FUT-LOG

フットサルを中心に雑食的フットボール観戦記。

【ウイダーFリーグ 第32節】浜松 vs 大分 〜後編・アグレミーナホーム最終戦!!

2014年1月26日(日)

スポパラチームとSWERVESのおかげで、大いに盛り上がった前座試合。

しかーし、本番はここからのFリーグ第32節 浜松vs大分戦です(o`・ω・)o

ナオト人気があまりに凄いので、逆に「みんな前座だけで帰っちゃわないよね!?」と心配になっちゃいましたが、試合終了後すぐに選手たちのアップが始まったので特に盛り下がることはなく、2800人超というホーム戦の最多動員記録を更新しました。


観客の多さにこの日はゴール裏席も開放。今後浜松アリーナの観客動員的にはゴール裏席を開けさせることができるかどうかが、ひとつのバロメーターになりそうですね。



浜松アリーナでは選手入場時に照明が暗くなる演出があります。この日はウナトラスを中心としたサポーター有志の方たちが周辺のお客さんにサイリウムを配ってホーム最終戦を彩ってくれました。


満員のアリーナに選手たちが入場して、いよいよキックオフ! 舞台は整った、なるかホーム初勝利!?


※素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って会場まで通い夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。


‪ウイダーFリーグ2013/2014 第32節 アグレミーナ浜松 vs バサジィ大分

‪2014.01.26 sun 14:00 浜松アリーナ (観客数 2,824人)

試合結果

アグレミーナ浜松 2-4 バサジィ大分

浜松得点者:25.江藤、8.松本
浜松得点者:12.小曽戸、23.芝野、11.ディドィダ、11.ディドゥダ

公式試合記録



浜松のこの日のベンチ入りメンバーは、1.山本、4.松浦、6.萩原、8.松本、10.剣持、11.曽根田、13.三輪、14.蓮池、18.中島千、20.赤窄、23.小池、25.江藤の12名。

勝利した大阪戦以来、欠場が続いていた山本がひさびさにゴールマウスに復帰。神戸戦を欠場した萩原、松本らも怪我を抱えながらも戦列に戻ってきた。また、18.中島千博も久しぶりのメンバー入り。

スターティング5はGK1.山本、11.曽根田、13.三輪、14.蓮池、25.江藤。セカンドセットに4.松浦、6.萩原、10.剣持、23.小池。8.松本はファーストに、18.中島千はセカンドにそれぞれ交代で組み込まれた。



対するバサジィ大分のメンバー。今季初めに浜松から移籍した石野選手は古巣浜松のホーム戦でメンバー入りはせず。加えてNASPA四日市出身の松山選手、名古屋オーシャンズサテライトの北嶋選手もおらずで浜松ファンならびに東海リーグファンにとっては、少々残念だった。


前半


「絶対にホーム初勝利を!」そんな気合いを持って立ち上がりから積極的に仕掛けて行く浜松だったが、カウンターからバサジィに先制を許してしまう。


相手パスミスを拾った25.江藤がシュートを狙うもブロックされると、カウンターから最後は12.小曽戸が押し込んでのゴール。

この日の小曽戸はキレキレで、その高速ドリブルは何度も浜松DFを苦しめた。

しかし浜松も14.蓮池が、11.曽根田が、そして4.松浦がシュートを狙う。だがそれを大分DFに跳ね返されると、その度に鋭いカウンターを受けるが、これは守護神山本がスーパーセーブを連発してこれ以上の失点は許さない。


前座のスポパラチームに誘われて、初めてフットサルを観にきたジュビロファンにも「山本浩正ここに健在」を十分にアピールできたのではないだろうか。


そしてこのゴレイロの粘りがチャンスを呼び込む。前半13分に25.江藤のゴールで浜松が同点!左サイドから中央へ切り込むと、利き足の左で蹴ると見せかけてキックフェイント、冷静に逆足の右でゴールへボールを流し込んだ。


同点弾に沸く浜松アリーナ、サポーターの浜松ラッパが鳴り止まないうちに、今度は8.松本のミドルシュートが決まって逆転に成功!!

