2021年5月3日(月祝)
GWに浜松アリーナで開催された【第2回 頂杯】。大人気YouTubeチャンネル「目指せ！Ｆの頂」とDalponteでタッグを組んで開催され、全国強豪フットサルチームが ”頂の称号” と賞金100万円を賭けて熱い戦いを繰り広げます。
密にならない観客数で、新型コロナ観戦防止対策も十分考慮された中で開催されたこの大会。この記事では3日目の準決勝と順位決定戦の様子をレポートします。
ここまで勝ち進んだのはグループAからFC ISHIZEKIとFC NAKAI、グループBから関東1部リーグのZOTT WASEDAと関西1部リーグのCANCANBOYSの4チームです。
大会1日目と2日目に行われた予選リーグの様子はこちら。
準決勝のことはすっ飛ばして決勝戦が気になる方はこちら。
※素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って現地まで足を運び夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。
第2回 頂杯 準決勝･順位決定戦
2021.05.03 mon 浜松アリーナ
準決勝：決勝進出はCANCANBOYS、そしてFC NAKAI！
FC ISHIZEKI 3-5 CANCANBOYS
ZOTT WASEDA 1-3 FC NAKAI
準決勝、南コートではグループA 1位のFC ISHIZEKIと、グループB 2位のCANCANBOYSが対戦。ISHIZEKIは14.銀島が前日のレッドカードで出場停止。5.三木と16.二井岡が怪我で戦線を離脱。“元Ｆ”の看板を背負った選手をほとんど欠いてしまった。
試合は3分にCANCANBOYSが先制。味方シュートをISHIZEKIのGK･田中がファンブルしたところに
7.吉野が詰める。
負けじとFC ISHIZEKI、6分に左サイドをドリブルでえぐった9.大畠から23.山木のファー詰めゴールで同点に追いつく。
それでも13分、“元Ｆ”はこっちにもいるぜと右サイドを抜けた10.江藤がスルッとゴール！CANCANBOYSが2-1とリードして第1ピリオドを終了。
第2ピリオドに入った25分、次の追加点もCANCANBOYS。セットプレーからFC ISHIZEKIのクリアミスを16.松浦がワントラップして左足。リードを2点に広げる。
そこからはしばらく拮抗した展開が続くが、34分に相手のパスをカットした10.江藤が隙を突いて自らミドルシュートを決める。4-1としてゲームを決定付けたかに見えたが、ここからFC ISHIZEKIが猛反撃。
35分に味方シュートのリフレクションを拾った24.田中が無人のゴールに冷静に沈めると、続けざまに23.山木が角度のないところからファーポスト上に突き刺すスーパーゴール。FC ISHIZEKIが連続ゴールで1点差に詰め寄る。
この勢いのまま逆転を狙うFC ISHIZEKI、元立川･
府中アスレティックFCの名ゴレイロ･田中を上げて
パワープレーに打って出る。
しかし試合時間残り2秒、FC ISHIZEKIのパワープレーを凌ぎ切ったCANCANBOYS、相手陣内でボールを奪うと7.吉野が無人のゴールへ流し込みゲームセット。
CANCANBOYSが5-3で勝利し、賞金100万円を賭けた決勝戦へ進出を決めた。
一方の北コートではグループB1位のZOTT WASEDAとグループA2位のFC NAKAI、第1回頂杯決勝のカードが激突。前回大会ではZOTTがFC NAKAIを破り優勝している。
試合は99.中井のゴールでFC NAKAIが先制、しかしすぐにZOTTも追いつく。1-1同点のまま第1ピリオドは終了。
ハーフタイムに清野監督の檄を受けた効果か？第2ピリオドの立ち上がりにはZOTTが攻勢に出る。
しかしそんな中でも99.中井が中央をぶち抜く強烈シュート。ワンチャンスを物にして2-1とFC NAKAIがリード。
さらに30分ごろにキックイン、77.伊藤からの柔らかいパスを22.千葉がヘディングシュート。これが決まって3-1とFC NAKAIがZOTTを突き放した。
予選リーグではたとえ大きくリードを奪われても、そこから怒涛の追い上げを見せてきたZOTTだったがこの試合では追いつくことができず3-1のまま試合終了。
FC NAKAIがリベンジを決め、CANCANBOYSとの決勝戦へと駒を進めた。
順位決定戦：BIG HIPそしてDELIZIA磐田が東海リーグの意地を見せて勝利
BIG HIP 6-5 MIOびわこ滋賀
FC AREOLA 1-9 DELIZIA磐田
予選リーグ3位同士が戦う5位決定戦。まずリードしたのはグループA3位のBIG HIP。
5分に19.野中、7分に24.松山、15分、16分に13.織部と第1ピリオドだけで4点をリード。
しかし第2ピリオドに入ると、今度はMIOが反撃。23分、7.伊藤のGKの股を抜くシュートを皮切りに、25分に9.高橋、27分に3.坂口と一気に1点差に詰め寄る。
そこからは一進一退。30分にBIG HIPの13.織部がGKの股を抜くゴールで再び突き放すと、33分には9.高橋のゴールでMIOが追いすがる。
37分には右サイドから元アグレミーナ浜松･8.石野が決めて6-4。らこれがダメ押しとなったかと思えば、直後にピヴォ当てからの落としを決めてMIOが三度1点差に詰める。
しかしついにMIOはBIG HIPに追いつくことはできないまま6-5でタイムアップ。BIG HIPが振り切り、最後の試合を勝利で終えた。
北コートで対戦したのはグループA4位のFC AREOLAとグループB4位のDELIZIA磐田の静岡県勢対決。カテゴリで言えば静岡県リーグ1部のAREOLAよりも東海リーグ1部のDELIZIAがかなり上だが、少ない人数でここまで戦ってきた疲労を考えれば油断すると厳しい戦いになる。
そんな不安を払しょくするように、第1ピリオドからDELIZIAがゴールラッシュを決める。まずは10.清原と9.尾崎が2ゴールずつを決めて4-0と大きくリードして折り返し。
第2ピリオドの立ち上がりには、5.中村のゴールでAREOLAが1点を返すが、
その後も10.清原、9.尾崎が連続ゴールしてDELIZIAが突き放す。さらに15.ルーカス、25.小出、22.市川も決めて9-1で試合終了。DELIZIA磐田が東海リーグ所属の意地を見せ、県リーグのFC AREOLAに完勝して大会を終えた。
ということで、決勝戦へと駒を進めたのはFC NAKAIとCANCANBOYS。
YouTube的にはFC NAKAIがう優勝したほうが面白いんでしょうが、再結成から1ヶ月ちょっとのチームが、メンバーたった9人で関東や関西の強豪を打ち倒して優勝。うーん、ここは個人的にはCANCANBOYSにヒール役としてぜひとも立ちはだかってほしいところ。
というかCANCANBOYS、初めて見ましたがとてもいいチームです。一体感もあるし、採用している戦術もなかなか面白い！個人的にはCANCAN推しで見ていきたいですが、果たしてどうなるか？
続きます！！
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