FUT-LOG

フットサルを中心に雑食的フットボール観戦記。

【浜松痛恨の4敗目、F1復帰の可能性は…!?】Fリーグ2019/20 Div.2 第9節 トルエーラ柏×アグレミーナ浜松

2019年10月6日(日)


全14節とF1リーグの半分以下の試合数しかないF2リーグにしては珍しく、第8節から第9節にかけては2週連戦。今度の舞台は柏市沼南体育館、西へ東へサポーターも大忙しです😅

神戸でポルセイド浜田に7-1と快勝した前節の様子はこちら。横浜、北九州を追いかけこれ以上離されないためにはもうひとつも負けられない!



柏vs浜松の対戦は勝点2差の4位5位対決、お互いここを落とせば昇格争いから脱落してしまう激闘必至の一戦!柏との1回目の対戦の時の観戦記はこちら。



1度目の対戦では5-1で勝利している浜松ですが、この時はまだ松田監督が就任したばかりで、かつチーニョ選手が開始早々に負傷離脱したというアクシデントもありました。今の柏は全く違うチームと思っておいた方がいいでしょう。


キックオフ前にはこの試合で200試合出場を達成した柴田祐輔選手へ記念の花束が贈呈されました。ホームでのメモリアルマッチ、勝利では飾らせないぞ٩(๑`^´๑)۶


※素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って会場まで通い夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。


‪Fリーグ2019/2020 ディビジョン2 第9節 トルエーラ柏 vs アグレミーナ浜松‬

‪2019.10.06 sun 15:00 柏市沼南体育館 (観客数 386人)

試合結果

トルエーラ柏 2-0 アグレミーナ浜松

公式試合記録

柏得点者:17.根津、5.碓井
浜松得点者:なし



浜松のメンバーは2.伊名野、5.鷲北、6.萩原、8.松本、9.松浦、10.田中、11.中村(友)、12.山桐、13.山元、16.須藤、20.日永田、22.野嶋、24.河原田、55.中村(章)と前節と同じ14名。


14.柴田祐輔の200試合出場を記念するTシャツに身を包み集合写真を撮るトルエーラ柏。記念試合、ホーム戦、昇格争いに食い込むための4位/5位対決、気合が入る材料は余りある。


前半:絶対勝利を狙う浜松だったが根津卓巳のゴールで柏に先制を許す…!


キックオフ、この試合も3セット制を敷いてきた浜松のスターティングファイブはGK2.伊名野、5.鷲北、8.松本、11.中村(友)、20.日永田。セカンドセットに6.萩原、10.田中、12.山桐、22.野嶋、前節3得点を挙げたサードセットはメンバーそのままに9.松浦、13.山元、16.須藤、55.中村(章)。

勝点2差の4位5位対決、お互いここを落とせば昇格争いから脱落してしまう激闘必至の一戦、絶対勝利を狙う浜松は立ち上がりから積極的に攻める。10.田中の放ったゴールを揺らすほどの強烈シュートがポストを直撃。


一方、柏の攻撃はゴレイロ伊名野がビッグセーブ。今日も吼える!叫ぶ!!


しかし前半10分、先制ゴールを決めたのは柏。14.柴田がコーナー前でGKとDFを引き付けると、折り返しのパスを17.根津が押し込む。


3ヶ月前の浜松戦で怪我をしてしまった13.チーニョ。まだ右膝のテーピングが痛々しいが、ちょうどこの浜松戦、そして誕生日の日が復帰戦となった。


負けるわけにはいかない浜松は柏ゴールへ相手の2倍以上となる24本のシュートを放つが得点を挙げることはできず0-1のまま折り返し。そしてこの頃、一足早く試合終了した北九州と広島の試合は4-0で北九州が勝利している。このままでは更に突き放されてしまう。


