2020年1月13日(月)
もうね、こうなったら半分以上“意地”です。
たとえF1昇格は叶わなかろうとも、たとえ勝とうが負けようが順位は変わらずとも、ここまで来たらアグレミーナ浜松の今シーズン全試合を見届ける。そんなよくわからん使命感に背中を押されて前日の日曜のうちに新幹線にライドオン!
さて、広島駅には今シーズンの開幕・浜田戦の時にも立ち寄っています。最初と最後の遠征の地が同じ駅になるとは感慨深い。6月と比べるとリニューアル工事が終わって綺麗になってますね!
到着したらまずは腹ごしらえ。前回に来たときには食べられなかった揚げもみじ。外はサクサク、中はふっくら、あんこはしっとり、うまし(๑´ڡ`๑)
お好み焼きは前回も食べたけど、そう何回もくる土地ではないし…ってことで夕飯はこちら。みっちゃん総本店で食べたのは初でした😋
前泊した翌日、ブランチには広島市民のソウルフードらしい「ちから」のうどんとおはぎを頂きました。街中にも郊外にもあるうどん店チェーン。言ってみれば“広島の鐘庵”みたいな感じかな?
さてさて、食の面では広島をしっかりと満喫。この勢いで広島エフ・ドゥのことも食ったるで〜!レンタカーを飛ばすとフリーザの宇宙船みたいな体育館、安佐北区スポーツセンターが見えてきました!!
広島エフ・ドゥはこの最終戦に「ホーム満員計画」と称してYouTubeを中心に選手たち自身様々なプロモーションを打ってきました。その甲斐もあってか、体育館には開場前から行列が!
700人を超える観客動員は今シーズン最多だそうです。これは相手は気合入ってるだろうなー。それでも浜松にだって意地というものを見せてもらいたい(๑•̀ㅂ•́)و✧
ホーム最終戦でヴィンセドール白山に勝利した前節の様子はこちら。
清水でのホーム戦初開催に悔しい逆転負けを喫した前回の広島との対戦についてはこちら。
※素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って会場まで通い夫婦で一生懸命撮った写真です。適切な引用は歓迎しますが無断での転載・転送はご遠慮ください。
Fリーグ2019/2020 ディビジョン2 第14節 広島エフ・ドゥ vs アグレミーナ浜松
2020.01.13 mon 13:00 安佐北区スポーツセンター (観客数 703人)
試合結果
広島エフ・ドゥ 5-0 アグレミーナ浜松
広島得点者:18.南口、4.水田、9.武田、5.永井、8.川田
浜松得点者:なし
公式試合記録
ハイライト動画
3位につけている広島エフ・ドゥだが、2位のボルクバレット北九州にはもはや追いつけず、今季昇格の可能性はない。それでもホーム満員計画を合言葉に準備を重ねてきたこの試合に懸ける思いは強いはずだ。
対するアグレミーナ浜松は5位。たとえ勝っても4位のトルエーラ柏には追いつけず、負けても6位のデウソン神戸に抜かれることもない。この日のメンバーは2.伊名野、5.鷲北、6.萩原、8.松本、10.田中、11.中村(友)、12.山桐、13.山元、16.須藤、17.磯田、20.日永田、21.岡島、22.野嶋、23.石川の14名。
前半:互いにチャンスはつくれど決めきれず、スコアレスのままの折り返し。
浜松のスタメンはケガから復帰して3戦目のGK21.岡島、FPには5.鷲北、8.松本、11.中村(友)、16.須藤とここ数試合おなじみのセット。これを2枚ずつ交替していってFPは23.石川を除いて全員が出場した。
立ち上がりから試合はホーム最終戦に気合を入れる広島の攻撃を浜松が受けて立つ展開。こう書けば格好は良いが、しかし広島の前プレに押し込まれ気味となる浜松。
10.田中、16.須藤、20.日永田、22.野嶋のLUZセットではクアトロで長い時間ボールは回すものの、なかなかそのプレスを回避して相手陣内までボールを運ぶことはできないでいる。
それでも前半残り5分頃からは浜松がチャンスをつくりはじめる。8.松本が獲得したゴール前フリーキックは16.須藤が直接狙うも壁に阻まれる。
この時間帯になると浜松のプレスラインも徐々に上がってきて、11.中村(友)や20.日永田が高い位置でドリブルを仕掛けたり、ピヴォの12.山桐に縦パスが入る場面も多くなってきた。
そして前半残り12秒というところで獲得したコーナーキック。豊島監督はこの最後のチャンスにタイムアウトをとって臨むが、10.田中の出したパスは相手にカットされて前半終了。
互いにチャンスはつくれども決めきれず、前半はスコアレスで折り返し。しかし浜松はGK岡島のセーブにもかなり助けられている。後半、早いうちに先制点を取りたいところだ。
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後半:均衡が破れると広島が怒涛のゴールラッシュ…!
