FUT-LOG

フットサルを中心に雑食的フットボール観戦記。

【浜松サテ、最終節を勝利するも県1部優勝ならず】ゼビオ静岡県Fリーグ1部 第9節 アグレミーナ浜松サテライト×蹴球団三島フットサルクラブ‬

2019年2月2日(土)


静岡から見る富士山に雪がない2019年の冬でしたが、前々日に山間部では雪が降って少しだけお化粧直し。しかし風で飛んでしまったのか、1日で随分と山肌が出ちゃってますね… というわけで今回も富士市へやってきました!

前節、曽根田盛将選手を擁する‬MATO GROSSOに敗れ2位に後退してしまったアグレミーナ浜松サテライト。他力によりますが、まだ優勝の可能性を僅かに残して迎えた静岡県1部リーグ最終節です。


浜松サテが優勝するには自分たちが勝利することはもちろん、1位のCRAYONがこの節で敗れることが必須条件。その試合は、この日の第1試合に行われていました。


対戦するF.S.C.はかつて選手権静岡県大会で当時東海1部のXEBRAを倒したこともあるチーム。しかし今季は人数が少なくて苦しんでいます。この試合では更に10番を着ける星選手が試合中に負傷してしまい、FPの交代が実質1人しかいない中で懸命に戦いましたが結果は11-1でCRAYONの勝利。


自分たちの試合の前に優勝を逃したことが決してしまうという残念なシチュエーションとなりましたが、CRAYONは強かったし優勝に値するチームだったと思います。優勝おめでとうございます!



しかしこういう時にこそどんな振る舞いができるかで、選手も観客もその真価が問われるんじゃないかな。今日はラッパに加えて太鼓もいるぞ!最後にしっかり勝って終わろうぜ(๑•̀ㅂ•́)و✧


※素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って会場まで通い夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。


SuperSports XEBIO 静岡県フットサルリーグ2018 1部リーグ 第9節 ‪アグレミーナ浜松サテライト vs 蹴球団三島フットサルクラブ‬ ‬

‪2019.02.02 sat 11:10 富士市立富士体育館 ‬(観客数 80人)

試合結果

アグレミーナ浜松サテライト 6-3 蹴球団三島フットサルクラブ‬

公式試合記録

浜松得点者:26.山田(健)、28.加藤、31.名倉、28.加藤、27.櫻井、27.櫻井
三島得点者:14.崎山、15.山下、7.鈴木



アグレミーナ浜松サテライトのメンバーはGK 23.河原田、34.新間、FP 26.山田(健)、27.櫻井、28.加藤、30.髙木、31.名倉、33.原田、37.石川、43.高溝の10名。しかし高溝はベンチコートを着たまま最後まで出場しなかった。


蹴球団三島フットサルクラブ‬は勝点5で7位。8位と9位は県2部に降格してしまうため、この試合へのモチベーションは高い。


前半:先制した浜松サテだったが、逆転を許す。


浜松のスタメンはGK23.河原田、FP26.山田(健)、27.櫻井、28.加藤、33.原田。前節は出番が限られた櫻井と原田がこの試合では頭から出場。


キックオフと同時にベンチの5人で円陣を組む。彼らなりに、この難しい局面の試合をどう盛り上げようか考えての行動だろう。


10人がベンチ入りした浜松、今日は2セット組めるかと思ったが足の怪我を悪化させてしまったのかこの日の43.高溝はベンチコートを着込んで出場する気配はない。30.髙木も前半は出場せず6人でFPをローテーションしている。

‬ ‪

‬ 試合は前半4分に、左サイド31.名倉からの折り返しを26.山田(健)がゴール前で合わせて浜松が先制!


