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【リモート観戦 by MyCujoo】F2リーグ 2020 第8節 デウソン神戸×アグレミーナ浜松

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2020年12月20日(日)

11月から有観客試合が再開していたFリーグですが、まただんだんと新規感染者数が増えてきたなかでデウソン神戸はほかのクラブに比べていち早く、残るホーム戦の全試合をリモートマッチとすることを11月末に発表していました。

そのため、この日のアグレミーナ浜松との試合も無観客試合に。残念なことですが、年末にかけても新規感染者は増える一方で、チケットを売り出してから直前になって無観客に変更してバタバタするよりはよかったのかもしれません。

ということで、今回はひさしぶりにMyCujooでリアルタイムリモート観戦です!



【リモート観戦 by MyCujoo】Fリーグ2020-2021 ディビジョン2 第8節 デウソン神戸 vs アグレミーナ浜松

試合結果

デウソン神戸 1-2 アグレミーナ浜松

公式試合記

神戸得点者:3.高月
浜松得点者:55.中村、19.名倉

試合動画


首位・柏を追いかける神戸

首位トルエーラ柏を神戸が勝点3で追いかけているのは、今シーズンのF2リーグのサプライズのひとつだ。1巡目で柏に敗れた以外は全勝を続けており、もう一度柏に当たるまでは是が非でも勝ち続けて優勝の芽を残したいところだろう。

ついにFPが全員揃った浜松

一方の浜松は前節の時点で万に一つも優勝の可能性はなくなった。だからと言ってこれ以上同じ相手に2度負けるわけにはいかない。メンバーはGKに2.伊名野、24.三浦、FPに5.鷲北、6.萩原、7.霜出、8.松本、9.松浦、10.田中、12.山桐、16.須藤、19.名倉、20.日永田、22.野嶋、55.中村の14名。

怪我で戦列を離れ気味だった萩原、松浦が揃って復帰し、今シーズン初めてFPが3セット分全員そろった。代わりに外れたのはGKの21.岡島。


第1ピリオド:神戸に先制を許すも、浜松がアイソレーションから同点ゴール

浜松のスターティング5はFPに5.鷲北、7.霜出、8.松本、12.山桐、そしてGKにはNo.24 三浦弘暉!三浦は第3節、ポルセイド浜田戦で途中交代でデビューしているが先発で入るのはこれが初めてだ。

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※写真は2020シーズン F2リーグ第7節より

セカンドセットは10.田中、16.須藤、19.名倉、22.野嶋、サードセットに6.萩原、9.松浦、20.日永田、55.中村という布陣。初めて3セットが揃った浜松は7.霜出をファーストセットにあげてきた。


無観客試合。グリーンアリーナのスタンドに観客の姿も声も、BGMもなく、MyCujooのライブ配信では選手たちの声がよく聞こえる。浜松ベンチからもしっかりと声が聞こえる。優勝の芽がなくなったとて、それでがっくり意気消沈ということはなさそうだ。

浜松はこの試合、守備では前からアグレッシブなプレスを掛け、攻撃では初先発のGK三浦の特長を活かしロングキックで一気にコーナー脇を突こうという考えのようだった。三浦はキックだけでなくスローもかなりの飛距離があり、精度も中々だ。


立ち上がりからセットが1周するまでの約10分間、その狙いはほぼ嵌っていたと言っていいだろう。三浦のロングボールで効率的に相手プレスを無効化し、守備では球際強く行けていて相手の自由にさせていない。しかし一方で決定的なチャンスもつくれてはおらず、先制ゴールを取ったのは神戸。

12分、浜松のクリアボールを中盤からダイレクトで蹴った浮き球のパスが3.高月に通ると、高月はこれを空中でうまくトラップして反転。萩原のプレッシャーを受けながらもファーサイドネットにシュートを決めた。


失点を許してしまった浜松だったが慌てない。それはここまでの戦い方が狙い通り行っているからだろう。実際、シュートチャンスはほとんど作らせてはいないのだ。逆転のチャンスは必ず来る!

そしてセットがもう一度サードに回ってきた38分、浜松は左サイドの20.日永田でアイソレーションを仕掛けると日永田からファーポストで待ち構えていた55.中村にパスが通って同点!

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※写真は2019シーズン F2リーグ第3節より

「アイソレーション」ってなに?という方はこちらに解説記事を別で作ったのでご参照ください。


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第2ピリオド:試合終了間際に名倉佑哉の逆転ゴールで浜松が勝利!

第1ピリオド終了直前に同点に追いつくことができた浜松、このまま一気に逆転といきたいところだ。ベンチからの声も熱を増す。

後半、浜松の守備はさらにタイトさを増し、神戸にほとんどシュートチャンスはつくらせない。相手陣内でボールを奪うとそこから12.山桐が、19.名倉がゴールを狙う。ベンチからは「ナイス若手ー!!」の檄が飛ぶ。


しかし神戸も柏に追いつき優勝を狙うにはこの試合は絶対に負けられない。最後の最後ではきっちり締めて、お互いに無得点のまま時間が過ぎていく。すると残り5分を切ったところで神戸は5ファウルに。

ここが勝負時だとばかりに激しさを増していく浜松。「落とすな落とすな、相手もしんどいぞ!」とベンチからの声。逆にこちらがファウルが嵩んでしまったが38分、ついにその時が来た。

10.田中が相手前プレ2枚の上を通す特大パラレラのパスを出すと、後ろの広大なスペースに16.須藤が走り込む。そして折り返しにスライディングで飛び込んだのはNo.19 名倉佑哉!途中キツそうな素振りを見せていたが見方を信じてゴール前まで走り込んだ。

逆転を許してしまった神戸はタイムアウトを取ってパワープレーを開始。しかし残り時間はわずかに1分強。ようやくの逆転ゴールを決めてテンションの上がっている浜松ディフェンスを打ち崩すには至らず、試合はタイムアップ。



アグレミーナ浜松、連敗を4で止めておよそ2か月ぶりの勝利。٩(ˊᗜˋ)و*。

しっかしホントにおまえら、客がいない時ばっかり勝ちやがって~٩(๑`^´๑)۶

でもこの試合は本当によかった。最後まで走り負けなかったし、ひとりひとりが戦えていた。それがMyCujoo越しでもよくわかったし、だからこそ本当は生で観たかったけれど…

残念ながら今季の昇格はもうありません。それでも、ホームでの勝利、ひとつでも上の順位を目指して戦う姿を見せてほしいし、きっと次のホーム最終戦では見せてくれるでしょう!感染対策には十分に気をつけながら、みんなで歓喜の瞬間を掴みに行きましょう!!


Fリーグ2020/2021 Div.2
第8節 1/9(土) 17:00
アグレミーナ浜松 vs ヴィンセドール白山

会場:浜松アリーナ




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