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【プレーオフ第1戦は打ち合いの末のドロー!】GAViC 女子Fリーグ プレーオフ準決勝 第1戦 府中アスレティックFCプリメイラ×さいたまSAICOLO

2019年2月16日(土)


2週連続の駒沢屋内球技場!今年もDUARIG Fリーグのプレーオフと、GAViC 女子Fリーグのプレーオフは同日同会場での開催!!

しかし男子のリーグ戦が終わるのを待っていたから女子リーグは最終節から2ヶ月以上が経っちゃってますよ… リーグ戦の最終節、さいたまSAICOLOが3位でのプレーオフ進出を決めた試合はこちら。


初めてこのプレーオフの舞台まで上がってきたサイコロ。既に今シーズン限りでの退任が発表されている小野直樹監督のもとで日本一を獲るにはこれが最後のチャンス!


キックオフ前には全選手のサイン入りミニボールがスタンドに投げ入れられ、1個ゲットしました♪やったー٩( ᐛ )و


※素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って会場まで通い夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。


GAViC presents 日本女子フットサルリーグ2018 プレーオフ準決勝第1戦 府中アスレティックFCプリメイラ vs さいたまSAICOLO

‪2019.02.16 sat 16:30駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場 (観客数 447人)

試合結果

府中アスレティックFCプリメイラ 4-4 さいたまSAICOLO

府中得点者:9.千田、29.船附、17.島崎、4.門井
サイコロ得点者:7.秋田谷、2.小島、16.筏井、16.筏井



リーグ戦第3位でプレーオフに初めて進出したサイコロ。シーズン終盤になっても5.坂本、8.髙橋、10.堀田を怪我で欠いており、GK3人を含めてベンチ入りはやっと11人。4年間チームを率いた小野直樹監督の今季での退任が発表されている。


府中アスレティックFCプリメイラとは今シーズン4度目の対戦。日本リーグではサイコロの勝ち、関東リーグでは府中の勝ち、関東リーグ上位リーグではサイコロが勝利しているが怪我と出場停止でGKが不在の試合だったのでこれは参考にはならないだろう。


前半:出足の鈍いサイコロが府中に先制を許すが7.秋田谷美里の活躍で逆転!


サイコロのスターティング5はGK21.深作、2.小島、7.秋田谷、9.安、16.筏井。FPは2セットを組めるギリギリ、セカンドの組み合わせは3.水原、6.木原、11.吉川、13.小林。

チームとしての公式戦は1ヶ月以上間が空いているが、多くのメンバーが埼玉県選抜として神奈川オープンやトリムカップ関東予選を戦っているので試合勘に問題はないかと思われたサイコロ。しかし初めてのプレーオフの重圧からか、それとも慣れないスポーツコートの影響か、立ち上がりの動きがどうもカタい。


セットが変わった直後の3分、府中ピヴォの9.千田にボールが入るとやや強引めに打った反転シュートがマークについていたDFの股を抜けてゴール。先制は府中。


出端を挫かれてしまったサイコロ、更にバックパスのファウルでゴール至近からの間接フリーキックを与えてしまうピンチとなるがこれはなんとか跳ね返す。

反撃狙うサイコロはファーストセットに戻ると、左サイドから16.筏井の打ったシュートをGK河島がファンブルしたところに7.秋田谷が詰めてゴール!と、思ったがこれはキーパーチャージの反則を取られて認められず。


しかし10分に再び左サイドから、筏井の鋭いシュート性のパスにゴール前で秋田谷が合わせて今度こそゴール!


同点に追いつくと、直後にカウンターで秋田谷がハーフラインからドリブルで持ち込むと並走した2.小島にラストパス。小島はこれをきっちりと決めてサイコロが一気に逆転する。


しかし12分、サイコロの左サイド、ハーフライン辺りで不用意にボールを奪われるとそこから39.船附のスーパーミドルシュートが突き刺さり、同点に引き戻される。府中との試合はいつも点の取り合いだ。


それでも、前半残り2分弱という時間帯にサイコロが府中陣内右サイドでのキックイン。キックインから浮き玉で出したパスはちょっと高めにずれたが、ゴール前で16.筏井が足を伸ばしてなんとか触るとこれが絶妙なループとなってゴール!

3-2とサイコロが逆転して折り返すことに成功した。


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後半:16.筏井りさのゴールで突き放すも府中に追いつかれ第1戦はドロー!


サイコロはGKを1.内田にチェンジ。FPの組み合わせは変えず2.小島、7.秋田谷、9.安、16.筏井でスタート。


2戦合計の勝点、得失点差が並んだ時はリーグ戦上位が勝ち抜けとなるプレーオフのレギュレーション上、3位のサイコロは絶対に第1戦を勝っておきたいところ。すると、後半キックオフすぐの21分、コーナーキックから16.筏井りさがこの日2点目のゴール!底の位置でパスを受けた2.小島からのパスを軸足裏を通すおしゃれなヒールシュートで合わせた。


フットサルに転向して1年目、すっかりピヴォとして覚醒した感のある16.筏井。収めてよし、ドリブルよし、シュートよしと本当に頼りになる選手だ。

しかしその分、サイコロはファーストセットへの依存度が高くなっており出場時間に1.5倍くらいは差がありそうだ。更に平均年齢が8歳以上若く、交代のカードも2枚多い府中がスタミナ的には優位。徐々にサイコロを押し込み始める。


すると27分、14.藤田に中央から右コーナまでドリブルでボールを運ばれると折り返しを中で17.島崎に合わされ失点。


さらに29分には府中が左サイドでピヴォ当て、落としのパスに走り込んだ4.門井のミドルシュートがDFに当たってコースが変わりゴール。4-4と試合はみたび同点となってしまう。

筏井を中心に勝ち越しを狙ったサイコロだが4-4のまま試合は残り5分へ。2戦合計の勝ち点で争うプレーオフ、第1戦では同点ならどちらもリスクを掛けてまでパワープレーは選択しない。ただし、引き分けで有利になるのは2位の府中の方だ。


最後に11.吉川が身体を張って獲得したフリーキック、16.筏井が直接ゴールを狙ったがこれは惜しくもクロスバーを叩いた。

試合は4-4のままタイムアップ。打ち合いとなったプレーオフ第1戦はドローとなり、決着は完全に翌日の第2戦に委ねられた。




というわけでプレーオフ準決勝の第1戦は引き分けでした!本当に府中とのゲームはいつも接戦で、心臓に悪い(笑) 言いかたを変えればハラハラドキドキで面白い!!

でもこの日はシュート数もサイコロの方が多かったし、ひとつひとつのゴールの質も素晴らしかった。それだけにどちらかと言えば“もったいない引き分け”だったという印象が残りますが、とにかく明日の第2戦に勝ちさえすればサイコロが決勝進出!


ここで下手に勝って、第2戦は引き分けでもOKとか1点差負けまでは大丈夫…とか余計なことをゴチャゴチャ考えちゃう状況よりも、むしろこっちの方がわかりやすくていいかもね(๑•̀ㅂ•́)و✧ これは小野監督も記者会見で同じようなことを言っていました。


第2戦はAbemaTVで無料ライブ配信があります。女子フットサルを初めて観る人もたくさんいるかもしれません!今日のように熱くていい試合をして、その上で勝つぞー👊

【大一番】Fリーグプレーオフ準決勝第2戦大阪vs立川・府中/女子 府中vs埼玉 @AbemaTV で2/17 14:15から放送



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