2015年11月7日(土)
この年、釧路で行われていた女子フットサルの選手権大会を初観戦したのですが道東めぐりの旅行の一部だったこともあり、その後のFリーグクライマックスやら仕事の繁忙もあり…でブログにはきちんとまとめられていませんでした。
というわけで、今さらですが第12回大会をプレイバック。まずは大会2日目のグループリーグから。
※素人が撮った下手くそな写真ですが、お金と時間をつかって会場まで通い、夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。
2015年11月7日(土) @北海道/釧路湿原の風アリーナ
【グループA】
金曜のうちに2試合を消化しているグループAはすでにSWH Ladies(兵庫県)の準決勝進出が決定している。
第3試合
Frontier FC 1-1 SWH Ladies
カフリンガボーイズ東久留米 1-5 シュラインレディース
そんなSWHLと対決するのは東海代表・Frontier FC(静岡県)。ここまで2連敗の彼女たちにとっては消化試合なんかではないはず。
立ち上がり、まず攻勢をかけたのはFrontier。しかし徐々にSWHLのペースに。それでも前半3分、コーナーキックから10.長谷川が強烈シュートを突き刺しFrontier FCが先制!
だが前半6分、こちらもやはりコーナーキックから。ニアに走り込んだ選手がスルーしたところに15.網城!SWHLが同点に追いつく。
その後はお互いにチャンスをつくりながらも両チームゴレイラの活躍でスコアは動かず。Frontier、厳しい展開ではあるが粘り強い守備からカウンターを狙えている。
後半はFrontierがハーフベタ引きで耐え忍ぶ展開に。 全国16チームが参加するこの大会、グループリーグは12分ハーフプレイングタイム。1-1のままずるずると時間は過ぎていく。いまさら勝点1狙いでもないだろうとは思うが、Frontierはどこで攻撃のスイッチを入れるか!?残り1分の間にお互いがコーナーキックを得てタイムアウトを取るが、得点は実らず1-1の引き分けに。Frontier FCはこの大会ではついに勝利を得ることはできなかった。
翌2016年、東海代表はmember of the gangとUNIAO Ladiesとなり、Frontierはこの舞台に勝ち進むことはできなかった。なお、FrontierからFP鈴木選手、GK門西選手はSWHLに移籍し関西代表として出場する。
【グループB】
グループBも金曜に2試合を消化し、2連勝したのは開催地枠で出場したチーム結成2年目のダークホース・FC甲南レディース(北海道)ただし、まだバルドラール浦安ラス・ボニータス(千葉県)と桜の聖母学院高等学校(福島県)にもギリギリでチャンスは残る。
第3試合
バルドラール浦安ラス・ボニータス 1-0 member of the gang ladies
FC甲山レディース 2-1 桜の聖母高校
ここまで連敗中のgang。同じ東海代表・Frontier FCから「ギャングがんばって!!」の声。当時福井県から東海リーグに参加していた丸岡RUCKの選手たちも見守る中キックオフ。
試合は浦安が圧倒的に攻め込みながらも、gangのGK1.佐藤がナイスセーブを連発しゴールを割らせない。さすがは全国レベル。どのチームもゴレイラが素晴らしく、試合を引き締める。
gangの粘りに手を焼きながらも9.江川選手のゴールで勝利した浦安だったが…
隣のコートでFC甲山レディースが2-1で桜の聖母高校を下し、勝点を7としたため予選敗退が決定。
Frontier FCに続きgang ladiesも、東海代表チームが勝ち星を上げることなく大会を去ることとなってしまった。この悔しさは地域チャンピオンズリーグで晴らそう。半年後、member of the gangは地域CLで諦めない姿勢から奇跡のベスト4進出を果たす。
【グループC】
グループCとDは金曜に1試合、土曜に2試合を戦うスケジュール。この時点では勝ち抜け候補筆頭のVEEX TOKYO Ladies(東京都)とレオグラスタ(大阪府)が初戦を引き分けており、混戦の予感。
第2試合
レオグラスタ 1-0 FCアレグリ・カミーニョ
VEEX TOKYO Ladies 3-0 ペセルヴァ
第2試合では初戦を引き分けた2チームがそれぞれ勝点を4に伸ばすしたが、元golrira shizuokaの14.青山美苗選手の2ゴールもあり、ペセルヴァ(徳島県)に3-0と快勝し得失差を伸ばしたVEEXが一歩リードか。
第3試合
レオグラスタ 2-1 ペセルヴァ
VEEX TOKYO ladies 2-0 FCアレグリ・カミーニョ
第3試合まで3チームに予選突破の可能性が残った。VEEXは8.須佐美、13.宮崎のゴールでFCアレグリ・カミーニョ(佐賀県)に2-0の勝利。
勝点でレオグラスタに並ばれるも得失点差でVEEXが競り勝ち、ベスト4進出を決定した。
【グループD】
グループD、金曜日に勝点3を挙げているのは丸岡RUCKレディース(福井県)のみ。前年の第11回大会では準決勝進出を果たしているシュートアニージャ(神奈川県)は直接対決を制することができるか?
