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【首位2チームが揃って足踏み。東海2部リーグは混戦模様へ】ゼビオ東海F2部リーグ2019 第5節 BIG HIP×XEBRA

2019年8月12日(月/祝)

今年はいつも以上に遠征貧乏なので、ゴールデンウィークも夏休みも旅行は我慢して地元でのんびり。台風も近づいて来てるしね。

そんな夏には普段観られないフットサルを見ようということで(結局フットサルに行くのか…)東海フットサルリーグ2部を観戦。ちょうどこのお盆休みの月曜祝日に、石野潤選手を擁するBIG HIPと銀島壮志選手を擁するXEBRAの“東海2部静岡ダービー”があるというじゃないですか!

このブログで男子の地域リーグを取り上げるのは久しぶり。なかなかチェックできていませんでしたが、第4節終了時点での東海フットサルリーグ2部の順位表がこちら。XEBRAとARTが4連勝で首位、3位のサントス、BIG HIPとは勝点5差をつけている状況。

順位 チーム名 勝点 得失
1 XEBRA 12 +11
2 ART FUTSAL CLUB 12 +7
3 ‬‪‪サントスFC 7 +3‬
4 BIG HIP 7 +2
5 Fuerbellino 6 +7
6 ‬EMERSON.FC 6 +3
7 楽笑舎フットサルクラブ 6 -3
8 Vistamigo HS 1 -7
9 NaturezaGrande沼津 1 -12
10 Boa Scudetto 0 -11

そしてこの日行われた第5節。第4試合までの結果は…

楽笑舎 5-1 ART
サントス 4-1 Boa Scudetto
Natureza 2-1 Vistamigo
Fuerbellino 3-7 EMERSON

まずは第1試合でいきなり楽笑舎がARTの5連勝を阻止する波乱。そして第4試合では1点ビハインドの状態で迎えた後半に、一挙6得点を挙げたEMERSONが大逆転勝利を収めるなど静岡勢がリーグを盛り上げます。


元アグレミーナ浜松、EMERSON.FCのNo.8 大石綾選手。ホントは第4試合から観たかったんだけど、高速の渋滞のため間に合わず後半途中からの観戦でした。

そして最終試合はBIG HIPとXEBRAの静岡ダービー。ARTが敗れたいま、XEBRAにとっては単独首位に立つチャンス。そしてBIG HIPにとってもここでXEBRAを足止めすれば自分たちが優勝争いに食い込むチャンス。互いに負けられない一戦です!


※素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って会場まで通い夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。


SuperSports XEBIO 東海フットサルリーグ2019 2部 第5節 第5試合 BIG HIP vs XEBRA

‪2019.08.12 mon 17:00 エコパ・サブアリーナ(観客数 180人)

試合結果

BIG HIP 6-5 XEBRA

公式試合記録

BIG HIP得点者:19.野中、8.石野、23.鈴木、8.石野、18.大西、19.野中
XEBRA得点者:オウンゴール、6.‪仲嶺、46.銀島、46.銀島、3.川添 ‬



ここまで開幕4連勝で首位に立つXEBRA。この日の試合で2位のARTが敗れたため、ここで勝てば優勝へ大きく前進する。


対するBIG HIPもここまで2勝1敗1分と決して調子は悪くない。円陣を組む時の盛り上げ方や試合中のベンチの賑やかさなどはいい意味で静岡“らしくない”雰囲気を持ったチームだ。


前半:石野潤の1ゴール1アシストでBIG HIPが首位XEBRAに2点を先行!


5連勝を狙うXEBRA、この試合のゲームキャプテンを務めるのはここまで4試合連続ゴールを決めている46.銀島壮志。


銀島と同じセットに入るのはかつてアグレミーナ浜松サテライトで共にプレーした20.杉山大吾。三鬼、増井はこの日はベンチ外だったが、いつの間にかXEBRAはアグレミーナに所縁ある選手がDELIZIA磐田に次いで多く集まるチームになった。


得意のドリブルで積極的に仕掛けるBIG HIPの8.石野と、どちらかといえばフィクソの位置でチームを落ち着ける役割を担っていたXEBRAの46.銀島。ふたりは幾度となくマッチアップ。


先制点を奪ったのはBIG HIP。8.石野との見事なワンツーで19.野中がゴール。


続いて1点目と同じような位置で受けた8.石野潤、今度は自らゴールを決めてBIG HIPが2点目。


出ました!これが噂の「Jポーズ」!?


