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【かつてのコーチ・曽根田盛将の2G1Aで逆転負け】ゼビオ静岡県Fリーグ1部 第8節 ‬MATO GROSSO×アグレミーナ浜松サテライト

2019年1月19日(土)


この冬は乾燥した日が続いているためか、静岡側から見る富士山はすっかり雪が溶けてしまってさみしい感じですね… 神奈川サイドから見る富士山はこの通り真っ白なんですけどね〜。この日向かうはこの富士山の麓、富士市立富士体育館!


全日本選手権の静岡県大会で準々決勝敗退してしまったこともあり、アグレミーナ浜松サテライトの試合を観るのはひさしぶり。なんと9月の清水2連戦以来でした。‬

‪見に行けなかった11月の第6節、LOCO☆に7-3で勝利している浜松サテはここまで5勝1敗、勝点15で1位タイ。しかし同じ勝点15のCRAYONには初戦で勝利しているため、この試合を勝てばいよいよ優勝に王手という状況です(静岡県リーグでは得失点差より直接対戦成績が優先)‬


※素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って会場まで通い夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。


SuperSports XEBIO 静岡県フットサルリーグ2018 1部リーグ 第8節 ‬MATO GROSSO vs ‪アグレミーナ浜松サテライト‬

‪2019.01.19 sat 09:30 富士市立富士体育館 ‬(観客数 50人)

試合結果

‬MATO GROSSO 7-3 アグレミーナ浜松サテライト

公式試合記録

MATO得点者:11.曽根田、10.石切山、16.安田、11.曽根田、3.望野、10.石切山、5.寺田
浜松サテ得点者:26.山田(健)、27.櫻井、43.高溝


アグレミーナ浜松サテライトのこの日のメンバーはGK 23.河原田、34.新間にFP 26.山田(健)、27.櫻井、28.加藤、31.名倉、33.原田、37.石川、43.高溝。25.山田(凱)、46.山桐の強化指定が解除され、トップチーム登録となりU-18組を入れてベンチ入りはやっと9人。

元アグレミーナ浜松の曽根田を擁する‬MATO GROSSOは勝点9で5位タイ。この試合に勝てばまだ1位に追いつく可能性が残る。


前半:辛抱強く守ったアグレミーナ浜松サテライトが2点を先制。


浜松サテのスタメンはGK23.河原田、26.山田(健)、28.加藤、31.名倉、37.石川。最初はこれにキャプテン43.高溝を加えた5人でFPを回し、U-18の2選手は出場せず。


昨年は1部と2部でカテゴリーが違ったため、かつてのコーチ・曽根田盛将と相見えるのはこれが初めてのサテライトの選手たち。若干のやり辛さは否めないか。


その曽根田や、県選抜メンバーである16.安井らを中心に立ち上がりからMATOがシュートチャンスを多くつくる展開。


しかしMATOの攻撃を粘り強く守ると、12分にコーナーキックからのパスをファーサイドで受けた26.山田(健)がゴールし先制は浜松サテ。

更に前半終了間際の19分、曽根田を含めた3人がかりの攻撃を防ぐとカウンターで左サイドを駆け上がった26.山田(健)の折り返しにゴール前で27.櫻井が合わせてゴール!浜松サテが2点リードで折り返すことに成功する。


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後半:リードを守りきれず曽根田盛将の2ゴール1アシストなどで逆転負け

前半のシュート数はMATOが23本に浜松サテが12本と、ほぼ倍のチャンスをつくられた中でそれでも2点を先行する展開。しかしチームの雰囲気はイマイチ盛り上がりに欠ける。前半の終わり頃からピッチに立った櫻井に加えて33.原田も出場し総力戦で臨む後半、このリードを守ることができるか?


