2018年12月23日(日)
神奈川から東京湾をぐるっと回ってさらに千葉県を横断。やってきました東金アリーナ。はぁ、遠かった…(;´Д`)
リーグ前半戦の最終試合、VEEXに勝利し3位で上位リーグに臨んださいたまSAICOLO。
その後始まった上位リーグでいきなりフウガドールすみだレディースに敗れてしまい、優勝の芽は潰えてしまいました。しかし上位2チームまでが出場できる地域チャンピオンズリーグへの出場権はまだギリギリで狙える可能性が残っています。
そして何より最後は勝って終わりたい!しかも相手は女子Fリーグのプレーオフで当たる府中アスレティックFCプリメイラ、なおさら負けるわけにはいきません!
今季もなんとか5回は観に来ることができた関東女子フットサルリーグ。スタンプラリーを貯めたのでクリスマスプレゼントを頂きましたヾ(・∀・)ノ゙
中身はかっこいいポストカードとホッカイロでした。ありがとうございます😊
※関東女子フットサルリーグでは今シーズンも観客席からの写真撮影が制限されています。本記事では望遠レンズ、望遠機能を使用した写真は掲載していません。
SuperSports XEBIO 第9回関東女子フットサルリーグ2018 by PENALTY 第14節
2018.12.23 sun 13:00 東金アリーナ (観客数 62〜120人)
公式試合記録
第1試合 FOREST ANNEX 1-3 the sunkisst
会場に到着したのは後半も半分を過ぎたころで観戦できず。8位と9位の対戦は最下位のsunkisstが意地の勝利を掴んだが順位は入れ替わらず。両チームとも2/9(土)に渋川市総合運動公園体育館で行われる入替戦に回る。
第2試合 さいたまSAICOLO 6-1 府中アスレティックFCプリメイラ
勝点21で3位のサイコロと、勝点17で4位の府中AFCの対戦。日本リーグでサイコロが勝ち、関東リーグで府中が勝ち、これが今季3回目の対戦。さらに日本リーグプレーオフでもうあと2回戦うことになっている。
関東リーグでは14人までベンチ入りできるのだが、怪我人や途中退団のためにGKが3人入っても11人しかメンバーのいないサイコロ。スタメンはGK12.吉村、2.小島、7.秋田谷、9.安、16.筏井。
しかし府中もまた、GK18.河島が怪我のうえに前節の試合で21.河島が退場しており出場停止という「GK不在」に加えて、監督まで不在という緊急事態。スタート時には上下GKユニフォームを着た選手がピッチに立っている必要がるため、一度は河島が出たもののキックオフ後すぐに5.七五三掛に交代。
試合は立ち上がりにこそ、本来FPの5.七五三掛が守る府中ゴールをサイコロのシュートが数本続けて襲うがこれをセーブされると前半4分、先制したのはGKも監督も不在の府中の方だった… 右サイドキックインから12.鎰谷のゴール。
反撃を狙うもパスがいまいち噛み合わないサイコロ、奪われてカウンターからヒヤリとさせられるシーンも多い。
それでも14分にコーナーキックからファーサイドで16.筏井のボレー!GKが弾いたところを7.秋田谷、さらに弾かれたところを2.小島が押し込んでゴール!!同点に追いつくと、さらに右サイドキックインからの速いパスを11.吉川がゴール前で逸らしてゴール。連続ゴールで2-1と逆転して前半を折り返す。
逆転後は勢いが出てきたサイコロ、府中ゴールに何度も迫るが府中の身体を張ったディフェンスもすごい。
後半、今度は4.門井が府中のゴールを守る。しかし立ち上がり22分には16.筏井のピヴォ当て反転から右に流れながらのシュートが決まる!門井もなんとか手には当てたのだが、本職ではないGKでは厳しかったか。
29分に左サイドキックインから9.安のチョンドンシュートが、門井から縄田に替わっていたGKの頭上を抜いてゴールすると、コーナーキックからゴール前で合わせて16.筏井がチームの勝利だけでなく得点王も大きく引き寄せるゴールを決める。
更には終了間際、2.小島がダメ押しのゴールを決めて6-1で試合終了!人事を尽くして天命を待つ。勝点を24に伸ばしてこの瞬間、VEEXを抜いて2位に浮上したサイコロは地域チャンピオンズリーグへの出場可否をこの後の最終試合の結果に委ねることとなった。
