2021年6月5日(土)
F2リーグに遅れること2週間、ようやく開幕したFリーグ Div.1。この日はアリーナ立川立飛に立川・府中 vs 町田の試合を観に来てみました。たまには1部リーグのハイレベルな試合が見たいし、そしてこのカードはどっちにも元アグレミーナな選手が所属しているしね!
立川・府中アスレティックFCの今シーズンのホームゲームは「アスレLINEチケット」に登録しての完全前売り指定席。入場者数に上限を設けての開催となっています。一方、ほかのチームでは逆に当日券のみの販売だったりと、コロナ禍の中での試合運営方法はクラブによって様々なようです。
アスレファンタジスタのパフォーマンスに続いての選手入場。立川・府中のホームゲームならではな演出も久しぶりです。
素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って現地まで足を運び夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。
Fリーグ Div.1 2021-2022 第1節 立川・府中アスレティックFC vs ペスカドーラ町田
2021.06.05 sat 15:00 アリーナ立川立飛 (観客数 567人)
試合結果
立川・府中アスレティックFC 3-5 ペスカドーラ町田
公式試合記
立川・府中得点者:14.新井、14.新井、14.新井
町田得点者:9.中村、22.倉科、8.伊藤、3.髙橋、9.中村
試合動画
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【フルマッチ】Fリーグ2021 第1節 立川・府中アスレティックFC vs ペスカドーラ町田 | ABEMA
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昨シーズンは12勝7敗3分、勝点39で5位だった立川・府中アスレティックFC。今季は比嘉リカルド新監督が就任した以外、選手の新規入団はなし。昨季終わりに田中、渡邊、クロモト、上福本などチームの顔だった選手たちが引退や退団をしており、チームは大きく若返ろうとしている。
しかし若返りに関してはペスカドーラ町田のほうが進んでいる。この試合のベンチ入りメンバーの平均年齢は25歳と、立川・府中のそれより2歳若い。こちらも浜松を退団した伊名野慎を獲得した以外は、下部組織からの昇格2名だけが新加入となっている。
第1ピリオド:キックオフ1分でカウンター炸裂!中村充のゴールで町田が先制
ホーム立川・府中のスターティングメンバーはGK 20.山田、FPに8.上村、9.金澤、19.ジョー、79.酒井。町田のスタメンはGK 1.イゴール、FPに8.伊藤、9.中村、10.ヴィニシウス、27.福田。
試合はキックオフからわずか1分、立川・府中のファーストプレーでの攻撃をカットすると町田が一気にカウンター!9.中村がゴールを決めて町田が先制。
中村が中央を駆け上がり、両サイドへのパスを警戒してDFの間が空いたところを見逃さず自らシュート。
序盤からエンジン全開でガンガン前プレを仕掛けてくる町田。立川・府中はこれに気圧されてしまったか、なかなか回避ができず押し込まれる時間が長くなっている。
第1ピリオド半分の10分に差し掛かろうとしても流れを変えることができない立川・府中は、ここでセカンドセットに5.皆本と10.完山のベテランコンビを投入。
するとその直後、ピヴォ当てのパスを受けた14.新井が町田・10.ヴィニシウスのマークを受けながらも足裏トラップでボールを舐めながら反転シュート。これが決まって立川・府中が同点に追いつく。
この日は観戦に来ていた奥さんの誕生日だったという新井。スタンドの愛妻に向かってゴールパフォーマンス。
しかし追いついたと思ったのもつかの間。直後に町田がボール奪取からのカウンター、左サイドを駆け上がった22.倉科が勝ち越しゴールを上げる。
更に、27.福田との接触で反撃のきっかけをつくった10.完山が負傷退場となってしまった立川・府中。ピンチが続く。
公式記録によれば第1ピリオドのシュート数は立川・府中の11に対して町田は8と、立川・府中が上回っているものの決定的なチャンスという意味では町田のほうが上回っていたように感じた。
それもほとんどがカウンターだ。今年の町田は金山友紀が何人いるのかと思うくらい、超スピードスター軍団になっているのかもしれない。
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第2ピリオド:新井裕生のハットトリックで追いついた立川・府中だったが、町田のPP返しに沈む…
1点ビハインドで迎えた第2ピリオド、立川・府中は特に町田の前プレに対してうまく攻めれていなかったファーストセットに11.大徳を入れて修正を図る。
しかし次のゴールを決めたのも町田。26分に8.伊藤の低く抑えたシュートが決まって3-1とリードを広げる。これも町田のプレスが嵌ってのショートカウンターだった。
うまくいかない府中はファウルトラブルにもストレスを溜める。レフェリングのへの不満が爆発し、口論になる場面も…このまま感情を押さえられずに敗れてしまうのか?
比嘉リカルド監督はタイムアウトを取るがそれでも流れを大きく変えることはできず、試合時間が少なくなっていく。すると比嘉監督は好調の14.新井をファーストセットの方にチェンジ。
前線でボールを収められる新井を警戒してか少し町田がプレスラインを下げ、立川・府中が攻撃時に少しずつボランチを絡めた狙いの形を出し始める。
そして試合時間残り6分を過ぎたあたりから立川・府中は5.皆本をGKにパワープレーを開始。
すると右サイドから19.ジョーのシュートを14.新井が押し込んで立川・府中が1点差に追いすがる。
このゴールは公式記録にはジョーのゴールと記載されたが、ABEMAのリプレイを見ると明らかに新井がアウトサイドで触っている。後に新井のゴールに修正された。
更にパワープレーを続ける立川•府中、すぐさまにまたも新井がゴールを決めてハットトリック!同点に追いつく!!
こうなってくると勢いは立川・府中に傾くか、なおパワープレーを続けて逆転を目指す立川・府中。14.新井が。19.ジョーが、8.上村がチャンスを作り続けるが町田の守護神・イゴールがこれをブロックし続けると…
立川・府中のパワープレーのパスをカットした3.高橋がそのままパワープレー返しを決めて勝ち越し。
さらにその直後、なおパワープレーを続ける立川・府中のシュートをイゴールが弾くとそのこぼれ球を9.中村が間髪入れずにパワープレー返し。38mはあろうかというロングシュートはきれいな弧を描いてゴールに吸い込まれた。
試合はこのまま3-5でタイムアップ。パワープレーで追いついた立川・府中だったが、パワープレー返しに泣き、ホーム開幕戦を勝利で飾ることはできなかった。
はぁ、やっぱりF1おもしれーな。っていうのが正直な感想でした。というか町田が強い!「攻撃は最大の防御なり」とよく言いますが、今年の町田を見ていると「守備こそ最大の攻撃なり」という言い回しもありだなと思えるくらい。アグレッシブなディフェンスからのカウンターが凄まじかった!
立川・府中はまだまだ新監督の下でチームを作り直している途中という感じでしたが、その中でも新井選手の好調ぶりが際立っていましたね。昨季は怪我してた時期があって直接プレーを観れなかったのですが、やっと見れた試合でこんなに活躍してくれるとは♪
伊名野選手も町田で元気にやってました。浜松の試合もMyCujooでちゃんとチェックしてるみたい(笑) 次はプレーしているところ、見せてくれよ~!
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