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【3年ぶりにF復帰の仙台、ホーム開幕戦で涙の今季初勝利!】Fリーグ2022 Div.2 第2節 ヴォスクオーレ仙台×アグレミーナ浜松

2022年6月26日(日)


F2リーグ第2節 ヴォスクオーレ仙台 vs アグレミーナ浜松の試合を観戦に仙台にやってきました。


もちろんアグレミーナを応援するために来たわけですが、財政難を乗り越えて3年ぶりにFリーグに帰ってきたヴォスクオーレのホームゲームを見てみたかった。ここ本山製作所青葉アリーナ(仙台市青葉体育館)はF1リーグに所属していた頃から何度もヴォスクオーレが試合をしている体育館ですが、ぼくが来たのははじめて。


選手入場時、元アグレミーナ浜松の中村章選手がこちらに気付いて目線をくれました。でも、プレゼントのボールはさすがに敵サポーターにはくれなかったな🤣


ひとりだけほかの選手たちとは違うところから入場してきた米山マンゾー和樹選手。さすが目立ちたがりだなぁ😅


ウナトラスから出された「オカエリ仙台」の幕。もちろん仙台にはオカエリなんだけど、降格してから4年目もこのDiv.2の舞台で仙台を迎えるとは思ってなかったんだけどなぁ…



素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って現地まで足を運び夫婦で一生懸命撮った写真です。引用の際には出典の明記とサイトリンクをお願いします。無断での転載・転送はご遠慮ください。


Fリーグ2022-2023 ディビジョン2 第2節 ヴォスクオーレ仙台 vs アグレミーナ浜松

2022.06.26 sun 14:00 本山製作所青葉アリーナ(仙台市青葉体育館) (入場者数 965名)

試合結果

ヴォスクオーレ仙台 1-0 アグレミーナ浜松

仙台得点者:77.橋本
浜松得点者:なし

公式試合記録

試合動画



Fリーグに3年ぶりに復帰したヴォスクオーレ仙台。しかし全日本選手権ではF1のボアルース長野を下し、リーグ開幕前のカップ戦でもやはりDiv.1のY.S.C.C.横浜にPK戦で競り勝ち、Div.2優勝のしながわシティを相手にもPK戦にまで持ち込んでいる。もはやその実力はF1級と見て警戒した方がいいだろう。


一方、すっかり2部に定着してしまった浜松のメンバーはGK1.三浦、13.ギレルメ、FP5.鷲北、6.萩原、7.山桐、10.巽(優)、12.川本、16.須藤、18.石川、19.名倉、32.巽(翔)の11名。石川颯が怪我から復帰して、前節からはメンバーが1人増えている。


第1ピリオド:お互い決定機を決められずスコアレスでの折り返し


浜松のスタメンはGK1.三浦、FP5.鷲北、7.山桐、10.巽(優)、16.須藤と、前節からはGKを替えたがFPは同じファーストセット。


FPが9枚となったことで、4枚ごとの“セット替え”ではなく1,2枚ずつタイミングをずらしながら交代していく浜松。最初の交代で早速復帰した石川颯が登場。得意のドリブルで積極的に仕掛けていく。

そして仙台の55.中村が出場すると、容赦なく身体をぶつけていく元チームメイトたち。しかし中村もその身体の強さを活かしてボールをキープ。味方が上がるためのタメをつくる。競り合いの中で、中村の肘が6.萩原の唇に当たって出血、一時交代するようなトラブルも。


立ち上がりからほとんど決定機をつくれていなかった浜松だが、10分に差し掛かろうという頃になってようやくチャンスが増えてきた。その中でも特に気合が入っているのはNo.18 石川颯だ。まるで試合ができることが嬉しくてしょうがないかのように、攻撃に守備にピッチを走り回る。