しかし不安は的中し、立ち上がりの23分にかつてのコーチ11.曽根田のゴール1点を返されると、

早々に取ったタイムアウトも奏功せず、被カウンターから10.石切山に、右サイドセットプレーからの連携で16.安田にゴールを決められて一気に逆転されてしまう。


更にゴール前でフリーキックを与えてしまうピンチ。キッカーは曽根田。


上のコースを警戒していた浜松サテの裏をかく、地を這うような低いシュートで直接フリーキックを決めて2-4と突き放される。「上じゃないんだよなー」とかつての教え子に意地悪い笑顔を見せる曽根田。

県1部優勝、さらにその先の東海昇格という目標のためにはなんとか追いつき逆転したい浜松サテ。しかし少人数で戦う疲れのためかパスが噛み合わず、個人がドリブルで仕掛けてもすぐに囲まれ周りのサポートも乏しい。

MATOのプレッシャーを押し返すことができず30分には31.名倉が自陣でボールを奪われ、ショートカウンターから3.望野に決められるとさらに35分には10.石切山にミドルシュート決められて2-6。


その直後には中盤でのボール奪取から3対2に持ち込み、43.高溝がゴールして1点を返すものの、


11.曽根田がゴール前で飛び出たGKを冷静にかわすいやらしいパスで5.寺田のゴールをアシスト。反撃ムードを感じる間も無くダメ押しされる。


Mato Grosso 7-3 アグレミーナ浜松サテライトで試合終了。体力、気力ともにMatoに圧倒されての逆転負け、完敗だった。




今季2敗目を喫してしまったアグレミーナ浜松サテライト。この日はなんといっても曽根田選手にやられたなぁ。曽根田選手、めちゃくちゃ楽しそうにプレーしていましたよ…(; ̄∇ ̄)

この後CRAYONが蹴球団三島に3-1で勝利したため単独首位となり、2位に落ちた浜松にとっては2位に落ちていま自力での優勝の可能性は消える厳しい展開となってしまいました。

しかしこの試合、負けたことよりも「観ていて面白い試合じゃなかった」ことが個人的には何より残念でした。


人数、戦力の問題から引いて守りカウンターを狙う省エネフットサルで勝利を狙う戦術はわかります。体力的にもキツイでしょう。しかしそれを差し引いてもゴールしても喜ばない選手たち、静かなベンチ、苦しいときに仲間を鼓舞する声も少なく、“やらされ感”の滲む円陣…

‪清水のときも1試合目は「勝った試合だけど観戦満足度は低い」と思って、でも次の試合では見違えるようなテンションとパフォーマンスを見せてくれたサテライトチーム。メンバーが減って、また元に戻っちゃったのかな…‬

勝った負けたのその前に、ぼくたちはアリーナへ何を観たくて行くのだろう?

別にプロではないサテライトチームにそれを問うのは酷なことなのかもしれません(トップ選手も“プロ”なのかと問われれば微妙かもしれませんが、少なくとも県リーグの試合にチケットはいりません)それでもFを目指すチームでプレーするということは、そういうところも大事じゃないのかな。「観たいなにか」がハッキリしているチームなら、ぼくはどんなに負けても応援したい。


次節・最終戦は2/2(土)にまたこの富士体育館。優勝はもはや他力望みになってしまいました。もしかしたら、自分たちの試合の前にもう決まっているかもしれません。

最後まで可能性を諦めないのはもちろんですが、でももしそれが潰えてしまったとしても、そういう時にこそ心揺れる、熱くなる試合を期待したい。

文句を言うからには観に行くよ。がんばれ、アグレミーナ浜松サテライト(๑•̀ㅂ•́)و✧

静岡県フットサルリーグ1部
第8節終了時点順位表

順位 チーム名 勝点
1 CRAYON 18 6 0 1
2 浜松サテ 15 5 0 2
3 MATO 12 4 0 3
4 ‪F.S.C 12 4 0 3|‬
5 Defi 11 3 2 2
6 Ladroa 10 3 1 3
7 蹴球団三島 5 1 2 4
8 F.A.N.G 5 1 2 5
9 LOCO☆ 4 1 1 5


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