アルゼンチンで行われていたユースオリンピック ブエノスアイレス2018も後は明日の閉会式を残すのみ。この大会で初めて五輪種目に採用されたフットサルも今日で全日程が終了しました。
U-18 フットサル日本女子代表は決勝戦まで進むもファイナルでポルトガルに敗戦。惜しくも金メダルには届きませんでしたが、見事に銀メダルを獲得し日本フットサル史上で初めて世界大会の表彰台に立ちました。
ユースオリンピック ブエノスアイレス2018 U-18 フットサル日本女子代表は準優勝。銀メダルを獲得!
決勝戦の相手は1次ラウンドで唯一敗れたポルトガル!
準決勝でスペインに逆転勝利を果たした日本。決勝戦の相手はグループリーグで唯一敗れたポルトガル。
この時は0-2で1点も取ることができず完封負けでした。しかしポルトガルは準決勝までの5試合で合計57得点も挙げている超攻撃的なチーム。
逆に言えば、2失点に抑えた日本が1番ポルトガルを苦しめたチームと言えるはず。チャンスはある(๑•̀ㅂ•́)و✧
日本 1-4 ポルトガル リベンジならず日本は銀メダル。
【YouTubeの試合フル動画】RE-LIVE | Day 11: Futsal | Youth Olympic Games 2018 | Buenos Aires
※日本の試合は2時間後くらいから始まります。
そしてついに迎えた決勝戦。同じ相手に2度は負けられないと意気込んだ日本でしたが、なんとキックオフから8秒にしてポルトガルが自陣から放った30mロングシュートが決まり先制されてしまいます。
その後カウンターから1点、コーナーキックのセットプレーから1点を失い0-3で前半終了。さらに後半も開始直後にファー詰めを狙ったシュートパスがDFに当たってゴール、4点目を許しますが直後に9.山川里佳子選手が一矢を報いるゴール!
しかしその後は追加点を奪えず、終盤パワープレーを仕掛けるものの相手の圧力に押されてなかなかGKを交代することもできない状況。結局1-4でタイムアップ。
日本代表は残念ながらポルトガル代表にリベンジを果たすことはできず、しかし確かにフットサルの歴史のその名を刻む準優勝。銀メダルを獲得しました。
しかしポルトガルは強かった。パスのスピードと正確さ、ゴール前での落ち着き、身体の強さ、U-18にしてパーフェクトと思えるほどの完成度の高いチームでした。
ポルトガル代表の9番フィフォ選手が特にヤバかった!
キックオフ8秒での超ロングシュートに始まり前半だけでハットトリック、4点目もオウンゴールではなく彼女のゴールと訂正されたためポルトガルの4ゴールすべてを決めたのはFUTSAL Xでも事前に紹介されていた(元記事はFIFA公式サイト)の背番号9、フィフォ選手。
フィクソの位置でプレーしながらも、その正確で強烈なシュート、恵まれた体躯、広い視野と判断力は確かに群を抜いていました。18歳以下でこんなに凄い選手がいたなんて…!
U-18 フットサル日本女子代表のみなさん、銀メダルおめでとう!!
陸上や水泳と違って、トーナメント競技での銀メダルは3つのメダルのうちで唯一「最後に敗けて掴むメダル」です。だからすっごく悔しいとは思いますが、オリンピックでメダルを獲ったということ、そしてそれが銅メダルではなく銀メダルだったということは間違いなく素晴らしいこと。
選手たちには胸を張って日本に帰ってきてもらいたいです。そして世界の舞台で成長したそのプレーを全日本フットサル選手権や日本女子フットサルリーグで観るのを楽しみにしています。
その後、全日本女子フットサル選手権の会場で福井丸岡RUCKの選手たちにユースオリンピック銀メダルを見せてもらうことができました。いやー、オリンピックのメダルなんて生で見る、ましてや触るなんてもちろん初めて!JKに囲まれてデレデレしてるおじさんの顔は隠させていただきます…(笑)
GAViC Presents 日本女子フットサルリーグ2018 第6節のご案内/日本女子フットサルリーグ公式サイト
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