高橋監督はこのタイミングでタイムアウトを取り、もう1度戦術を確認する。前節、連続失点で“取らされた”タイムアウトとは違う、積極的なタイムアウトだ。


その後も何度か仙台ゴールに迫るが、得点を上げることはできず第1ピリオドは0-0のスコアレスで終了。公式記録によるシュート数は仙台が12に、浜松が7だが体感的にチャンスの数はほぼ同等だったように感じる。つまり浜松はチャンスの数に比べて枠に飛ぶシュートの数が少ないということだろう。


第2ピリオド:均衡ついに破れる。77.橋本の虎の子の1点を守り切った仙台が今季初勝利

第2ピリオド、浜松は同じスタートメンバーでキックオフ。第1ピリオドの後半から続く勢いをキープして、18.石川のドリブルや、ゴレイロ三浦の攻撃参加などでリズムをつくっていく。

三浦の強烈なシュートがDFに当たってコースが変わったが、仙台GKの税田がこれを顔面ブロックでなんとか防ぐ場面もあった。


守備では6.渡邊のドリブルシュートを巽兄弟の連続スライディングでブロック。まるでキャプテン翼よような一場面だ。



しかし第2ピリオドも半ばに差し掛かる27分、ついに均衡が破れる。コーナーキックからファーポストに飛び込んで合わせた77.橋本がゴールを決めて先制は仙台。橋本裕貴はこれがFリーグ初ゴールだという。

攻めながらも失点を許してしまった浜松だがまだ諦めない。13分ごろには32.巽(翔)が左サイドを根性のドリブルで突破し、折り返しを7.山桐がシュート!しかしここは仙台DFが身体を投げ売ってのブロック。


この攻撃で浜松がコーナーキックを得たところでタイムアウトを取るが、このセットプレーも得点には至らず…


残り時間が5分を切ったところで、浜松は16.須藤をGKにパワープレーに打って出る。5人全員での攻撃がハマれば、1点差はまだ十分にひっくり返せるはずだが…


しかしパワープレーでも仙台ゴールをこじ開けることはできず、1点に涙を飲むこととなった浜松。3年ぶりにFリーグの舞台に帰ってきたヴォスクオーレ仙台は、77.橋本の虎の子の1点を守り切ってホーム開幕戦で今季初勝利を上げた。



3年ぶりのホームゲーム、3年ぶりの勝利。一時はチーム解散の危機と言っても過言ではない状況に追い込まれた仙台にとって、待ち侘びた瞬間だったことでしょう。中には涙ぐむ選手やスタッフもいました。


清水監督によれば、自身の選手時代を含めてもヴォスクオーレが青葉体育館で勝ったのは初めてではないかとのこと。うーん、悔しいけど仙台にはおめでとうですね。※調べてみたら、清水監督就任直前の2019シーズン第4節で勝ってました。清水監督として初勝利なのは、間違いないですね。


浜松の元チームメイトたちからめちゃくちゃ削られてたけど、中村章選手も元気そうでしたよ!髪型もイカしたドレッドヘアーになっていました✌️



これで開幕から2連敗のアグレミーナ浜松。ELEVENでのライブ配信でどう見えたかはわかりませんが、生で見ていれば選手たちが頑張っていることはしっかりと伝わってきます。みんな頑張っているし、決して気持ちがないわけじゃない。

しかしだからこそ、それで負けたのならばそれは実力で負けたんだという現実が辛いです。

負け試合の悔しさは美味しいごはんで忘れる!試合後は元アグレミーナ浜松でヴォスクオーレ仙台でもプレーした山野達也氏おすすめの「牛たんの一仙」に行ってきました。なんやかんやで仙台を満喫したのでした😋



※Fリーグ公式サイトよりスクリーンショットで引用

切り替えて、実力が足りないなら実力を上げるしかない!そして試合では実力以上のものを出すしかない!!

選手たちが実力以上のものを出せるとしたら、それはサポーターの応援のはず。次節はホーム開幕戦、たくさんのお客さんの前で、必ずや勝利を!アグレミーナ浜松\\\(۶•̀ᴗ•́)۶////

続きます。



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