
2021年10月17日(日)

ホームでの完敗から2週間。この日は石川県七尾市でヴィンセドール白山との共同開催、アグレミーナ浜松は広島エフ・ドゥと対戦します。緊急事態宣言もようやく明けて、今シーズン初の遠征旅へ行ってきました。
アグレッシブなディフェンスを見せるもしながわシティを相手に完敗した前節の様子はこちら。
リーグ中断期間中にどうも運営陣内でゴタゴタがあることが外部にまで伝え漏れてきてしまったアグレミーナ浜松。なんとか無事にホームゲームは運営できてホッとしたのも束の間。今度は岡島選手が急遽退団を表明するという事件が…
このタイミングでの退団、クラブからの正式なリリースはなく個人のツイッターのみでの発表、このゴタゴタと無関係とは思えません。選手や監督のコメントの端々に出てくる“チーム事情”という単語。一体いまアグレミーナ浜松で何が起きているのか…?

ただひとつだけ確かなことは、ぼくたちはこれからも岡島工選手を応援していくということです。
今までありがとうおかじ、頑張れおかじ。
素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って現地まで足を運び夫婦で一生懸命撮った写真です。引用の際には出典の明記とサイトリンクをお願いします。無断での転載・転送はご遠慮ください。
Fリーグ2021-2022 ディビジョン2 第9節 アグレミーナ浜松 vs 広島エフ・ドゥ
2021.10.17 sun 11:00 七尾市総合市民体育館 (入場者数 78名)
試合結果
アグレミーナ浜松 3-2 広島エフ・ドゥ
公式試合記
浜松得点者:10.巽、18.石川、7.山桐
広島得点者:12.佐々木、12.佐々木
試合動画

浜松のこの日のベンチ入りメンバーはGK1.三浦、13.ギレルメ、FPは2.生駒、5.鷲北、6.萩原、7.山桐、10.巽、14. 川辺、16.須藤、18.石川、20.磯田の11名。8.松本、81.田中の負傷欠場が長引いており、少ない人数での遠征となっている。
対するは勝点差2で首位しながわを追いかける2位の広島。この差が広がらない方がリーグとしては盛り上がるだろうが、かと言って浜松だって負けるわけにはいかない。
第1ピリオド:イタリア帰りの新加入・生駒瑠唯が早速デビュー!

第1ピリオドキックオフ、浜松のスタメンはGK1.三浦、5.鷲北、7.山桐、16.須藤、18.石川。立ち上がりから積極的にシュートを狙っていく。

そして2分頃には先日、新加入が発表されたNo.2 生駒瑠唯がピッチイン。10代のころからイタリアに挑戦し、コロナの影響もあって今季は日本でプレーすることを選んだ期待の若手選手だ。

どうやら生駒は左アラでのプレーが得意な選手らしく、この日はファーストセットに織り込む形で起用された。

セカンドセットは6.萩原、10.巽、14. 川辺、20.磯田。怪我人の多さも手伝って、この日の浜松は史上最も平均年齢が若かったのではないだろうか。

攻撃でも守備でも決して悪くない立ち上がりを見せていた浜松だったが、4分コーナーキックから12.佐々木にミドルシュートを決められて先制を許してしまう。
課題としていたセットプレーでの守備でまたも失点してしまった浜松だが、気落ちすることなくゴールを狙う。10分頃には20.磯田の絶妙なパスで10.巽がGKとの1対1となるが決め切ることができず。

更に12分頃にはボールカットから16.須藤→18.石川→7.山桐とつなぐが…最後を決められず!頭を抱えて悔しがる山桐。

この日高いパフォーマンスを見せていた山桐正護。ピヴォとして前線で収めてくれるのももちろんありがたいが、素晴らしいのはそのあとプレッシャーを受けながらも正確なパスを出せていたこと。そのおかげで浜松は相手のDFラインを押し下げてから攻撃を組み立て直すことができ、普段よりボール支配率が高くなっていた。

守備ではゴレイロ三浦や6.萩原が身体を張って相手シュートを防ぎこれ以上の失点を許さない。第1ピリオドにゴールはなかった浜松だが、追いつける可能性は十分に感じながら0-1で試合を折り返した。
渡邉知晃 ベースボール・マガジン社 2021年07月14日頃
第2ピリオド:巽&石川のゴールで逆転した浜松、終盤に追いつかれるも山桐の残6秒弾で勝利!