スポンサーリンク


後半:引いて守る柏の守備を最後まで崩せずノーゴールで敗戦。

前半の出場時間は短かった3.永野雅也は、後半立ち上がりから長く起用されて元チームメイトたちと激しい競り合いを見せていた。この日はチーニョだけでなく、永野、そして浜松の中村友亮も誕生日で、その日が誕生日の選手が1試合に3人もいるのはなかなか珍しいのではないだろうか。

前半に引き続き逆転を目指す浜松が積極的に攻めるが、柏・松田監督が「今日は浜松に対してハーフで引いて始めるというところがいつもと違うやり方だった」と語ったそのディフェンスを崩し切ることができない。


しかも、まだ後半開始から5分過ぎというところでゴール前へのパスに飛び込んだ際にGKと接触した55.中村(章)が負傷。3セットの組み合わせも崩れてしまうピンチに…


それでも諦めるわけにはいかない浜松、11.中村(友)が浮き玉で出したパラレラのパスに13.山元が走り込んでスライディングシュート。鬼気迫るプレーを見せたが、しかしこれも決まらない。


すると29分、5.碓井の左足シュートが浜松ゴールに突き刺さる…!アシストをしたのはまたも柴田祐輔だった。


点差を2に広げられた浜松は、残り7分を切ったところで11.中村(友)をGKにパワープレーを開始。FPは10.田中、13.山元、16.須藤、22.野嶋。

パワープレーから16.須藤の放ったミドルシュートは惜しくもクロスバーを叩く。その後得たコーナーキックでタイムアウトを取るがこれも不発…

サポーターの声援響く中、なおパワープレーを続ける浜松だったがゴールを奪えないまま時間は過ぎ、ついにタイムアップ。


浜松は前後半合わせて47本ものシュートを放ち、少なくとも3回はシュートがポストを叩いたが、柏のゴールを破ることはできず完封負け。これで横浜とは10、北九州とは7、勝点差をつけられF1昇格はかなり厳しい状況になってしまった。


200試合出場の節目を見事に勝利で飾った柴田。自身のゴールこそなかったが、2アシストと勝利に貢献し、満足そうな表情でインタビューを受けていた。



痛恨の4敗目を喫してしまったアグレミーナ浜松。この試合の、いや、この後のすべての試合の重要性は選手もサポーターも重々承知していただけにそのショックは大きかったです。しかし、これで本当にもう浜松がF1に戻る可能性はほとんどなくなってしまったのでしょうか?すこし計算してみました。

① 浜松が全勝する必要があるのは大前提として
② 横浜には浜松以外に全部勝ってもらって
③ 柏が北九州に勝つか引き分けるかしてくれる

このパターンなら少なくとも2位にはなれる可能性があります。もちろん神戸、白山、浜田らが上位陣を叩いてくれればより助かりますが、とにかく浜松が残り試合を全勝すればまだ20%くらいは可能性は残っていると言えるのではないでしょうか。

だから選手もファンもまだ諦めるな!

特にぼくが納得いかないのはこういう試合に負けると、ただでさえ多くはない選手たちのSNS発信がパッタリと静かになってしまうこと。

調子がいいときに盛り上がるのは当たり前。苦しいときなかなか上手くいかないときにどれだけ自分たちで盛り返せるか、そういうところがいま浜松に足りない「勝負強さ」を得ることに繋がっていくんじゃないのかな…

Fリーグ 2019/2020 Div.2 第10節
11月3日(日) 18:00キックオフ
アグレミーナ浜松vsボルクバレット北九州
会場:清水総合運動場体育館

次の試合は1巡目で負けているボルクバレット北九州戦。他力の勝ち星を数える前に、もちろんここに勝たないとかすかな望みも完全に断たれることになります。今度こそ、もう本当に、ひとつも負けは許されないぞ!アグレミーナ浜松!!

会場の清水総合運動場体育館の詳細情報についてはこちらをどうぞ。



関連記事


参考記事


にほんブログ村 サッカーブログ フットサルへ
にほんブログ村

スポンサーリンク