2020年1月5日(日)
2020年のフットボール初観戦は駒沢で⚽️ただしいつもの体育館でも屋内球技場でもなく、やってきたのは陸上競技場。
全国高校サッカー選手権に我が母校・静岡学園の応援に行ってきました(注:一緒に蹴ったことのある人はわかってると思いますがぼく自身は静学の帰宅部です・笑)
今年のお正月は初日の出も見てないし初詣も初売りにもちゃんとは行ってなくて、あまりお正月らしいことはできませんでしたが、冬の風物詩・高校サッカー選手権に母校の応援に行けたのが1番のイベントになりました(*´-`)
※素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って会場まで通い夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。
第98回全国高校サッカー選手権大会 準々決勝 徳島市立(徳島) vs 静岡学園(静岡)
2020.01.05. sun 14:10 駒沢陸上競技場 (観客数 8,958人)
試合結果
徳島市立 0-4 静岡学園(前半0-3)
徳島市立得点者:なし
静岡学園得点者:3.阿部、12.岩本、12.岩本、12.岩本
公式試合記録
試合動画
【ダイジェスト】準々決勝 「徳島市立(徳島) vs 静岡学園(静岡)」|日本テレビ
【フルマッチ】準々決勝 「徳島市立(徳島) vs 静岡学園(静岡)」|日本テレビ
2年連続17回目の出場となる徳島市立高校は“守備のチーム”だという。シード2回戦は0-0でPK勝ち、3回戦は1-0とロースコアで勝ち上がってきた。夏のインターハイにも出場し、3試合連続でスコアレスドローPK戦勝ちをしているところからもその鉄壁の守りが窺える。円陣は手を繋いで広がる、FUT-LOG的に言えば「SWHLスタイル」
こちらは5年ぶり12回目の出場となる静岡学園。徳島市立とは対照的に攻撃力を前面に押し出し1試合3ゴール以上の目標を公言している。一方で全国制覇に向けては守備力も強化してきており、ここまで3試合無失点で勝ち進んでいる。円陣は繋いだ手を上げこそしないが、手を繋いで掛け声をかける「丸岡RUCKスタイル」
前半:徳島市立の鉄壁守備を静岡学園がセットプレーで攻略!
徳島市立は“守備のチーム”という前評判通り、立ち上がりから分かりやすいほどの守備固めの布陣で静岡学園のストロングポイントを消しにかかってくる。
比喩ではなく11人全員が自陣に引き、DFラインと中盤でふたつのラインを引きサイドのドリブル突破も、ペナルティエリア外からのミドルシュートも許さない陣形。
そして注目の10番、鹿島アントラーズ入りが内定している松村優太には常に2,3人がまとわりつく徹底マーク。
どんなにボールを支配されようとも静岡学園に得点を与えず、カウンターから一発のチャンスに賭けようという徳島市立だが、今年の静学は一度ボールを奪われてもその奪い返しが非常に早い。即ち、カウンターも受けにくい。
それでも前半10分を過ぎて攻めても攻めてもゴールは割れず、徳島市立のコーナーキック。嫌な展開だったがこのコーナーキックは徳島市立のミスに終わる。
すると16分、今度は静岡学園のコーナーキック。16.井堀の蹴ったボールに3.阿部が飛び込みヘディングでゴール!
待ちに待った先制点、スタンドに駆け寄る阿部に静学応援団は「ビバ!静学」で応える。
続けて22分には左サイドコーナー脇でフリーキックのチャンス。今度はニアサイドに飛び込んだ12.岩本がボールを逸らしてファーサイドネットを揺らす。
2点を先行されても徳島市立は戦い方を変えない。粘り強く守り、カウンターから反撃を狙う。前半終了間際、徳島市立がカウンターを仕掛けここぞとばかりに静学陣内に攻め入ろうとしたとき、逆に静岡学園がボールを奪取。
逆カウンターの形になり、ついにこの男が自由になる。10.松村にパスが渡ると右サイドを独走、DF2人を引き連れながらタッチラインギリギリまで切り込むとふわりとセンタリング。
これを12.岩本がファーポストで難なく押し込み、静岡学園が3点目をゲット。
「あれはほとんどマツのゴール」と後にインタビューで語った通り、観客にも相手選手にも強烈な印象を与えたプレーだった。ゴールパフォーマンスは2人揃ってかめはめ波!!
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後半:徳島市立のロングスロー作戦も跳ね返し、静岡学園が4-0快勝
3点のビハインドを負った徳島市立は後半もう攻めに転じるしかないと思っていたが、それでも戦い方を変えてこなかった。
一方の静岡学園はリードを広げ余裕ができた。ゆっくりとパスを回して相手の守備をスライドさせ、後ろにサポートがいることを確認してからドリブルでサイド突破を図るシーンが増える。
攻撃側に焦りがないので、どんなに守ってもカウンターに持ち込みにくくなってしまった徳島市立。後半は相手陣内でのほとんどのスローインからロングスローで一気にゴール前を狙う。
確かにハイボールを何度もゴール前に放り込まれれば“事故”は起こり得る。しかし集中してこれを跳ね返す静岡学園DF陣。
すると後半30分に12番 岩本悠輝がハットトリックとなるゴールを決めて追加点。今度はベンチメンバーと熱い抱擁。
4点差とされてなお戦い方を変えない徳島市立を最後まで押さえきり、静岡学園が4-0と4試合連続で無失点勝利。5年前を上回るベスト4に進出を決めた。
うーん、強い!
確かに強いぞ今年の静学!!
静学と言えば個人技だと、メディアも選手監督たちも言いますが、その個人技の出しどころをこのチームはちゃんとわかってる気がします。
そして相手が当然そのドリブルを警戒してゴール前を固めればミドルシュートでゴールを量産したのが1回戦の岡山学芸館戦。
2回戦の丸岡戦は相手のハイプレスをバスワークでしっかりと回避、バイタルエリアに入ればたとえ3人に囲まれても積極的に仕掛けてゴール。
そして今回、準々決勝の徳島市立は中盤にも第2のラインを敷いてサイド突破もミドルシュートも対応してきましたが、今度はセットプレーで2得点。
攻撃の引き出しが多彩で、毎試合ヒーローが違う。これは本当に24年ぶりの全国制覇を期待しちゃいますね⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾ FUT-LOGで「強い静岡」の記事を書けるなんて久しぶりすぎて興奮してます(笑)
同時期に行われている女子の高校サッカーでは同じ静岡県代表の藤枝順心がひと足先に決勝進出を決めました。
もしも男女アベック優勝なんてことになったら、その時は…その時こそはこう叫んでもいいでしょうか?
復活!サッカー王国静岡!!
参考記事
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