蓮池がディアゴナルの動きで相手DFを引きつけコースが僅かに空いたところ、ちょっと遠めだったが思い切りよく右脚を振り抜いた。



逆転に盛り上がる浜松アリーナだったが、しかしその時間は長くは続かず、やはりラッパの鳴り止まないうちにコーナーキックから芝野のゴールで失点。

直接合わせたシュートは一度はポストを叩いたが、そのまま自ら詰めて押し込んだ。


僅か2分の間に3ゴールが決まり、試合は振り出しに戻ったが浜松の勢いは衰えない。前線から積極的にプレスを仕掛け、大分ゴールへ襲いかかる。

相手ゴール前でボール奪取した18.中島がそのままシュートを狙うがこれは左へ逸れ、やはり前線でボール奪取した14.蓮池の左足シュートはゴールポストを叩いた。


しかし、前半終了間際の18分に浜松のマークを物ともしない小曽戸の高速ドリブルで左サイドを切り裂かれ、折り返しに詰めたのは11.ディドゥダ。大分の再逆転弾が決まり浜松1点ビハインドで試合は折り返した。



後半

後半のスターティング5も前半と変わらず11.曽根田、13.三輪、14.蓮池、25.江藤。浜松は引き続きプレスラインを押し上げていくが、大分もカウンターからチャンスを狙う。しばらくお互いにカウンターの応酬となり手に汗を握る展開が続く。


特に4.松浦は後半時間が過ぎていってもプレスが弱まらず、前線から激しくボールをチェイスし続けた。

しかし、なかなか決定的なチャンスまでは持ち込めず、また大分の鋭いカウンターに肝を冷やしながらも1点差のまま時間が過ぎていく…


試合時間が5分を切り、1点を追いつくための最終手段としてベンチで曽根田がGKユニフォームに着替えてパワープレーの準備をしているときだった。


コーナーキックからのこぼれ球を受けたディドゥダが、第2PKポイント付近から低く強烈なシュートを決めて大分が追加点。ボールはゴールネットを後ろに突き抜けたため、一瞬外れたのではないかと会場は騒然となったが、このゴールは認められ残り3分で2点ビハインドとなってしまう。


直後から浜松がGK11.曽根田、4.松浦、8.松本、10.剣持、23.小池のセットでパワープレーを開始するが、2点差になってからのPPでゲームプランは崩れてしまった。

23.小池が、11.曽根田が最後までシュートを狙ったものの、ゴールを奪うことはできず2-4のまま試合は終了し、ついに2シーズン目もホーム浜松で勝利することはできなかった。



というわけで、ホーム初勝利を飾ることはできなかったアグレミーナ浜松。敗けはしましたが、一度は逆転し、いい試合だったとは思います。でも、そろそろ「いい試合だった」じゃダメなんだよね。この日は特に勝ちたかった。

それでも、この日少なくなかったであろう初めて競技フットサルを観にきたお客さんに「フットサル面白いじゃん」と思わせることはできたのではないかと。ただ、惜しむらくはこれがホーム最終戦…そんなお客さんをまたアリーナに呼ぶには来シーズンの開幕までの半年間は長すぎます。


しかーし実はその前に、来月3/7〜9にエコパアリーナで開催されるPUMA CUP全日本フットサル選手権があります!!

www.youtube.com

サッカーでいうところの天皇杯に当たるこの大会、対戦相手には地元デリッツィア磐田、そしてこの日もSWERVESでゴールも決めた垣本右近選手擁するカフリンガ東久留米など全国の強豪チームが日本一を目指して凌ぎを削る熱い大会です。この大会のプロモーションビデオがこれまたかっこいいんです。

しかもエコパで行われる1次ラウンドは入場料無料!フットサルもなかなか面白いなーって思った皆さん、ぜひエコパアリーナにアグレミーナの応援に来てくださいo(^▽^)o

対戦カード・タイムスケジュールなど詳細はJFAオフィシャルサイト参照。


参考記事

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