2020年12月13日(日)

2戦連続のホームゲーム、今回迎えるは広島エフ・ドゥ。前節は1ゴールも上げることができなかったアグレミーナ浜松、今回こそはホームで歓喜の瞬間をつくりたい。
トルエーラ柏に完敗してしまった前節の様子はこちら。

今回、家を出るのがちょっとギリギリになってしまったので遅めのお昼ごはんをアリーナで。タクシーがいろんなテイクアウトグルメをデリバリーしてくれるFoodelixもいいけれど、ぼくはやっぱりこのいづみやさんのカレーが好きですね😋

選手たちのウォーミングアップを眺めながらカレーを食べてると、お!伊名野選手が出場停止から復帰している!

おっと…?しかし今日もお口には十分気をつけようね(なんのことかわからない人はこちらを参照)

会場には前回を超える652人が駆け付けました。本当に、入場制限が続く中でこれだけお客さんが集まる試合はFリーグの中でも随一です。この雰囲気の中で勝利の喜びを感じたい!
※素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って現地まで足を運び夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。
Fリーグ2020-2021 ディビジョン2 第7節 アグレミーナ浜松 vs 広島エフ・ドゥ
2020.12.13 sun 15:00 浜松アリーナ (観客数 652人)
試合結果
アグレミーナ浜松 2-3 広島エフ・ドゥ
公式試合記
浜松得点者:9.松浦、20.日永田
広島得点者:12.佐々木、5.新後、18.南口
試合動画

第5節アウェイ広島戦を発端に3連敗中の浜松、ここまで2勝4敗で勝点6の第4位。正直優勝の可能性はもうほとんどない状態となってきたが、まずはホームで1勝、そしてひとつでも上の順位を目指したい。

一方の広島は3勝2敗1分の勝点10で第3位。この時点で勝点8差の首位・柏の今節の結果はまだ出ていなかったので、追いすがるにはとにかく目の前の試合を勝たなければならない。
立ち上がりから主導権を握ったはずの浜松だったが、少ないチャンスを決めた広島がリード

浜松のスタメンはGK2.伊名野、5.鷲北、8.松本、10.田中、12.山桐。出場停止明けの伊名野が第2節以来の出場となる。セカンドセットには9.松浦、19.名倉、16.須藤、22.野嶋、サードセットが5.鷲北、7.霜出、20.日永田、55.中村。このあと1人ずつスライドしながらローテーションしていくいつものパターン。
立ち上がりから主導権を握ったのは浜松のほうだった。引いて守った前節と違って、序盤からプレスラインを上げて積極的にシュートを狙っていく。

特にこの日、高いシュート精度を見せたのはNo.8 松本行令。いきなりポストを叩く惜しいシュートを見せ、前半には何度も枠内シュートを放っていた。
第1ピリオド、公式記録上のシュート数は浜松19に広島9。チャンスの数では圧倒的に浜松だったが、しかしゴールを決めたのは少ないチャンスを生かした広島の方。

4分に16.冨廣の打ったロングシュートはGK伊名野の真正面だったが、伊名野はこれをキャッチではなく前方へ弾いてしまうとそこへ飛び込んだ12.佐々木が押し込んでゴール。
先制を許した浜松だったが試合の主導権自体は渡さない。3-1の形で後ろの3枚でボールを回し、相手DFの隙を見てサイドで縦パスを入れる。そこから12.山桐の惜しいファー詰めのシーンがあったが惜しくもタイミング合わず…

また、相手陣内で7回連続リスタートが続くと8.松本のシュートがまたもポストを叩くがこれも決まらず…

立て続けのチャンスを決められないでいると、流れは相手に移ってしまうもの。コーナーキックから5.新後のコンパクトな振りで低く抑えた強烈シュートが決まって広島が2点目。
相手の倍以上のシュートを打ちながらも、結果は0-2。第2ピリオドでは必ずホームに浜松ラッパの音を響かせたい(今季は感染拡大予防のため鳴り物禁止なのでラッパは事前録音)
スポンサーリンク
1点差まで追い上げるも2度の第2PKを生かせなかった浜松、反撃及ばず4連敗…
攻めながらも2点を追いかける展開となってしまった浜松は後半、さらにプレス強度を上げていく。