後半の立ち上がりまでは、前半終了間際のあたりから主導権を握り始めた浜松の攻勢が続く。
まずはキックオフ直後に獲得したフリーキック。サインプレーからファーポストに滑り込んだ11.中村(友)にパスが通るが、このシュートは後半から出場した広島GK吉村がブロック。
この試合を最後に現役引退を表明しているGKの吉村和大。この後も浜松のシュートを止めるたびにベンチと一体となって吼える。
すると27分、先制ゴールを奪ったのは広島。12.佐々木の折り返しをゴール前で18.南口が後ろに倒れ込みながらシュート、これが決まってついに均衡が破れる。
こうなると一気に試合は動き出す。直後にはカウンターからYouTubeでホーム満員計画をアピールし続けてきた4.水田のF初ゴールで広島が追加点。
2点を追いかける展開となってしまった浜松、フリーキックを16.須藤が直接狙うがまたもGK吉村にセーブされる。
しかし、広島はこのファウルで試合時間を9分残して5ファウルに。浜松にとっては追いつくチャンスだが、5ファウルとなった途端に審判の笛が渋くなるのは”Fリーグあるある”。更にF2に来てからはその傾向が一段と強くなったように感じる。
中村が、田中が、日永田が広島ゴールを狙うが、GK吉村を中心に身体を張った全員守備でこれを耐え凌ぐ広島。仲間が相手シュートをブロックする度に声が上がる広島ベンチとは対照的に、浜松ベンチはだんだんと静かになっていく。
じりじりと追いつくための残り時間が少なくなってきた36分、広島GK吉村が浜松のコーナーキックをカットするとそのまま自らドリブルで持ち上がりカウンター。吉村のパスを受けた9.武田がシュートをゴールに流し込み、これで3点差。
浜松はタイムアウトを取ると11.中村をGKに据えたパワープレーを開始するが…
あっさりと5.永井にパワープレー返しを受けて4点差に。
そして最後にはGKの吉村と同じく今季で引退を表明している8.川田のパワープレー返しも決まってダメ押し。広島が5得点の完全勝利で試合は終了。
ホーム満員とはならなかったが、広島エフ・ドゥは今季最多の観客を動員しホーム最終戦を有終の美で飾った。
0-5。
これが今季の最終試合。1年間の集大成。
この後、新型コロナウィルスの世界的な蔓延を受けて今年の全日本フットサル選手権は中止。本当に本当の意味で、これが最後の試合となってしまいました。
当日の試合を実況していたアグレミーナ浜松公式ツイッターの綴ったこの言葉。これは誰の言葉なんだろう?中の人が誰かということではなくて、これはクラブ社長の言葉なのか、それとも監督の気持ちなのか、キャプテンや選手ひとりひとりの想いなのでしょうか。それが見えない、わからない。
F2リーグ優勝。1年でF1に戻る。その目標が達成できなかったことは誰の目にも明らかです。相手のあるスポーツだから結果はしょうがない。でも、今シーズン掲げた「Sense of 4 unity」という目標、スローガン。これはどんなに負けたとしたって実現できる可能性はあったはず。この目標は達成できたのか?できなかったとしたら何故なのか?
アグレミーナはチームとして何を目指し、何と戦い、そして何に負けたのか。この最後の試合からしばらく時間が経った今でも、結局それはわからないままでした。
アグレミーナが惨敗したそのあと、埼玉では静岡学園高校が高校サッカー選手権で優勝!
その前日には藤枝順心が高校女子サッカー選手権を優勝していて、これで高校サッカーは男子も女子も揃って静岡代表がアベック優勝。素晴らしい🙌
おかしいなぁ。フットサルの静岡代表がボロ負けした以外は全部想像していた通りになったのに…
帰りの駅弁はむさしのむすび!今回、なかなかに広島グルメは食べ尽くせたと思うんだけど勝点3だけは頂けませんでした😖 駅弁はとても美味しいはずなのに、なぜか苦さとしょっぱさを嚙みしめながらこれにてぼくたちのFリーグ2019/2020シーズンは閉幕です。
今年は遠くまで遠征に行くメンバーが多く、どこの体育館に行っても知った顔と会うことができました。みなさん1年お疲れさまでした。きっとまた2020/2021シーズン、元気にお会いしましょう٩( ᐛ )و
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