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【アニージャ湘南、初のホームゲームを逆転勝利!】第13回関東女子フットサルリーグ2022 第11節 アニージャ湘南 vs ヴィエントFC

2022年10月9日(日)


この日はシュートアニージャがアニージャ湘南と名前を変えて、初めてのホームゲーム。シンコースポーツ寒川アリーナにやってきました。

今シーズンは関東女子フットサルリーグも有観客開催となり、何度かアニージャの試合は見にきているのですがブログ記事にはできておらず…ただ、まずこのホームゲームのことだけでも記録しておこうと思います。

この日の寒川アリーナはキッチンカーが出ていたり、アリーナ席(エキサイティングシート)が設置されたりと普段の関東リーグとは雰囲気がかなり違いましたね。

寒川の体育館にアリーナ席が設置されるのはフットサルの試合ではこれが初めてなのでは!? 日本女子フットサルリーグに参入するのに、2階のスタンド席だけだと微妙に1000席に届かないのですが、これなら1200席以上のキャパシティを確保できそうです。

立派なマッチデープログラムや、裏には選手一覧の載っているハリセン、さらに先着100名にはアニージャ応援Tシャツまで配ってくれるという太っ腹ぶり。関東リーグのスケールを超えたホームゲームの盛り上げにアニージャの本気を感じます。


公式記録には観客者数200とありますが、この一般観戦者サイドだけで200人はいると思いますので、反対側の関係者やスポンサー招待席を合わせればもっと多くのお客さんがいたのでは!?※アニージャの選手のSNSによれば来場者は約400人に上ったそうです。


スタンドはすっかりアニージャブルーに染まり太鼓とハリセンの音が鳴り響くなか、アニージャ湘南初のホームゲームが幕を開けます!


※関東女子フットサルリーグでは今シーズンも観客席からの写真撮影が制限されています。本記事では望遠レンズ、望遠機能を使用した写真は掲載していません。


第13回関東女子フットサルリーグ2022 第11節 アニージャ湘南 vs ヴィエントFC

‪2022.10.09 sun 16:40 シンコースポーツ寒川アリーナ (観客数 200人)

試合結果

アニージャ湘南 3-1 ヴィエントFC(前半1-1)

アニージャ得点者:17.尾田、5.勝又、14.松木
ヴィエント得点者:9.高崎

公式試合記録

試合動画

 


第1ピリオド:ヴィエントに先制を許すも、尾田緩奈のゴールで同点に追いつき折り返し


キックオフ。アニージャのスターティングファイブはGK 12.佐藤、8.加藤、13.髙橋、14.松木、33.石内。このあと替わったセカンドセットは4.小林、6.宮浦、9.鈴木、17.尾田。

ファーストは8.加藤、13.髙橋、14.松木、セカンドは4.小林、9.鈴木、17.尾田の3人数を“軸”とし、残る1枚を33.石内、6.宮浦、5.勝又、7.原田でローテーションして回す2セット制を敷いてきたアニージャ。

ここまで7試合全勝、得失差は驚愕の+45。ぶっちぎりで首位を走るアニージャと、試合数が少ないとはいえ4勝2敗で4位のヴィエントFC。前評判ではアニージャ有利の予想をする人が多かっただろう。

しかしまだ立ち上がりと言っていい2分、先制したのはアウェイのヴィエントだった。コーナーキックからのセットプレー、9.高崎のシュートがゴールネットに突き刺さる。

ヴィエントFCもまた、神奈川県に拠点を置くチームでいわば神奈川ダービーとなるこの試合。寒川アリーナにはヴィエントのファン・関係者も多く観に来ていたはず。気合は負けていない。

その後もインテンシティの高い見応えのある攻防が続く。アニージャも決定的なシュートを何本か放っているのだが、ヴィエントのGK川谷がナイスセーブ連発でゴールを許さない。シュートチャンスが多いのは明らかにアニージャ、しかしリードしているのはヴィエント。そんな状況が10分近く続く。

ここまで全勝してきているアニージャだが、もちろん中にはリードを許す展開もあった。しかし自分たちの手で盛り上げてきたこのホーム戦では、賭ける思いが大きいからこそこの状況に更なる焦りやプレッシャーを感じていたことだろう。

12分、そんな重圧を跳ね返す同点ゴールがついに生まれる。決めたはNo.17 尾田緩奈。相手キックインからの縦パスをカットした4.小林からのパスを受けるとGKとの1対1を冷静に決める。  

同点ゴールに勢いづくアニージャ、終盤にも14.松木に決定的チャンスがあったが逆転ゴールはならず。1-1の同点で試合を折り返す。      

第2ピリオド:最年少・勝又野乃花が逆転ゴール!プレッシャーを跳ね除けアニージャが逆転勝利

第2ピリオド、アニージャのGKは変わらず12.佐藤、8.加藤、13.髙橋、14.松木、33.石内のファーストセットに戻してスタート。これまでの試合では、前後半でGKを交替することが多かった印象だがこの試合では引き続き12.佐藤がゴールを守る。

第1ピリオド終盤の勢いを維持するアニージャがチャンスを多く作る第2ピリオド、まずは立ち上がり8.加藤のシュートがポストを叩く。

その後も攻勢を続けるアニージャ、25分には右サイドキックインからの連続シュート。最後にゴールをこじ開けたのは、19歳の末っ子ドリブラー・勝又野乃花!!アニージャ湘南がついに逆転に成功。  


逆転したアニージャだが、まだ油断はできない。アニージャがカウンターを仕掛けたところをヴィエントにボールを奪われ、逆カウンターを受けるシーンもあったが、この絶体絶命のピンチはゴレイラ佐藤が身体を張ってセーブ。

それでも、第2ピリオドのシュート数はアニージャの17本に対しヴィエントは3本。圧倒的にアニージャが攻め込む時間帯が多い。それでも、なかなか追加点は生まれないという焦れる展開が続く。

しかし33分には得点女王についにゴールが生まれる。キックインからの縦パスを受けた右サイド5.勝又からの折り返しを14.松木が決めて、アニージャがヴィエントを突き放す3点目。


その後はヴィエントに反撃の隙を与えず、試合は3-1のままタイムアップ。先制を許したアニージャだったが、初のホームゲームを見事に逆転勝利で飾った。



コロナ禍とともにスタートした新生アニージャ。最初、関東リーグは無観客試合が続いてファン・サポーターにプレーを見せられない日が続いていました。

2年目の最終節で初の有観客試合となり、そして今年寒川で初めてのホームゲーム。かつてない声援を受けてかなりのプレッシャーもあったかと思いますがそれを跳ね除けての逆転勝利(๑•̀ㅂ•́)و✧


小野監督が語ったチームの目標は関東リーグ3連覇、その先にある地域女子チャンピオンズリーグ連覇、そして全日本女子フットサル選手権への出場と決勝進出。

そのうちのひとつ、関東3連覇はこの翌週に早速果たされます。第12節にカフリンガボーイズ東久留米に勝利したアニージャは、2試合を残しながら2位以下に勝点差8をつけたためこの時点で優勝が決定🏆関東3連覇を達成しました。

ふたつめの目標は地域女子チャンピオンズリーグ連覇!※関東は3連覇ですが、1年目は大会自体が新型コロナの影響で中止となったため2連覇が目標。地域CLは来年2月に茨城県で開催されます。

第10回 FUTSAL地域女子チャンピオンズリーグ
2023年2月17日(金)〜19日(日)
会場:アダストリアみとアリーナ(茨城県)

※情報ソースはこちら


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