しかし次のゴールも広島だった。23分に右キックインからゴール前で受けた18.南口のシュートを一度は伊名野が止めるが、その跳ね返りを誰もクリアできずにいると南口自身に押し込まれて3点差。

3点のリードを有した広島はここでGKを2.尾関から1.岩山に交代。岩山はこれがFリーグデビュー戦となった。GKが変わっても、浜松はゴールを割ることができないまま時間が過ぎる。

ようやく浜松が反撃の狼煙を上げたのは33分、9.松浦が何度か狙っていたサイド際での股抜きからのカットインシュートがネットに突き刺さり、ようやくホーム浜松アリーナでの今季初ゴール。しかし喜んでる場合じゃない!
と思ったら、カメラマンの方向には一瞬だけしっかりポーズを決めていたようだ(笑)
まだ点差は2あるが、このゴールの直後に広島は5ファウルに。残り時間はまだ5分近くあり、これで勝負はまだまだわからなくなってきた。
そして早速そのチャンスがやってくる。36分に山桐のシュートがポストに跳ね返ったところ、ゴール正面で日永田にチャンス。これを広島DFがファウルで止めて浜松が第2PKを獲得!
しかし16.須藤がキック前の駆け引きに時間を使いすぎてしまい、この大チャンスをまさかの4秒ルール違反でふいにしてしまう…

それでも38分頃にはもう一度第2PKを獲得、次のキッカーは12.山桐。今度は4秒以内にシュートを放つが、再び交代してきたGK尾関に胸で止められてゴールはならず。2度の大ピンチを凌いだ広島のベンチは近づく勝利に大盛り上がりだ。

ファウルを受ければ第2PKを得ることができる浜松は、今回はパワープレーを選択しなかった。流れの中でゴールを目指し残り30秒というところで20.日永田のゴールで1点差までは追い上げたものの、ついに追いつけないままタイムアップ。
ホームで2連敗、リーグ戦を4連敗。あと3試合を残して柏との勝点差が12に広がった浜松は、これで数字上でも優勝の可能性は完全にゼロとなってしまった。

試合後の鷲北選手の悔しそうな姿が印象的でした。前回も当然負けたくなかっただろうけど、この試合では本当に勝ちたい気持ちを表現してくれた選手が何人かいました。彼は間違いなくその内のひとりでした。
試合数が少ないから?試合数が少ないのに?今の浜松は”戦えている”選手とそうでない選手のギャップを大きく感じます。相手のプレッシャーを受けながらシュートを打つ瞬間、ちょっとずれたパスにあと一歩が届くかどうか、切り替えの早さ、そういう場面場面で感じるチーム内でのコンディションの差が大きいような。
ーこの広島戦に向けてどんな準備をしてきたか?
セットプレーがうまいチームなので、セットプレーから失点をしないようにしたかった。しかし前半にやられてしまったのでそこは残念だった。
ーこの時期に相当走りこんできたと聞いているが、意図は?
選手のみんなは一生懸命やっていると思っているが、見てる人に伝わらないと意味がないので、もっとお客さんに走ってる姿を見てもらいたいと思って。
ー終盤にパワープレーをしなかったのは?
5ファウルが溜まっていたので、パワープレーをするとファウルがもらいにくいので、1対1が得意な選手も多いのでそれを生かそうと思った。
ー次節、神戸戦に向けてはどんな準備を?
もっともっと走って、選手が嫌になるくらい走って、試合に臨みたいです。
最近のコロナウィルス感染再拡大の影響で、次節のアウェイ神戸戦はふたたび無観客試合となってしまいました。浜松はまだホーム戦を残しているけど、次も見に行けるとは限らないし、見に来てくれるとは限らない。
選手たちにはぜひ、いまできる全力100%のプレーを見せてほしいなと思います。
Fリーグ2020/2021 Div.2
第8節 12/20(日) 15:00
アグレミーナ浜松 vs デウソン神戸
会場:グリーンアリーナ神戸
(リモートマッチ)
関連記事
参考記事

にほんブログ村