピオンの座を掴む。


RUCKとともに北信越代表として全日本選手権全国大会に出場するOWNGOALは富山県のチーム。RUCKより消化試合が1試合少ないが、ここまで3戦全勝。優勝の可能性を残している。

前半


キックオフ。RUCKのスターティング5はGK1.浅野、FPに5.五十嵐、7.田中、9.北川、13.高尾というおなじみのファーストセット。


公式記録を見るとここまでのすべての試合で前半5分以内に先制ゴールを決めているRUCKだが、さすがは首位決戦といったところか立ち上がりはなかなかゴールが決まない。それでも前半9分、エース9.北川が左サイドから強烈なシュートをGKが触るものの弾ききれずにゴールイン。先制はやはりRUCK。


この試合、RUCKは2人のGKを前後半で区切るのではなく流動的にチェンジ。前半も13分ごろに1.浅野から16.鵜飼に交代していた。


圧倒的にボールを支配しながらもなかなかゴールが決まらないRUCKだったが、16分には14.前田、さらに2.横山(夢)が連続ゴールを決めて。3点リードで前半終了。

後半

RUCKは前半と同じメンバーでスタート。前半は相手がボールを持ったときに下がってしまい、なかなか連動したプレスがかけられていなかったRUCKだが、後半はスタートから高い位置でボールを奪うシーンが増えている。


結果、22分に9.北川のミドルシュートを決め、さらに24分には14.前田がきれいなファー詰めゴールで追加点。早々に点差を5点に広げることに成功。


さらに30分にはなんと弱冠14歳、14.前田海羽がハットトリックとなる3点目を決めれば、


残り1分にコーナーキックから7.田中がダメ押しのゴールで7点目。


試合はこのまま7-0でタイムアップ。福井丸岡RUCK、見事に全戦全勝で北信越初代女王の栄冠を獲得し、日本女子フットサルリーグ、全日本選手権に続いてフットサル地域チャンピオンズリーグへの挑戦権を得た。




ひさしぶりに見た丸岡RUCKのゲームでしたがやっぱり彼女たちは強かった。しかも、どんどん下の世代からも活躍する選手たちが出てきているというのがすごいところです。

今年度ようやく発足した北信越女子フットサルリーグ。最初からうまく行くはずはないでしょうが、やはり「まだまだ」だと感じました。他地域のリーグでよくあるセントラル開催ではなく、男子リーグのセントラル(と言っても北信越はチーム数が多いので2会場に分かれての開催)に「抱き合わせ」で女子の試合がバラバラに組み込まれている状態。そのため、RUCKはこの日に全試合が終わりましたがリーグとしてはまだ10/23に試合を残しており、優勝が決まったとはいえ表彰式などはありませんでした。


そういった運営面はもちろんとして、レベル面でも課題は多いと言わざるを得ないでしょう。RUCKとOWNGOALの「全勝対決」となった「優勝決定戦」ですら7-0という一方的な結果になったことは、いかにRUCKがこの地域で突出しているかを表しています。しかもリーグは全6チームで年間5試合しかありません。

どんな形であれ、北信越地域リーグがスタートしたのはこの地域のフットサルの進歩に違いはありませんが、RUCKにとっては強い相手との真剣勝負の機会が減ってしまったのは痛手だとも感じます。そういう意味ではちょうどこの年に日本女子フットサルリーグのプレ大会が開幕し、北信越と掛け持ちする形でRUCKがそれに参加できるのは渡りに船だったのかもしれませんね(実際に参加する選手や親御さんたちは大変だとは思いますが…)

というわけで、10/9(日)に仙台で開幕した日本女子フットサルリーグに話は続きます。


関連記事


参考記事

福井丸岡RUCK 初代女王 フットサル北信越リーグ
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/local/CK2016091902000202.html

丸岡から世界へ!福井県の女子フットサルチーム・丸岡RUCKレディースが抱く大志。「フットサルで心を一つにし、大きなことを成し遂げたい」
https://j-futsal.jfa.jp/news/2016/06/10/1190.html


にほんブログ村 サッカーブログ フットサルへ
にほんブログ村

スポンサーリンク