FUT-LOG

フットサルを中心に雑食的フットボール観戦記。

【ホームで完敗の浜松、はやくも優勝争いに黄色信号か…?】Fリーグ2023 Div.2 第3節 アグレミーナ浜松×マルバ水戸FC

2023年6月25日(日)


今シーズン2回目のホーム・浜松アリーナでのゲーム、前回はミラクルスマイル新居浜を相手に快勝をしたものの、ホーム戦運営のクオリティについてはちょっぴり苦言を呈しておりました。


今回は公式サイトにホーム戦各種情報が事前告知され、ほぼ定刻通りに開場し、各種案内貼り紙も充実しているなど、前回から比べれば明らかな改善といえるでしょう。

グッズ売り場ではいつものあみぐるみに代わって?アグレックマ・アクリルキーホルダーが登場!外のキッチンカーコーナーでは、39フードトラックで甘々娘シュウマイを買ってきました。


今回はひさひざにアリーナ席に陣取ってみました。やっぱりアリーナ席は選手が近い!迫力あるプレーが見られそうです😆

アウェイでリガーレヴィア葛飾に敗れた前節の様子はこちら。本当に優勝をめざすなら、こんな序盤での連敗は許されないぞ!


素人が撮った下手くそな写真ですが、それでも時間とお金を使って現地まで足を運び夫婦で一生懸命撮った写真です。引用の際には出典の明記とサイトリンクをお願いします。無断での転載・転送はご遠慮ください。


Fリーグ2023-2024 ディビジョン2 第3節 アグレミーナ浜松 vs マルバ水戸FC

2023.06.25 sun 17:00 浜松アリーナ (入場者数 1,021名)

試合結果

アグレミーナ浜松 4-8 マルバ水戸FC

浜松得点者:5.鷲北、7.山桐、5.鷲北、7.山桐
水戸得点者:5.辛島、7.荒井、12.内藤、10.菊地、34.本多、11.眞田、11.眞田、5.辛島

公式試合記録

試合動画

※FリーグTVは月額2200円で1部試合のLIVE配信と全試合アーカイブ配信が見放題!



前節、アウェイで葛飾に敗れてしまった浜松。しかし第2節で長野と水戸が引き分けたり、今節はその葛飾が新居浜に敗れたりと混戦模様のF2リーグ。今節勝利すれば再び首位返り咲きもあり得る。今日のメンバーは5.鷲北、6.萩原、7.山桐、9.柳、10.巽(優)、11.生駒、12.川本、13.ギレルメ、14.内野、16.巽(翔)、17.川島、18.石川、23.曽根の13名。


開幕節は試合がなかったため、第2節で長野と引き分けたあとのこれが今季2試合目のマルバ水戸FC。昨シーズンの対戦成績は1勝1分。


第1ピリオド:立ち上がりから失点を重ねる浜松、第1Pだけで5点ビハインド…


キックオフ!浜松のスタメンはGK13.ギレルメ、5.鷲北、10.巽(優)、11.生駒、16.巽(翔)。25.熊谷の出場停止を受けて、プレシーズンから固定されていたスタメン組み合わせを変えてきた。

まだ試合開始直後の1分、コーナーキックの跳ね返りを拾った5.辛島の強烈シュートが突き刺さり、水戸が先制。

セカンドセットは7.山桐、12.川本、14.内野、18.石川。しかしメンバーを入れ替えても試合は落ち着かず、3分にはまたもコーナーキックから失点。ゴール前に抜けてしまったパスに飛び込んだ7.荒井のゴール。

浜松はたまらずタイムアウトを取ってセットの組み合わせを大きく変えていく。そのあとは少しずつだが攻撃チャンスが増えてきた。まずは1点を取り返したい。


しかし反撃ゴールが決まらないまま第1ピリオド終了が近づいてくると、ゴレイロの13.ギレルメをそのまま上げてのパワープレーを仕掛け始める。


だがそのパワープレーからのシュートともパスともつかない中途半端なボールを水戸のGK・内藤にキャッチされると、これを綺麗にパワープレー返しされて3失点目。

さらには残り1分というところで、14.内野が最後尾であってはならないミスでボールを失うと10.菊地にGKまでかわされて失点。続けてGKのロングスローに抜け出した34.本多が後ろから来るボールをスーパートラップ!GKとの1対1を冷静に決める。


セットプレーによる連続失点にパワープレー返し。マルバ水戸が前半だけで5点をリード。浜松は後半、目を覚まして逆襲できるのか?ホームで無様な負けは許されないぞ!