しかし、前半10分頃にゴレイロ23.河原田が足を痛めてしまうトラブル。急遽、“社長”こと新間玲臣がピッチイン。県リーグのピッチに立つのは6月の第2節以来だ。


GKの交代直後には危なっかしいシーンもあったが、新間をフォローするようにチーム全員で身体を張ったディフェンス。前節に比べれば遥かに良いが、しかしやっぱりどこか全体的に「元気がない」と感じてしまう。人間もチームも、そんなに急には変わらない。


すると前半16分、14.崎山のゴールで同点に追いつかれてしまった浜松。


ここで浜松サテの向井監督はタイムアウトを取るが、その時の雰囲気もどうもチームとしての一体感に欠ける…


結局落ち着きを取り戻すことはできず、15.山下のゴールでついに逆転を許してしまい前半終了。蹴球団三島FCにとってはこの試合は決して消化試合ではない。自力で1部残留を決定づけるには是が非でも勝利が欲しいところだ。


【おすすめ記事】

f:id:hiro_16ban:20190110220116j:plain

後半:名倉佑哉のゴールを皮切りにゴールラッシュの浜松サテが突き放す!

1-2のビハインドで迎えた後半、キックオフと同時に「最後まで出し切れ!」とサポーター席から檄が飛ぶ。


するとそれに応えたわけではないだろうが、立ち上がり早々に28.加藤が左サイドからミドルシュートを決めて同点。


同点に追いついたところで浜松サテはGKを再び23.河原田へ。足の怪我は大丈夫か!?


しかし、すぐさまに7.鈴木のゴールで三島に勝ち越されてしまう。


その後しばらく硬直した展開が続いていたが、25分にゴール正面12mほど離れたところから31.名倉の放ったミドルシュートが決まって再び同点に追いつく。


ちらりとだが、サポーター席にも手を挙げる名倉。

するとこのゴールを皮切りに、28.加藤、27.櫻井×2と1分ごとにゴールが決まり逆転&一気に突き放すことに成功。

浜松の5点目、櫻井のゴールをアシストした33.原田凌甫。前プレからのショートカウンター、GKの動きをよく見て冷静にシュートからパスに切り替えた。

まだ16歳の原田。他の選手たちと同様に大人しく見えるのだが、プレーの端々から負けず嫌いさ、熱さが伝わってくる。決して声を出すことだけが選手としての表現ではないことを教えてくれた、来シーズンが楽しみな選手だ。



3点差となった蹴球団三島FCは残り10分あたりからGKを22.山崎のままでパワープレーを開始。河原田がシュートキャッチからパワープレー返しを狙うシーンが3度ほどあったがゴールはならず。


終盤には30.髙木もピッチに立ち、フレッシュな体力を活かして前線からプレスをかけて相手のパワープレー開始を遅らせた。10分間のパワープレーも無失点に抑え、6-3で試合終了。


全8試合を終えて6勝2敗、勝点18。県1部リーグにステージを上げ、一方でFリーグ経験メンバーが多く抜ける中で挑んだ浜松サテライト3年目のシーズンは第2位という成績で終了した。




優勝することはできなかったけど、最終戦を勝って終えることができたアグレミーナ浜松サテライト。

サポーターの「お〜(ドンドンドンドン…) おーい!」というコールに応える名倉、原田、新間の3選手。



アグレミーナ浜松にサテライトチームができて3年目のシーズンが終わったわけですが、その3年間このチームを観てきて感じる課題はずっと変わりません。
それは選手ひとり一人の問題もあるだろうけど、どんなチームでありたいのかどんな選手を育成したいのか、組織としてのビジョンが見えてこないことが一番の原因なのでしょう。



試合のあとはもはや富士遠征の定番!? つけナポリタンをみんなで食べにいってきました。サテライトの応援だと2,3人のことが多いけどこの日は6人の大所帯です😆


今回は「ソファリ」という前節とはまた違うお店へ。こっちのつけナポリタンも美味しかった😋 大盛りで1080円でした!


静岡県フットサルリーグ1部2018
最終成績

順位 チーム名 勝点
1 CRAYON 21 7 0 1
2 アグレミーナ 18 6 0 2
3 MATO 13 5 0 3
4 Defi 14 4 2 2
4 ‪F.S.C 12 4 0 4|‬
6 Ladroa 10 3 1 4
7 蹴球団三島 5 1 2 5
8 F.A.N.G 5 1 2 5
9 LOCO☆ 4 1 1 4


関連記事


参考記事


にほんブログ村 サッカーブログ フットサルへ
にほんブログ村

スポンサーリンク