第2ピリオド、スターティングメンバーは同じくGK1.三浦、5.鷲北、7.山桐、16.須藤、18.石川。1点ビハインドの浜松は更に積極的にシュートを狙っていく。第1ピリオドにはあまり見られなかったGKのオーバーラップシュートも。

その中でも「俺が決めるんだ!」という強い気持ちがプレー全面に押し出されていたのがNo.10 巽優太だ。左サイドでのアイソレーションからのカットインシュートを何度も狙っていく。
25分には巽の仕掛けをきっかけに中盤でボールの取り合いとなると、ルーズボールを14. 川辺が拾い、そして20.磯田が絶妙なノールックパス!最後は10.巽が豪快に突き刺し浜松が同点に追いつく。

正直、その前のプレーでは持ちすぎることにリスクを感じていた巽のプレーだったが、結果的には気持ちの強さが良い方向に作用した。
このゴールがチームに更に勢いを与える。逆転を狙って広島ゴールにシュートの雨を降らせる浜松。
そして29分、おそらく練習通りだったであろうコーナーキックからのサインプレー。10.巽のダイアゴナルパスにドンピシャのタイミングで飛び込んだ18.石川のスライディングシュートが決まって逆転!

前節はオウンゴール判定されてしまった石川のゴールだったが今回は文句なし!スライディングでのシュートもゴール上を狙った良いコースだった。

2-1と逆転に成功した浜松、その後も攻撃の手を緩めることはなく広島に決定機をつくらせない。すると広島は試合時間残り5分頃から9.武田をGKに置いたパワープレーを開始。
この広島のパワープレーにも高い集中力を見せていた浜松、2度ほどGK三浦がパワープレー返を狙ったが惜しくもゴールマウスを捉えることはできなかった。

すると残り2分を切ったところで、一瞬の隙を突かれてパワープレーから12.佐々木に同点ゴールを決められてしまう。またこのパターンか?嫌な予感がサポーターの脳裏をよぎるが…
今回は“そのパターン”ではなかった!勝ちを狙う広島が最後のチャンスにロングスローを浜松ゴール前に入れるが、ルーズボールを16.須藤が身体を張って奪い、それを5.鷲北が運んで、最後に決めたのは7.山桐!セグンドに走り込みGKを迷わせた6.萩原もナイスランだった。

勝ち越しゴールが決まったのは試合時間残り6秒!この劇的ゴールの直後に試合はタイムアップ。浜松が広島についに初勝利を挙げた。
アグレミーナ浜松、七尾の地で広島エフ・ドゥに初勝利ヾ(・∀・)ノ゙バンザーイ
いやー、正直広島にはいつも「勝てそうなのに気持ちの差で負けた」って感じの試合が続いていたので強い気持ちを見せて初めて勝ってくれたのはめちゃくちゃ嬉しい!

しかしこの最後の挨拶…勝ち慣れてないチームって感じだなぁ😅勝利のバンザイもばっちり決まるようにここから何回でも勝っていきましょう🙌

※Fリーグ公式サイトよりスクリーンショットで引用
この勝利で勝点3を積み上げた浜松、順位の入れ替わりはありませんでしたが3位くらいまでは射程圏内に入ってきました。一方の広島にとっては痛恨の敗戦でしたが、この節はしながわも神戸に引き分けたため勝点差は1広がっただけに留まり3ポイント差をキープ。次節はホームで首位との直接対決を迎えます。

さてさて、試合を見たあとは能登島で海鮮丼を堪能し、

寒い寒いといいながら海辺の足湯で温まり、

道の駅でおみやげをたくさん買って帰ってきました。いやー良き遠征だったなぁ🤗

なんだか納得いかないことも色々あるけど、選手たちは頑張っている。その姿はやっぱり応援したいし、応援し続けられるクラブであってほしい。
次節はひと月ぶりのホームゲーム、アグレミーナとは何かと相性のいいハロウィン間近の試合です。入場者の制限は解除され、どなたもチケットを購入して観戦することができます。
みんな仮装して浜松アリーナに集合だ🎃👻🧙♀️
Fリーグ2021/2022 Div.2
第10節 10/30(土) 18:30
アグレミーナ浜松 vs ポルセイド浜田
会場:浜松アリーナ
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