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第3試合 フウガドールすみだレディース 1-5 VEEX TOKYO Ladies
そして迎えた最終試合。勝点28の首位フウガと、24のVEEXの対戦。これにVEEXが勝ってももはや順位は覆らず、すでにフウガの2連覇は決している。しかし前述の通り、VEEXには2位争いが掛かった大事な試合だ。
試合はなんとキックオフからわずかに9秒で7.竹村純子がゴールしフウガが先制するが、その後どうもチグハグしてミスを重ねるフウガに対してVEEXが着実にゴールを重ねて逆転。1-3のVEEXリードで迎えた後半も、その流れは変わらなかった。
後半終わってスコアは1-5とVEEXが逆転勝利で2位のポジションを奪い返し、地域チャンピオンズリーグ出場権を獲得。最後まで粘ったさいたまSAICOLOだったが惜しくも最終順位は第3位となった。
というわけで、9年目の関東女子フットサルリーグを制したのはフウガドールすみだレディース。さいたまSAICOLOは3位となり、全日本選手権に続いて地域チャンピオンズリーグでも全国大会出場権を逃す形となりました。
残念ですが、結果を他力に委ねるというのはこういうこと。これまでのリーグ戦の積み重ねの結果ですね…
そしてこの翌日、もうひとつショックなニュースが。小野直樹監督の今季限りでの退任が発表されたのです。
小野監督が就任した2015年にサイコロは初めて関東リーグを優勝。そこから関東2連覇、日本女子フットサルリーグの立ち上げと参戦、全日本選手権準優勝と、長いようであっという間な4年間を駆け抜けてきましたがまだ日本一の称号は獲得できていません。
メンバーの怪我や途中離脱などの事情もあり、今シーズンもなかなか思うようには進まなかったかもしれませんが幸いにして最後の最後に、女子Fリーグプレーオフという日本一に挑戦するチャンスをまだ残しています。この退任が「勇退」となるように、最後にチャンピオンになりましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧
SuperSports XEBIO 第9回関東女子フットサルリーグ2018 by PENALTY 最終成績
優勝:フウガドールすみだレディース
準優勝:VEEX TOKYO Ladies
フェアプレー賞:TapaZida
得点王
上位リーグ:筏井りさ( /さいたまSAICOLO)
下位リーグ:江川涼( /バルドラール浦安)
※江川選手はこの日不在
ベスト5
小出夏美(VEEX TOKYO Ladies)
藤田実桜(府中アスレティックFC)
伊藤果穂(バルドラール浦安)
江川涼(バルドラール浦安)
杉山藍子(フウガドールすみだ)
※江川選手はこの日不在
MVP
杉山藍子(フウガドールすみだ)
順位表
順位 |
チーム名 |
勝点 |
勝 |
分 |
負 |
得失 |
1 |
フウガドールすみだ |
28 |
9 |
1 |
2 |
15 |
2 |
VEEX TOKYO Ladies |
27 |
9 |
0 |
3 |
16 |
3 |
さいたまサイコロ |
24 |
8 |
0 |
4 |
17 |
4 |
府中アスレティックFC |
17 |
5 |
2 |
5 |
-4 |
5 |
カフリンガ東久留米 |
12 |
4 |
0 |
8 |
-6 |
6 |
バルドラール浦安 |
14 |
3 |
5 |
3 |
0 |
7 |
TapaZida |
13 |
4 |
1 |
6 |
-6 |
8 |
FOREST ANNEX |
8 |
2 |
2 |
7 |
-17 |
9 |
the sunkisst |
7 |
2 |
1 |
8 |
-15 |
※公式サイトの順位表は上位/下位リーグを分けて表記できないため内容が異なります。こちらの方が正しい(はず)です。
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