FUT-LOG

フットサルを中心に雑食的フットボール観戦記。

【現地観戦記】Fリーグ第32節アグレミーナホーム最終戦① 浜松vsすみだ

2015年2月8日(日)


ついに迎えてしまったホーム最終戦。

Fリーグ昇格から3年目、いまだにこの浜松アリーナで勝利を挙げることができていないアグレミーナ。この日が今季中のホーム初勝利を成し遂げるラストチャンス。


アリーナには今季最多の2000人を超えるお客さんが駆けつけ、キックオフ3時間前の開場を待つ列もこんなに長くなりました。

この日は前座試合としてお互い初試合となったアグレミーナ浜松レディース vs 新生・スポパラ DFUT WINGSや、

LUZ TOP TEAM vs 静岡レジェンズ、


さらにFOUR MINITUES TILL MIDNIGHTのライブステージまであったりとイベントもりもり盛りだくさん!

アグレミーナレディース vs DFUT WINGSの様子はこちら。

LUZ TOP TEAM vs 静岡レジェンズの様子はこちら。

FOUR MINITUES TILL MIDNIGHT ライブの様子はコチラ。

ここではメインマッチのアグレミーナ浜松 vs フウガドールすみだの試合から。


この日はお客さんも多かったのでウナトラス主催のサイリウム大作戦も綺麗でしたね。それでもいちばん選手に近い、S席の後方はちょっとさみしかったかな。


家康くんも応援にきたよー(o`・ω・)o


素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って現地まで足を運び一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。


inゼリーFリーグ 第32節 アグレミーナ浜松 vs フウガドールすみだ

公式試合記録

アグレミーナ浜松 1-2 フウガドールすみだ(前半1-0)

浜松得点者:オウンゴール
すみだ得点者:4.諸江、8.太見

公式試合記録



浜松のベンチ入りメンバーは1.川原、4.和久田、7.江藤、8.松本、10.剣持、11.曽根田、12.石野、14.蓮池、15.野嶋、18.小池、19.中村、22.田中。名古屋セントラルで負傷した13.三輪は未だ復帰できず、前節退場した9.松浦(勇)は出場停止。9.松浦(勇)に代わっては18.小池がメンバー入りした。GKは1人体制だ。


フウガ時代を含めると4回目の対戦となるフウガドールすみだ。浜松アリーナでの対戦は初。対戦成績は3連敗なうえ、1週間前に完敗したばかりだがホームでリベンジを果たしたい。

前半


ホーム初勝利に向け、立ち上がりから積極的に仕掛けたのは浜松。いきなりファーストシュートを放つなど、すみだゴール前に攻め込みコーナーキックを獲得。


このコーナーキックを受けた8.松本が左サイドから中央4.和久田へシュート性の早いパスを打つと、これが相手DFに当たりゴールへ。なんと開始2分で浜松が喉から手が出るほど欲しい先制点を獲得する!


長いリーグ戦の終盤、名古屋セントラルからの連戦、そして東京からの当日移動などの影響か、すみだの選手たちは多少身体が重く感じられた。しかしシュート数はすみだが上回るも、チャンスの数はほぼ同等。川原、揚石、両チームGKの好守も光り、お互いにゴールを奪えないまま前半は浜松リードで折り返す。


後半

後半、すみだはGKを1.揚石から12.大黒へチェンジ。すると早々に4.諸江のゴールが決まり同点とされてしまい、そこからは前半からさすがの貫禄を見せていた1stセットに加え、若くて速い2ndセットも勢いを取り戻し、次第にすみだの時間が増えていく。 浜松はカウンターから少ないチャンスを狙うが、カウンター合戦はむしろ相手の土俵。苦し紛れに放ったシュートからピンチを招き、川原の身体を張ったセーブやクロスバーに助けられるシーンが何度もあった。


カウンター合戦では分が悪く、ポゼッションも上げられないとなると取れる戦術は限られてくる。浜松は2分を残して11.曽根田をGKに置いたパワープレーに出るが、結果的にはこの日に限ってはもっと早くシフトしてもよかったのかもしれない。ちょうどパワープレーを考えたくなる時間帯にすみだのファウルカウントが5になったことも、判断を難しくしたのかもしれないが…

FPがひとり多いパワープレーでポゼッションを上げ、相手の守備の綻びを狙ってはシュートを放つ。もしくは10.剣持が不意を突いてロングシュートを狙う。しかし、すみだの集中した守備を崩すことはできない。

残り44秒で取ったタイムアウト。時間的に最後のチャンス。作戦を確認して、挑んだセットプレーも跳ね返され、今度は浜松陣内で相手のキックイン。


残り時間は2秒を切っている。ここからボールを奪い返して勝ち越しゴールを決めるのはほぼ不可能に近い。となると、最低限の目標は引き分け。勝点1を積み上げればヴォスクオーレ仙台に並び得失点差で順位をあげることができる。


しかし、そんな期待というか、油断というべきか、一縷の望みも8.太見のシュートに打ち砕かれた。このときは自分の席からは死角になっていたのか気付かなかったが、GKの12.大黒までがゴール脇まで上がり最後の攻撃に参加していた。抱き合って喜ぶ4人を横目に、急いで自分のゴールへ戻る姿が写っている。


ゴールが決まり、ストップした時計が指す時間はなんと0.5秒。フットサルというスポーツは、文字通りに最後の一瞬まで何が起こるかわからない。それをまざまざと見せつけなれながら、タイムアップのブザーが冷たく鳴り響いた。



…残り0.5秒の悪夢。

手からこぼれ落ちたのは勝ち点1…だけではなく、これでついに3シーズン目もホーム初勝利を挙げることができませんでした。

なんでこうも勝てないのか。何を変えたら勝てるのか。素人のぼくには分からないけど、たぶんこのチームには圧倒的に「勝つ経験」が足りないんだろうな… 勝つために勝つ経験が足りないんじゃ結局どうすればいいのか分かんないけれども。


でも、選手たち気合い入ってた。アップの時から何度も何度も輪になってた。サポーターへの挨拶も嬉しかったですね。



とくにワンプレー毎に感情を爆発させていた剣持選手を、好きな選手はそれぞれなみんなが口を揃えて讃えていました。「キャプテンとして何かを変えたかった」涙ながらに語ってくれたその気待ち、多くの人が背番号10の背中に感じていたはずです。


そして再三のピンチを何度も何度も身体を張って守ってくれたGK川原選手。

このふたりには、なにかひとこと伝えたくて試合後一緒に写真を撮ってもらいました。


「これが噂のカメラですね!せっかくだからコレで撮りましょう(^^)」と言ってくれた川ちゃん。望遠レンズで一生懸命下がって撮ってくれたなっちゃん、さくぱんさん、ありがとう(笑)

このときは、タオマフまだ巻いてたんだよなぁ…


負けたことは本当に残念で、信じられなくて、終了直後は呆然としちゃったけど…まだリーグは1試合残ってます。引き分けでも…とは言わずに必ず勝利して、順位をひとつでも上げてPUMA CUPへ繋げましょう。この日見せてくれた気持ちをまたエコパで、そして代々木で見られることを期待します。


ホーム最終戦ということで、全選手スタッフが整列し挨拶。今年はゴールを背にして並んでくれたので、バックスタンド側からもみんなの顔を見ることができました。


アグレミーナ浜松 新間GM


アグレミーナ浜松 保田監督



あっ!この日も観戦仲間のみなさんからお菓子をたくさん頂いちゃいました。時季的に、これは勝手にバレンタインということにさせて頂きます(笑)今年はゼロじゃなかったぜー、やったー♡

続きます。


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