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フットサルを中心に雑食的フットボール観戦記。

バンコクアリーナ(バンコクフットサルアリーナ)の詳細情報/フットサル試合会場 体育館情報データベース【海外編】

Fリーグや地域リーグでフットサル観戦に訪れた体育館の各種情報をまとめていく「体育館情報データベース」初の海外編はバンコクアリーナ(バンコクフットサルアリーナ)を取り上げます。

バンコクアリーナは微笑みの国・タイに2015年に建設されたフットサル専用アリーナ。本来はFIFAフットサルワールドカップ2012タイ大会に向けて完成するはずでしたが、洪水の影響もあって工事が遅れ本大会では使われませんでした。

大会終了後の2015年に完成してからはAFC関連のアジア国際大会などで使用され、フットサル日本代表もこのアリーナで多く試合をしています。本記事ではAFCフットサルアジアカップ2024決勝戦を観戦した時の情報をもとにまとめていますので、海外遠征の際に参考にしていただければ幸いです。


※掲載されている情報は更新時点での公式HP記載内容もしくは個人の実体験に基づいています。最新、正確であることを保証するものではありませんのでご利用は自己責任でお願いします。
※「情報」には著作権は発生しませんが、掲載写真は基本的に筆者本人が現地を訪れた際に撮影したものです。無断での転載はご遠慮ください。
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バンコクアリーナ(バンコクフットサルアリーナ)の詳細情報/フットサル試合会場 体育館情報データベース【海外編】


基本情報

項目 体育館情報
名称 バンコクアリーナ
(バンコクフットサルアリーナ)
住所 Khok Faet, Nong Chok, Bangkok 10530
アクセス ARLラートクラバン駅からタクシーで30分
BTSアソーク駅からタクシーで約1~1.5時間
室内履き 不要 土足入場可
客席数 12,000席
空調設備 冷房あり
トイレ 和式洋式併設
飲食店等 館内飲食禁止
周辺に売店レストランなし


館内案内図•座席表


タイのチケットサイト(https://www.ticketmelon.com/)より引用


観客席・ピッチ


バンコクアリーナは12,000名を収容可能なフットサル専用アリーナ。フットサル正規サイズコートを四方から取り囲むアリーナ席に加えて2階席、3階席もあり、どの席からも観戦はしやすそうです。


タイに来ると電車でもレストランでもとにかく椅子が硬いなぁ~と思うのですが、バンコクアリーナの椅子もクッション性は皆無です。ただし背もたれはしっかりとあって、通常の日本の体育館と同水準くらいの座り心地。


せっかく海外までフットサルを見に行くのだから最前列&通路沿いの良席を確保したいと思う方も多いと思いますが、各通路の前には少し高めの手すり(欄干)が設置されているため通路より外側の最前列だと、この手すりが視界にかぶって見づらくなる可能性があります。指定席の場合は通路内側の席(この写真の場合は右側)がベターです。

会場には大型ディスプレイが対角でふたつ設置されており、試合時間のタイマーや各種情報がわかりやすく表示されていました。


天井からもディスプレイが吊るされていましたが、AFCフットサルアジアカップ2024では使われていませんでした。


サポーター席・横断幕


サポータ席は基本的にゴール裏1階席になることが多いと思われます。Fリーグのときのように横断幕を貼り出すというよりはそれぞれが手にもって掲げるスタイルが多かったです。


タイ代表サポーターに限ってはゴール裏2階席に陣取って横断幕なども掲出していましたが、この席はチケットサイトからは買うことができませんでした。登録時に電話番号認証が必要なのでタイ国内の番号を持っているアカウントじゃないと買えない席があるのかもしれません。


トイレ・バリアフリー情報

海外に行くと不安なのがトイレ事情。バンコクアリーナは2015年完成の新しめの施設ですが、バンコク市街のホテルやデパートのようなトイレは期待できません。和式と洋式が半々で、水洗ですがトイレットペーパーは流せず、隣のゴミ箱に捨てるスタイルとなります。