第2試合
丸岡RUCKレディース 2-0 シュートアニージャ
サフィルバ コルミージョ 3-5 C.R.F アイディール
RUCK vs アニージャは、13.高尾が9.北川との代表コンビネーションで先制すると、さらに個人技で追加点を決めて丸岡RUCKが2点リードする展開。
高尾選手のそのスピードやテクニックはもちろんだが、なによりもゴール前の落ち着きっぷりに世界レベルを見た。
一方のアニージャはGKからのロングボールはピヴォによく収まっているが、そこへフォローする周りの押し上げが少なく効果的な攻撃を展開できない。
結局試合は2-0で終了しRUCKの完勝。アニージャはこの時点で予選敗退が決定。しかしこのままでは帰れない、帰るわけにはいかない!次戦必勝を誓う。
第3試合
丸岡RUCKレディース 7-1 C.R.Fアイディール
サフィルバ コルミージョ 0-1 シュートアニージャ
これが土曜日の最終試合。勝って帰ろう!アニージャが円陣で気合いを入れる(うちわと同じフレームに入れるにはさすがに遠かった…)
一勝を目指し攻めども攻めどもゴールに嫌われていたアニージャだったが、前半終了間際に17.宇部選手の強烈シュートで先制!
途中、PKを与えてしまうがこれはGK12.吉村がストップ!
虎の子の1点をなんとか守り抜き、笑顔で大会を終えることができた。
決勝トーナメント進出は3連勝の丸岡RUCKレディース。勝点9、得失点差+9は参加全16チーム中でも抜きん出た成績だ。
というわけで、決勝トーナメントに進出したのはSWH Ladies(兵庫県)、FC甲南レディース(北海道)、VEEX TOKYO Ladies(東京都)、丸岡RUCKレディース(福井県)の4チームでした。
さすがに1年経つと写真とツイートを見返しても記憶が曖昧なところもあったりしますが、やはり振り返って少しずつ思い出してきました(2面同時開催のため、取り上げられるチームに偏りがあって申し訳ないです…)
2016年は舞台を札幌に移し、どんなドラマが繰り広げられるでしょうか!?その前に、このブログは間に合うのか!!?準決勝・決勝に続きます。
関連記事
参考記事
JFA-TV 1日目ハイライト
JFA-TV 2日目ハイライト
女子フットサル界日本一を決める第12回全日本女子フットサル選手権大会が開幕(JFA公式サイト)
http://www.jfa.jp/match/womens_futsal_2015/news/00007857/
4強が決まり、いよいよ最終日へ(JFA公式サイト)
http://www.jfa.jp/match/womens_futsal_2015/news/00007878/
試合レポート:グループA(panna-futsal)
http://www.panna-futsal.com/2015/11/12th-alljapan-a.html
試合レポート:グループB(panna-futsal)
http://www.panna-futsal.com/2015/11/12th-alljapan-b.html
試合レポート:グループC(panna-futsal)
http://www.panna-futsal.com/2015/11/12th-alljapan-c.html
試合レポート:グループD(panna-futsal)
http://www.panna-futsal.com/2015/11/12th-alljapan-d.html
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