2018年1月14日(日)
駒沢屋内球技場で男女揃って行われたプレーオフ。準決勝第2試合は境川決戦!ホームゲームじゃないけど境川の演出をさせてくれるなんてなかなかニクいじゃんFリーグ。 日本女子フットサルリーグのプレーオフから第1試合を挟んでこの試合に入場するまで随分寒い思いをさせられたけど、中はアツアツです!
前日のプレーオフ1回戦はフウガドールすみだを相手にブザービーターで同点にされるもリーグ戦上位の湘南が準決勝へ。今季リーグ戦では1勝1敗1分だった境川決戦の決着が、プレーオフでつくなんてなかなかオツな展開じゃないですか(๑•̀ㅂ•́)و✧
サポーター席に収まりきらない緑と青の集団!AbemaTVで見てても十分にすごかったけど、生で見ると大迫力!鳥肌立つわ〜!!
だけどこの日は町田サポーターも負けていません。選手たちが切磋琢磨してゲームのレベルが上がっていくように、サポーターも相乗効果でプレーオフはどの試合も凄くいい雰囲気になっていましたね。
※素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って会場まで通い一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。
DUARIG Fリーグ2017/2018 プレーオフ準決勝 第2試合 ペスカドーラ町田 vs 湘南ベルマーレ
2018年1月14日(日) @東京都/駒沢オリンピック公園屋内球技場
試合結果
ペスカドーラ町田 3-2 湘南ベルマーレ(前半2-1)
公式試合記録
町田得点者:99.森岡、8.滝田、22.ダニエル
湘南得点者:21.浦上、44.ジャッピーニャ
ハイライト動画
万年下位から脱却し、ついにクラブ史上初のプレーオフへ進んだ湘南ベルマーレ。
スターティングメンバーはGK87.フィウーザ、FP7.小門、10.ロドリゴ、16.横澤、44.ジャッピーニャ。
キックオフからわずか43秒、森岡薫のドリブルシュートがゴール左上隅を突き抜け幕を開ける!会場のボルテージは初っぱなから最高潮だ。
しかしここからの約10分間はプレーオフの緊張感が、サポーターの作る雰囲気が、選手たちの熱さが、違う方向に出てしまった。選手たちの小競り合いから両者にイエローカードが出される場面も。
特に1点ビハインドの湘南としてはこういう時こそ落ち着いて相手の熱さをいなしたいところだが、むしろこういうラフな展開に慣れているのは町田の方か… イエローカードのその直後、22.ダニエルのシュートパスを8.滝田が押し込み警告を受けた2人のプレーで町田に追加点を許してしまう。
ビハインドを2点に広げられた湘南も反撃を狙うが、イゴールの壁は厚く。6.植松や2.内村のシュートもあとわずかのところでポストに阻まれてしまう。
それでも、前半17分に11.林田フェリペが吹き飛ばされながら獲得したキックイン。町田の守備陣形が整わないうちに素早くリスタートしたパスを受けた21.浦上が魂を込めたミドルシュート!2-1と1点差に詰め寄って前半を折り返し。
リーグ戦の順位は町田が2位で湘南が3位。引き分けの場合は順位が上のチームをが勝ち上がるレギュレーションのため、湘南は絶対に勝利が必要だ。
逆転のために2ゴールが必要な湘南は後半も積極的に町田ゴールを攻める。後半の立ち上がりはどちらかといえば湘南のペースと言えた。しかしゴールが決まらない。
この試合では最後尾での7.小門のディフェンスが重要度を増していた。フィジカルでは森岡薫にも引けを取らない小門だがまだフットサルに転向して1年目。ピヴォの森岡とフィクソのダニエルが前後で入れ替わるとマークを見失うような場面も。
27分、まさにその小門が裏に走りこむダニエルを追いかけるのを一瞬遅れると、そこに絶妙なロビングパスが通る。右サイドからスライディングシュートが決まり、町田に大きな3点目。
再び2点ビハインドとなってしまった湘南。反撃を狙うが時間は徐々に過ぎていき、残り5分というところで5ファウルのピンチに。
3ゴールが必要な湘南は試合時間残り3分で44.ジャッピーニャをGKにパワープレーを開始。しかし、勝利のためには1分に1点ずつのペースでゴールが必要だ。
38分にパワープレーからシュートパスをジャッピーニャが押し込みやっと1点を返す。しかしあと2点の壁は厚く、15.鍛代をGKに替えてパワープレーを続けるもスコアは動かず2-3で試合は終了。ペスカドーラ町田が2年連続でプレーオフファイナルへの進出を決めた。
緑と青の勇者たちの挑戦は、プレーオフ準決勝敗退、第3位という結果で幕を閉じました。今季はチームの躍進だけでなく、FリーグサポーターとJリーグサポーターの融合と盛り上がりも話題になりました。このサポーター席がファイナルになるとどうなっちゃうのか、見たかったなぁ。
バックスタンドだけでなく、メインスタンドのサポーターにも挨拶をくれた選手たち。悔し涙のフィナーレとなりましたがこの1年間の奇跡が湘南に、そしてFリーグに蒔いた種はきっと続くはず。
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★歴史に残る名勝負!! 湘南との境川決戦を制した町田が決勝へ《町田vs湘南》
http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=301150
過去最高の3位になった湘南「夢のようなシーズン」を当たり前にするために奥村敬人監督が必要だと考えること
http://futsalx.com/keitookumura/
プレーオフ・ファイナルへ進んだ町田 岡山孝介監督「我々はチャレンジャー」
http://futsalx.com/kosukeokayama-9/
森岡薫が先制弾に込めたプロの意地
http://futsalx.com/kaorumorioka-5/
プレーオフ ペスカドーラ町田vs湘南ベルマーレ(写真48枚)
http://futsalx.com/2017playoff_ph-4/
町田が境川決戦を制する。翌週、同じ駒沢の地で、名古屋が待つ決勝の舞台へ
https://www.pivo.co.jp/news/12557/
いつも僕らはカスカヴェウを追いかけ続けて来ました(奥村敬人監督・湘南)
https://www.targma.jp/pivoplus/2018/01/14/post40724/
アップでほとんど右でシュートを撃てなかった森岡選手に一発、ズコン! と決められた(奥村監督・湘南)
https://www.targma.jp/pivoplus/2018/01/15/post40772/
【永井義文のフットサル観戦力講座】第3回「町田・森岡薫の“ボールに助走をつける”トン・ドォン!シュート」
http://www.futsaledge.jp/archives/15872
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