単独首位に躍り出るチャンスをふいにはしたくないXEBRAも、相手オウンゴールで1点は返すが…


しかし相手GKのポジショニングを見逃さなかったBIG HIPのゴレイロ鈴木に超ロングシュートを直接ゴールに沈められて、またも突き離されてしまう。

前半はこのままBIG HIPが2点を先行して折り返しとなる。


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後半:銀島壮志の2ゴールで追いついたXEBRAだったが残10秒弾に沈み今季初黒星

逆転を目指すXEBRAは後半キックオフから果敢に攻める。カウンターのリスクを背負いながらも前線からのプレッシングを強めていく。


するとセカンドセットに変わった26分に6.‪仲嶺‬のゴールで1点差に詰め寄るが…


XEBRA 46.銀島が底の位置でボールを失うミスを犯すと、左サイドから8.石野にこの日2点目のゴールを決められて万事休す。


まだ試合時間を10分残した状態だが、XEBRAは77.榎戸をGKにパワープレーを開始。


パワープレーから惜しいチャンスもあったが、一方で逆に相手にパワープレー返しを決められそうになるなど、いまいち波に乗りきれないXEBRA。


ジリジリと残り時間が少なくなってくるなか、46.銀島がそれまでの流れも、相手の守備も、すべてを無効化してしまうような超強烈ロングシュートをゴール右上に突き刺すと、


更に立て続けに右サイドからもミドルシュートを決める。銀島の5試合連続、今シーズン8点目のゴールで同点に追いついたXEBRA。これでわからなくなってきた!


逆転目指しタイムアウトを取るXEBRA。しかし次の得点はBIG HIP、残り2分でセットプレーから18.大西が値千金の勝ち越し弾。


もう一度追いつこうとパワープレーを再開するXEBRA、先ほどの2得点はパワープレーで相手を崩してとは言い難いがここで銀島の決めた反則級のミドルシュートが活きてくる。ミドルシュートを警戒して前に出てくるDFの隙を突いた3.川添のファー詰めゴールで再び同点!

残り時間は1分、パワープレーでじっくりパスを回すXEBRA。おそらくギリギリまで時間を消費し、パワープレー返しのリスクを低めてから最後のチャンスで逆転弾を狙う算段だろう。しかしXEBRAのシュートが外れた時に残った時間はまだ二十数秒、そして残り12秒というところでXEBRA陣内、BIG HIPボールでのキックインとなる。


これまでのパターンは読まれてるだろうと試合前に石野が提案したという新しいセットプレー。これがピタリとはまり、残り10秒でファーポストに飛び込んだ19.野中のヘディングシュートが決まる!


劇的な勝ち越しゴールにどよめく会場。合計で11回ネットが揺れた激しい点の取り合いは野中に始まり、野中に終わる結果となった。


XEBRAの5連勝を阻止したBIG HIPは自身の勝点も10に伸ばし、4位へ浮上。



いやいや。「お、ちょうど元浜松なふたりが対戦するカードがあるじゃん!それじゃちょっと早めに帰省しようかな」くらいな感じでやってきたエコパ。しかし思っていた以上に面白い試合を観ることができました。欲を言えば、石野選手か銀島選手、どちらかハットトリックしてそれが決勝点になったらアグレミーナファンとしては最高でしたが(笑)

首位2チームが揃って足踏みした第5節を終えて、東海2部リーグは勝点3差の中に6チームがひしめく混戦模様となります。

順位 チーム名 勝点 得失
1 XEBRA 12 +10
2 ART FUTSAL CLUB 12 +3
3 ‬‪‪サントスFC 10 +6‬
4 BIG HIP 10 +3
5 ‬EMERSON.FC 9 +7
6 楽笑舎フットサルクラブ 9 -1
7 Fuerbellino 6 +3
8 NaturezaGrande沼津 4 -11
9 Vistamigo HS 1 -8
10 Boa Scudetto 0 -14

次節は8/25(日)に刈谷ウイングアリーナで開催。そして第7節が8/31(土)に浜松アリーナで行われます。


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