そのトイレットペーパーも個室にはなく、手洗いの横にあるロールから必要な分をあらかじめ切り取って持っていくことになります。混雑するとこの紙もなくなってしまうかもしれませんので、日本から多めにポケットティッシュを持ってくるようにしましょう。それを除けば割ときれいなトイレなんですけどね。



ただしバリアフリーレベルは高くありません。階層移動は階段が基本で、エスカレーターも動いていませんでした。

エレベーターも、多目的トイレも一応あるようなのですが、まともに使えるのかはわかりませんでした。車椅子ユーザーの方がタイまで遠征旅行に行くのはなかなかハードルが高そうです。


アクセス情報

空港から直接アリーナへ

バンコクアリーナは市街地よりもスワンナプーム国際空港のほうが近いため、試合当日に到着するフライトであれば空港から直接アリーナへ向かうのもアリでしょう。タクシーで270バーツ(約1100円)程度です。

タイをはじめ、東南アジアでのタクシー利用には「Grab」という配車アプリが便利です。電話番号認証が必要なため、番号付きSIMを契約しない場合には日本でアカウント登録まで済ませておくことをおすすめします。

Grabを使うメリット

  • 多少割高だが料金交渉の必要がなくボッタクリに遭いにくい(遭った場合もアプリで通報・返金可)
  • アプリ上で目的地を指定できるので運転手に説明する必要がない(バンコクアリーナの場所がわからないドライバーも多い)
  • タクシーが拾いにくい場所でも迎えにきてもらえる
  • アプリ上のマップでドライバーがきちんとしたルートを走行しているかチェックできる
  • 6人乗りのミニバンタイプのクルマを呼んで仲間と割り勘も可能

市街地からアリーナへ


日本人旅行者が多く宿泊するであろうアソーク/スクンビットエリアからバンコクアリーナまでタクシーに乗ると500~600バーツ(約2000~2400円)程度かかります。40km弱を2000円でタクシーに乗れるなら日本の感覚では安いですが、少しでも節約したい&渋滞リスクを回避したい場合には最寄り駅まで電車で行ってからタクシーに乗る手もあります。


バンコクアリーナの最寄りはARL(エアポートレールリンク)のラートクラバン駅(Lat Krabang)。アソークからなら地下鉄MRTでペッチャブリ駅(Phetchaburi)まで行って連結しているマッカサン駅(Makkasan)で乗り換えます。(外を数分歩くので、暑いのが嫌な場合は遠回りですがBTSパヤタイ駅(Phaya Thai)で乗り換えるのもアリ)


ラートクラバン駅に着いたら1番出口を下りるとタクシー乗り場があります。


ラートクラバン駅からバンコクアリーナまでのタクシー代は220バーツほど。Grabのほうが割高になると思いますが、前述のとおり場所の説明が不要なのがメリットです。


飲食店情報


アリーナ周辺には売店やレストランはありません。10分ほど歩けばセブンイレブンとローカルレストランがありますが、日中なら着くまでに汗だくです。ラートクラバン駅周辺にも基本的にはお店はないので、空港や市街地で買い物してから向かうことをおすすめします。写真はなにもないラートクラバン駅周辺を探し歩いてやっとたどり着いた、タイのオアシス・セブンイレブン。


食べ物飲み物の持参は必須ですが、しかし会場内は飲食禁止どころか持ち込みさえも禁止…チケットチェックと同時に持ち物チェックをされてこのようにテーブルの上に置いていきなさいと言われます。炎天下での保管と、ほかの人との取り違え防止のために保冷バッグなどに入れていくのがおすすめです。


筆者はいつかのペットボトル飲料販促品でもらった、こんな保冷バッグを持っていきました。派手目なデザインが目印にもなって、なかなか重宝しました。


参考記事

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