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【優勝はアスレ!府中の名とエンブレムを選手権の歴史に刻む】JFA 第27回 全日本フットサル選手権・決勝戦 名古屋オーシャンズ vs 立川・府中アスレティックFC

2022年3月21日(月祝)


ひさびさの駒沢屋内球技場、この日はJFA 第27回 全日本フットサル選手権・決勝戦を観戦にやってきました。


決勝のカードは名古屋オーシャンズ vs 立川・府中アスレティックFC。例によってアグレミーナは1回戦で負けてしまいました。でもね、今年はけっこう頑張ったんですよ… グリーンアリーナ神戸で行われた1回戦の様子はこちら。

昨年の第26回大会決勝戦の様子はこちら。



2022/2023シーズンからは立川アスレティックFCと名前を変えて再出発するため、茶色のユニフォームに双馬のエンブレムを着けてプレーするのはこれが最後となる立川・府中アスレティックFC。

この決勝戦ではセカンドユニフォームを着ての試合となりますが、ウォーミングアップでは茶色のユニフォームを着て登場。

このチーム名&ホームタウン変更の発端となったのは、府中郷土の森総合体育館でFリーグ公式戦が開催できなくなるという体育館問題。5年前の府中総合体育館ラストマッチもアツい試合となりました。



今回も何かが起きそう…ブラウンに染まったサポーター席を見ているとそんな予感がしてきます。そもそも最近、名古屋が負けるところばっかり見てるんですよね。もう1年以上名古屋が勝つところを生観戦していません。そんなフットサルファン、なかなかいないと思うんだけど…😅



素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って現地まで足を運び夫婦で一生懸命撮った写真です。引用の際には出典の明記とサイトリンクをお願いします。無断での転載・転送はご遠慮ください。


JFA 第27回 全日本フットサル選手権・決勝戦 名古屋オーシャンズ vs 立川・府中アスレティックFC

試合結果

名古屋オーシャンズ 0-1 立川・府中アスレティックFC

公式試合記

名古屋得点者:なし
立川・府中得点者:オウンゴール

試合動画


第1ピリオド:名古屋の怒涛の攻撃を耐える立川・府中がセットプレーの”ワンチャン”を活かして先制!

キックオフから攻勢を仕掛けるのはリーグ戦王者の名古屋オーシャンズ。名古屋といえばスロースターターなイメージがあるが、早い時間からプレスラインを上げ、うまくピヴォに縦パスを当てて立川•府中を押し込む展開となる。

しかし3分、先制したのは立川•府中の方だった。コーナーキックから5.皆本の蹴ったボールが6.アルトゥールのオウンゴールを誘う。


ブラウンに染まったサポーター席を煽る選手たち。皆本はコーナーキックを蹴る前にも、サポーターたちを煽っていた。その想いが乗ったボールがアルトゥールにらしくないオウンゴールをさせてしまったのかもしれない。

チャンスの数自体は名古屋が優勢、しかしこの日は名古屋のシュートがなかなか枠に飛んでいない印象を受けた。それでも、徐々にゴールに近づいてきているが…


そのシュートをことごとくストップしてみせたのが立川•府中のGKクロモト。一度はチームから離れたがシーズン途中チームのピンチを救うために戻ってきたクロモト、この大舞台で獅子奮迅の活躍を見せる。

第1ピリオドは立川•府中が1-0とリードを保ったまま終了。しかし残りの20分、名古屋の圧力から逃げ続けることができるか?


第2ピリオド:合計48本のシュートからゴールを守り通した立川・府中が優勝!

第2ピリオドに入ると更にギアを上げてきた名古屋が立川•府中ゴールを攻め立てる。これを立川•府中は文字通り身体を張って守る、守る、守る。

守備一辺倒となる時間が長く続く立川•府中だったが、その中でほとんど唯一にして最大のチャンスが32分頃のクロモトのキャッチからカウンターに持ち込んだこのシーン。14.新井と9.金澤の2人が抜け出し、GKと2対1という圧倒的有利な状況に持ち込んだが決めきることができなかった。


悔しそうな表情を浮かべる新井。後のインタビューには、自分でシュートに行くか金沢へファー詰めのパスを出すか迷いが生じてしまったと語っている。もしここで決めることができていれば、勝負は決まっていたかもしれない。


名古屋にとってはたったの1点を追いつくことができないまま徐々に残り時間が少なくなってくる、イラつきが露になりやすい展開。そんな中で、自分が出ていない時間もベンチからポジティブな声を掛け続けた平田ネトアントニオマサノリ。


残り時間が5分を切ったころ、ついに名古屋は4.水谷をGKとしたパワープレーに打って出る。


リーグ戦 第11節ではボアルース長野をお相手に同じような展開、1点差のままで残り3分を切ったところからのパワープレーであっという間に逆転してみせたこともある。絶対王者のパワープレーにはそれだけの圧がある。



無限にも思える5分間を耐え抜き、ついにその瞬間が訪れる。虎の子の1点を35分間守り抜いた立川・府中アスレティックFCが全日本フットサル選手権の歴史にその名前とエンブレムを刻んだ。

ピッチには抱き合う選手もいた。その場に倒れ伏す選手もいた。サポーターへ感謝を表す選手もいた。そして皆本晃は人目もはばからず号泣していた。



第27回 全日本フットサル選手権 最終成績

優勝:立川・府中アスレティックFC


準優勝:名古屋オーシャンズ


ということで、優勝は立川・府中アスレティックFCでした。2年連続でとてもドラマティックな決勝戦となりました。

おめでとうアスレ🏆
おめでとうユーセイ🥇

しかし昨年はユースケとウッチー、今年はユーセイと、2年連続で元浜松の選手が日本一の栄光を掴むところを目にすることになるとは。活躍を嬉しく思う一方で、やっぱりうらやましいぞコノヤロー!笑


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