ハーフタイムにはふたたびSTARMARIEが登場して、今シーズンの公式応援ソング「ONE」を披露。この楽曲は6/28から各種音楽配信サービスでリリースされている。


第2ピリオド:目を覚ました浜松が反撃開始するも時すでに遅し…

第2ピリオドのGKは変わらず13.ギレルメ、FPに5.鷲北、10.巽(優)、11.生駒、16.巽(翔)。ハーフタイムに気合を入れなおしたか、円陣の時には今季で一番の掛け声が出ていた。


しかし気合いとは裏腹に立ち上がりにいきなりGKの4秒保持で水戸にゴール至近の間接フリーキックを与えてしまう。このピンチを凌ぐと今度は浜松のセットプレー、5.鷲北のミドルシュートが相手DFに当たってゴール。


立ち上がりにまずは1点を返し、DFでは第1Pと比べ物にならないほど集中が戻った浜松。しかしその後はなかなか水戸ゴールに迫れないまま時間が過ぎていく。パワープレーは使うしかないだろうが、問題はいつ始めるか?

11分に今度は相手GKの4秒保持で浜松が得た間接フリーキック。最初のシュートは防がれたが、もう一度シュートを狙った7.山桐が決めて残り3点差。

そして5.鷲北をGKに据えたパワープレーを始めると、35分にパワープレーからゴール中央で折り返しを受けた5.鷲北のゴール!


反撃の兆しを見せ始めた浜松。3-5と2点差まで追い上げ、この調子でゴールを重ねられれば追いつくことも十分に可能と思えたが…

しかしこの後、連続してパワープレー返しを喰らってしまいせっかく追い上げた3点をあっという間に失う。


37分には7.山桐がパワープレーからゴールを決めて4-8とするものの、試合はこのままタイムアップ。ハーフタイムで目を覚ました浜松だったが、気合を入れ直すのが遅過ぎた。追いかけても突き放され、ホームで完敗。はやくも優勝争いに黄色信号か!?




4-8、ホームで完敗。開幕戦で荒稼ぎしたかと思った得失点差の貯金もあっという間に使い果たし、順位は一気に7位に転落。

立ち上がりの連続失点に、返されるゴールの方が多いパワープレー、なんだか10年前のまったく勝てなかった時代のアグレミーナを思い出すという声も聞こえてくる一戦となりました。

この試合でもパワープレーのゴレイロ役を務めた鷲北 一樹選手。悔しいを通り越して、不甲斐ない。多くの観客を前に情けない試合をしてしまい申し訳ない。そんなコメントをしてくれました。

ただ、なんだろう。

これはあくまで個人的な感想なのですが… 負けてもちろん悔しいんだけど、でもその一方でそこまで悔しさを感じていなかったりする自分がいます。どこかでちょっと「やっぱりか…」って思っちゃっているのです。


エンタメに力を入れて、観客動員No.1をめざす。それはもちろん素晴らしいことです。毎回ゲストが来てくれて、ハーフタイムライブも盛り上げてくれます。

STARMARIEファンの人たちもライブだけでなくフットサルもすごく楽しんでくれていて、最後まで「頑張れー!」「行けるぞー!」と声を出していました。

だけど、選手たちがそれと同じことをする必要は必ずしもないのではないかな。連日のインスタライブ、試合前日夜に開催される個サル、試合当日の食レポツイートやトークショー。

その影響かどうかは外の人間にはわかりません。しかしこの試合の第1ピリオドはそういったことの積み重ねによる身体的、精神的コンディションに影響があったのではないかと言われても仕方のないパフォーマンスだったかな、と。

本気で勝利をめざして戦う選手たちを本気で応援して、勝てばめちゃくちゃ嬉しくて、負ければ悔しくてたまらない。その一喜一憂こそがスポーツのいちばんのエンターテイメントだと思うのです。

まだまだリーグ戦もホーム戦も続きます。

この浜松アリーナで、真の意味でスポーツとエンタメが融合した、興奮と感動の渦に巻き込まれるようなそんな体験がいつかできますように。


そのためにはアウェイで勝って帰ってこよう٩( ᐛ )و

Fリーグ Div.2 第4節
ヴォスクオーレ仙台 vs アグレミーナ浜松
2023/7/2(日) 14:00キックオフ
会場:本山製作所青葉アリーナ


関連記事


参考記事


にほんブログ村 サッカーブログ フットサルへ
にほんブログ村

スポンサーリンク