2019年2月10日(日)
長いように感じたシーズンも気づけばもうすぐ終わり。クライマックス駒沢セントラル。
アグレミーナ浜松としてはこの駒沢での開幕セントラルで名古屋オーシャンズに敗れて以来、31試合を戦ってきて一度も最下位から浮上できないまま迎えた残り2試合。この時点で11位北海道との勝点差は6。
つまり、浜松が残り2試合を2連勝しなくてはならない(ここまで31試合で3勝しかしてないのに)のはもちろんとして、北海道が2連敗しない限りはFリーグ初のF1/F2入れ替え戦に臨むF1クラブとなることが決まってしまいます。
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浜松の試合がなかった土曜日のセントラル1日目、北海道vsすみだの試合は北海道が先制し、2-1とリードしての折り返し。ここで北海道が勝点を1でも積み上げれば浜松は戦う前から最下位が決まってしまうわけですが、結果はすみだの逆転勝ちでまだ首の皮1枚がギリギリで
残っている状態。
とはいえ、自分たちが勝たない限りはなにも始まらない。相手はここまで2戦2敗のFリーグ選抜。最下位脱出そしてF1リーグ残留のためにも、自分たちのプライドのためにも、この試合絶対に負けられない!いや絶対に勝たなくてはいけません٩(๑`^´๑)۶
※素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って会場まで通い夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。
DUARIG Fリーグ2018/2019 Div.1 第32節 駒沢セントラル 2日目第2試合 Fリーグ選抜 vs アグレミーナ浜松
2019.02.10 sun 14:30 駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場
(観客数 1,196人)
試合結果
Fリーグ選抜 1-1 アグレミーナ浜松
選抜得点者:8.新井
浜松得点者:11.中村
ハイライト動画
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2018/19シーズン、ついにホームで勝利を挙げることのないまま最後のセントラルを迎えた浜松。しかし直近の2試合では名古屋を相手に6得点を奪い惜敗、仙台戦では2点差をラスト1分で追いつくなど、ここに来てやっと勝負強さを見せている。
対するは浜松にとってもはや天敵と言っても差し支えない若手集団・Fリーグ選抜。特に浜松からFリーグ選抜へ参加している8.新井は浜松戦で必ずゴールを決めている要注意選手だ。
前半:アグレッシブにプレスを掛け続けた浜松がセットプレーを決めて先制!
浜松のスタメンはGK1.石黒、5.鷲北、6.萩原、10.田中、11.中村。これに7.前鈍内を加えた5人をファーストセットとし、9.松浦、13.山元、16.須藤、18.山田に12.山桐、15.永野を加えたセカンドセットと入れ替えていく。
前半の立ち上がり、まずシュートチャンスを多く作るのは浜松の方。奇跡の土壇場最下位脱出に向けて今日は立ち上がりから集中している。球際も強いし、プレスラインも高く、全員がよく走り、シュートのこぼれ球にも身体ごと飛び込む。
こんな戦いが最初からできていれば…というボヤキも今は飲み込んで、スタンドから送られる声援もこの日は一際と大きい。
すると前半14分、相手GKの4秒保持のファウルで得た間接フリーキックのチャンス。浜松はここを確実に決めるべくタイムアウトを取る。
そしてこのゴール至近からのセットプレーを10.田中→すぐ右の7.前鈍内→ファーポストの11.中村と繋いで狙い通りのゴール!
絶対に勝たなければいけないプレッシャーの中、喉から手が出るほど欲しかった先制ゴールに喜びを爆発させる中村友亮。
前半終了間際に既に今季限りでの退団を表明している石黒紘久の放った、あの町田戦でのゴールを彷彿とさせるようなシュートは相手GKに防がれたものの1点をリードしたままで折り返しに成功。
しかしホーム戦でも前半までは1-0で勝っていた。後半も、この高いインテンシティをキープして油断せずにいきたい!
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後半:まさかの残り9秒弾、決めたのはまたも新井裕生!!
前半のシュート数は選抜が3本に浜松13本と浜松が主導権を握った。しかし後半は1点を追うF選抜がその圧力を強めてくると、今度は浜松が押し込まれる展開が続く。
ハーフに引いて守るシーンが多くなる浜松だが、球際の強度は緩めない。特に8.新井に対しては「お前だけにはやらせないぞ」という気持ちがマッチアップする選手たちからビンビンと伝わってくる。我慢の時間が続くが、ここを耐え凌げば必ずもう一度浜松にも流れが来るはずだ。
しかし我慢して我慢して掴んだチャンスもゴールにはならず。逆転最下位脱出には2連勝が最低条件、引き分けすらも許されない浜松。1点差のまま緊迫した残り5分間に突入していく。
試合時間が残り2分台に差し掛かるころ、F選抜は5.水谷をゴレイロに据えたパワープレーを開始。名古屋や町田さえも容易には防げなかったパワープレーだが今日だけはもう1点もやることはできない。
浜松ゴールをF選抜のシュートが襲うたびに悲鳴にも似た声がスタンドから上がる。1.石黒のパワープレー返しも決まらない。それでも、もうすぐ残り10秒に差し掛かる。試合終了へのカウントダウンがサポーター席から上がろうというまさにその時…
浜松の左サイドコーナー付近でボールを受けた8.新井の放ったシュートがDFに当たって無情のゴールイン。タイマーは残り9秒を指していた。それでも浜松は僅かな勝ち越しの可能性を信じて11.中村をGKにパワープレーを仕掛けるが、シュートは放てないまま試合終了。
奇跡は起きなかった…
最終節を待たずしてアグレミーナの最下位が決定。
出場機会を得られなかった浜松を飛び出し、今季Fリーグ選抜という新天地で花開いた若き才能が古巣に引導を渡す形となった。
なんという、本当になんというドラマチックな結末なのでしょう。ただ、そのドラマの筋書きはぼくの望んでいた方とは逆の展開になってしまいましたが… だけどそれを裕生にやられたのなら、これはもうそうなる運命だったのかな。
残り1試合で北海道との勝点差が5となった浜松はこれでリーグ最下位、F1/F2入れ替え戦に回ることが決定してしまいました。
残り9秒で浜松の首の皮1枚をぶち切った新井裕生選手はちゃんと締めておきましたよ(笑)
でもこの顔、反省してないね🤣 というのはもちろん冗談。試合後のインタビューでは「喜んでいいのか複雑な気持ち」とコメントしていた新井選手。もちろん喜んでいいんだよ!!悔しいけどナイスゴールでした👍
浜松から移籍していった選手が浜松戦でゴールを決めるのは“あるある”だけど、1シーズン3戦すべてでゴールを決めやがったのは君が初めてだ!
あー、だけどやっぱり悔しい😤
悔しいけど、これもリーグ戦ここまでの32試合の積み重ねの結果。そんなに虫のいい話はなかったってことですね…
それでもまだ明日、最終節が残っています。こういう時にこそどんな試合ができるのか、最後まで見届けよう。がんばれアグレミーナ浜松。最後は勝って笑顔で入れ替え戦に繋げよう👊
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